「キリン・サステナブルファイナンス・フレームワーク」策定のお知らせ
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、ICMA(International Capital Market Association、国際資本市場協会)諸原則などに定められている4つの要素(「1.調達資金の使途」、「2.プロジェクトの評価と選定のプロセス」、「3.調達資金の管理」、「4.レポーティング」)に基づき、「キリン・サステナブルファイナンス・フレームワーク」(以下、本フレームワーク)を策定しましたのでお知らせいたします。
また、本フレームワーク策定にあたり、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)よりセカンド・パーティ・オピニオンを取得しています。
また、本フレームワーク策定にあたり、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)よりセカンド・パーティ・オピニオンを取得しています。
1. 本フレームワーク策定の目的及び背景
当社は2020年11月に当社初のグリーンボンドを発行しました。その際に策定したグリーンボンド・フレームワークに新たに社会的課題の解決に貢献する資金使途、また資金調達手段としてローンを追加し、この度本フレームワークを策定しました。
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指しています。このKV2027の長期非財務目標として、「CSVパーパス」※2を策定いたしました。
「CSVパーパス」とは、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針であり、重点課題のひとつに「健康」を掲げ、「健康な人を増やし、疾病に至る人を減らし、治療に関わる人に貢献する」ことに取り組んでいます。その中でも、「免疫」・「脳」・「腸内環境」を重点領域と設定し、キリングループのコアコンピタンスである発酵&バイオテクノロジーにより生み出される戦略素材を用いた商品およびサービスを通して、これら領域にかかる健康課題を解決していきます。
本フレームワークに基づきキリン・サステナブルファイナンスを実行し、当社のCSVを推進すると共に社会課題への取り組みを加速してまいります。
※1:Creating Shared Value。社会と共有できる価値の創造
※2:長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針
https://www.kirinholdings.com/jp/purpose/csv_purpose/
2. 本フレームワークの概要
調達資金の使途
【グリーンプロジェクト】
プロジェクトの評価と選定のプロセス
- 当社の経理部及びCSV戦略部が調達資金の使途にて定めた適格プロジェクトを選定し、選定された適
格プロジェクトの最終決定は財務戦略担当執行役員が行います。
- 事業の適格性については、CSVパーパス達成への貢献性を総合的に評価しています。
調達資金の管理
- 手取り金について、全額が償還/返済されるまで、半期毎に当社の経理部が内部管理システムを用いて
調達資金の充当状況を管理します。
- 調達資金は資金調達から1年以内に適格プロジェクトに充当予定であり、調達資金の全額が充当される
までの間は、現金又は現金同等物等にて管理されます。
資金調達者よるレポーティング
- 年次で当社ウェブサイトにて、適格クライテリアに適合するプロジェクトに調達資金が全額充当されるまで資
金充当状況レポーティングを、実行から償還/返済されるまでの間インパクト・レポーティングを行う予定で
す。
外部レビュー
セカンド・パーティ・オピニオン※3
- DNVより本フレームワークについて、「グリーンボンド原則2021年版(ICMA)」、「ソーシャルボンド原則
2021年版(ICMA)」、「サステナビリティボンドガイドライン2021年版(ICMA)」、「環境省グリーンボ
ンドガイドライン2020年版」、「ソーシャルボンドガイドライン(2021年10月策定 金融庁)」、「グリー
ンローン原則 (LMA)(APLMA)(LSTA)」並びに「環境省グリーンローン及びサステナビリティ・リン
ク・ローンガイドライン2020年版」への適合性を確認するための外部評価を取得しました。
※3セカンド・パーティ・オピニオンの詳細については、DNVのホームページをご参照ください。
https://webmagazine.dnv.co.jp/assets/images/sus_list/data/sus_finance_list_/pdfreport_j/55.%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE.pdf
アニュアル・レビュー
- ファイナンス実行日から1年を経過する前に、適格プロジェクトのレポーティングが本フレームワークに適合し
ているかを評価するためのレビューを、独立した外部機関であるDNVから取得致します。
- このレビューは、ファイナンス実行から全額充当まで毎年行う予定です。
本フレームワークの詳細については、添付の資料をご参照ください。
当社は2020年11月に当社初のグリーンボンドを発行しました。その際に策定したグリーンボンド・フレームワークに新たに社会的課題の解決に貢献する資金使途、また資金調達手段としてローンを追加し、この度本フレームワークを策定しました。
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指しています。このKV2027の長期非財務目標として、「CSVパーパス」※2を策定いたしました。
「CSVパーパス」とは、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針であり、重点課題のひとつに「健康」を掲げ、「健康な人を増やし、疾病に至る人を減らし、治療に関わる人に貢献する」ことに取り組んでいます。その中でも、「免疫」・「脳」・「腸内環境」を重点領域と設定し、キリングループのコアコンピタンスである発酵&バイオテクノロジーにより生み出される戦略素材を用いた商品およびサービスを通して、これら領域にかかる健康課題を解決していきます。
本フレームワークに基づきキリン・サステナブルファイナンスを実行し、当社のCSVを推進すると共に社会課題への取り組みを加速してまいります。
※1:Creating Shared Value。社会と共有できる価値の創造
※2:長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針
https://www.kirinholdings.com/jp/purpose/csv_purpose/
2. 本フレームワークの概要
調達資金の使途
【グリーンプロジェクト】
【ソーシャルプロジェクト】
プロジェクトの評価と選定のプロセス
- 当社の経理部及びCSV戦略部が調達資金の使途にて定めた適格プロジェクトを選定し、選定された適
格プロジェクトの最終決定は財務戦略担当執行役員が行います。
- 事業の適格性については、CSVパーパス達成への貢献性を総合的に評価しています。
調達資金の管理
- 手取り金について、全額が償還/返済されるまで、半期毎に当社の経理部が内部管理システムを用いて
調達資金の充当状況を管理します。
- 調達資金は資金調達から1年以内に適格プロジェクトに充当予定であり、調達資金の全額が充当される
までの間は、現金又は現金同等物等にて管理されます。
資金調達者よるレポーティング
- 年次で当社ウェブサイトにて、適格クライテリアに適合するプロジェクトに調達資金が全額充当されるまで資
金充当状況レポーティングを、実行から償還/返済されるまでの間インパクト・レポーティングを行う予定で
す。
外部レビュー
セカンド・パーティ・オピニオン※3
- DNVより本フレームワークについて、「グリーンボンド原則2021年版(ICMA)」、「ソーシャルボンド原則
2021年版(ICMA)」、「サステナビリティボンドガイドライン2021年版(ICMA)」、「環境省グリーンボ
ンドガイドライン2020年版」、「ソーシャルボンドガイドライン(2021年10月策定 金融庁)」、「グリー
ンローン原則 (LMA)(APLMA)(LSTA)」並びに「環境省グリーンローン及びサステナビリティ・リン
ク・ローンガイドライン2020年版」への適合性を確認するための外部評価を取得しました。
※3セカンド・パーティ・オピニオンの詳細については、DNVのホームページをご参照ください。
https://webmagazine.dnv.co.jp/assets/images/sus_list/data/sus_finance_list_/pdfreport_j/55.%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE.pdf
アニュアル・レビュー
- ファイナンス実行日から1年を経過する前に、適格プロジェクトのレポーティングが本フレームワークに適合し
ているかを評価するためのレビューを、独立した外部機関であるDNVから取得致します。
- このレビューは、ファイナンス実行から全額充当まで毎年行う予定です。
本フレームワークの詳細については、添付の資料をご参照ください。
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