楽天とエネチェンジ、「楽天トラベル」においてEV充電器の設置でパートナーシップ契約を締結
- EVシフトへの対応と旅行時のCO2削減を共同で推進 -
サステナビリティへの関心の高まりやガソリン価格の高騰などを背景に、EVやPHV(プラグインハイブリッド車)への注目が高まっています。また、「楽天トラベル」の調査(注)によると、旅行者の約2割が旅行や観光の移動時にCO2が排出されることを問題だと感じており、さらに約3割の旅行者が、宿を選ぶ際に好感をもって参考にしたいものとして「CO2の削減や節電・省エネへの取り組み」をあげています。こうした状況を受けて、「楽天トラベル」は国内の登録宿泊施設約40,000軒を対象に、エネチェンジと共同ブランドで展開するEV充電器「エネチェンジEVチャージ」の設置を働きかけます。エネチェンジは、宿泊施設の敷地内へのEV充電器設置に向けた宿との個別の調整と設置を行います。
EV充電のタイプは、夜間に自宅などで充電を行う「基礎充電」、移動途中に高速道路のサービスエリアなどで急速で充電を行う「経路充電」、外出先で継ぎ足し充電を行う「目的地充電」に分けられます。本協業では、主に旅行時に宿泊先で充電することができる、「目的地充電」のための充電器を設置拡大することを目指します。
エネチェンジは高出力となる6kW出力の充電器を標準採用しており、宿泊したEVドライバーが安心して次の目的地に出発できる充電環境を提供します。さらに、EVドライバーは、エネチェンジのスマートフォンアプリを使って、EV充電スポットの検索から充電器の操作、決済までを完結することができます。今回の取り組みによって実現する旅行先でのEV充電スポットの拡充は、EV充電スポットのより円滑な利用を可能にし、旅行者の利便性向上が期待できるほか、快適なEVドライブの体験創出につながることが期待できます。
「楽天トラベル」は、サステナブルな旅行の促進に力を入れており、取り組みの一環として本パートナーシップ契約によるEV充電器の設置拡大を行うことで、様々な場所でEVを充電することができる充電インフラを構築し、CO2削減に貢献します。また、特設ページ「楽天トラベルと始める 旅行×サステナビリティ」を2022年1月より公開しています。
「楽天トラベル」は、旅行者にサステナブルな旅行を楽しんでいただけるよう、今後もサステナブルな旅行の認知拡大や、様々な取り組みを進めてまいります。
(注)旅行・観光におけるサステナビリティへの意識調査
調査対象: 「直近2年以内に宿泊旅行経験がある」かつ「自分自身で宿泊の手配をした」男女20歳~69歳 1,081名
調査期間: 2021年8月
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/howto/sustainability-survey2021
■特設ページ「楽天トラベルと始める 旅行×サステナビリティ」:
https://travel.rakuten.co.jp/special/sustainability/
■「エネチェンジEVチャージ」について
宿泊施設や公共施設、商業施設などの公共向け目的地充電に最適なEV普通充電システムを最小限のコストで設置できるサービスで、2022年に入り急速に拡大しています。EVを充電するには、事前に有料会員登録をする方法が主流ですが、「エネチェンジEVチャージ」はエネチェンジ公式のEV充電アプリまたは、EVドライバーの約9割(20万ダウンロード)が利用する「EVsmartアプリ」で簡単に利用ができます。アプリ内のマップでは施設の場所や営業時間、充電器の空き状況なども確認でき、月額固定費はなく使った分だけ課金されます。
■ENECHANGE株式会社( https://enechange.co.jp )について
ENECHANGE(エネチェンジ)は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称: ENECHANGE株式会社
所在地: 〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデンWeWork内14階
以 上
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