認知症という現実と、夢として甦る過去。夢の中の「わたし」を信ずべきか、覚醒した後の「自分」を信ずべきか……。小説『夢外記』の発売です。
パレードブックス新刊
『夢外記』(十億・著)
認識の水底から立ち現れる……過去と現在。
これは、正常な機能を失った脳の見せる混迷なのか…。
ひっそりと肌が泡立つ物語。
太一は、アルツハイマー型認知症との診断を受けた後、明瞭かつ詳細にわたる過去の夢を見るようになる。 いくども夢を見るうちに、夢の中での経験が、実は新たに作り替えられた「過去」なのではないかと疑いはじめる。 そしてどうやら、太一の「現在」も、ほんとうに変わっていっているようだ。 これは、正常な機能を失った脳の見せる混迷なのか…。 時間の経過とともに自らの記憶も更新されていくため、過去が変わったことを証明することはできない。 自身の記憶、経験、感情の矛盾に当惑し、疑問を抱きながらも、目の前に開かれた「いまここ」を受け入れていかざるをえない。 その一方で、当事者としての太一の心の在り方は、少しずつ、無自覚に、しかし着実に変化していく。
書籍情報
書籍:夢外記(むがいき)
著者:十億(じゅうおく)
出版社:パレード
発売日:2024年1月16日
ISBN:978-4-434-33233-3
仕様:四六判/並製/220ページ
定価:1,320円
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-434-33233-3.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4434332333
出版社情報
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