モノタロウ　サステナビリティページをリニューアル。気候変動対策(TCFD)・調達方針ガイドライン等を公開

現場を支えるネットストア「モノタロウ(https://www.monotaro.com/ )」を運営する株式会社MonotaRO (本社：兵庫県尼崎市、代表執⾏役社⻑：鈴⽊ 雅哉、以下 モノタロウ) は、2023年3月29日、持続可能な社会実現に向けた当社の取組みをより多くの方々に知っていただくため、サステナビリティページをESG（環境・社会・ガバナンス）の観点からリニューアルしました。またこの中で、「TCFD提言に基づく開示」（2030年までに2020年比で50％のCO₂排出量削減（※1）の目標を含む）、「サステナブル調達方針・ガイドライン」を公開したことをお知らせします。
【モノタロウが取り組むサステナビリティ】https://corp.monotaro.com/ir/sustainability/index.html

当社は、2021年1月に、社内公募に手を挙げた20名と経営層による全社横断の「サステナビリティプロジェクト」を始動させました。2021年に、当社における重要課題（マテリアリティ）を特定し、全体統括・進捗管理をするサステナビリティ委員会と実際の活動を展開する部会を組成して、定期的な打合せを実施する体制を整備し、4つの部会が提携・協力し合いながらサステナビリティに関する取り組みを実施しています。

以下に取り組みの一部をご紹介します。

※1：自社による排出(Scope1・Scope2)

【環境への取り組み】
■気候変動対策
事業活動に伴う温室効果ガス（以下、GHG）排出量（Scope1＋Scope2）において、2030年までに2020年比で総量の50％を削減します。

・TCFD提言に基づく開示

TCFDの提言に基づき、気候変動がもたらす当社にとってのリスクや機会について開示を行うとともに、引き続きGHG排出抑制に向けた取組みを継続します。

詳細は、サステナビリティページ内「TCFD提言に基づく開示」をご覧ください。
（https://corp.monotaro.com/ir/sustainability/sustainability_05.html ）

●これまでの取り組み
・使用電力のグリーン化
自社所有の茨城県の物流拠点2か所（笠間ディストリビューションセンター、茨城中央サテライトセンター）において、2022年7月より使用電力を東京電力エナジーパートナー株式会社のグリーン電力（トラッキング付き）に切り替え、これら物流拠点における電力使用のCO₂排出を実質ゼロにしました。

・電力使用量の削減
笠間ディストリビューションセンターの屋根に断熱塗料を塗布し、倉庫内気温低減を実施しました。
自動マテハン・封函装置等に使用する自社倉庫コンプレッサー圧を最適化しました。

●今後の取り組み
猪名川ディストリビューションセンター（兵庫県）、新ディストリビューションセンター（2026年関東予定）での再生可能エネルギーの導入を検討中。

他にも、廃棄物削減とリサイクルを通じた資源循環型モデルの実現への取り組みとして、産業廃棄物の有価物（リサイクル）化推進、廃棄商品の削減等に取り組んでいます。また、環境に配慮した産業社会全体の発展に貢献するため、当社のお客様が資材調達を通じて環境配慮に取り組めるよう、環境ラベル７項目を環境配慮商品＝エコロジープロダクトと規定し、専用ページを公開しています。

【社会への取り組み】
■サステナブル調達の実行
当社は社会的責任を担う企業として、サプライチェーンの持続的発展のため、サプライヤー等お取引先様と環境や人権に配慮した取り組みを進めます。

・サステナブル調達方針・ガイドラインの発刊と実行
当社は、持続可能な社会を重視した事業活動を発展させていくことが、お取引先様とモノタロウの相互繁栄に繋がっていくと考え、2023年3月29日に「調達方針」および「調達ガイドライン」を発刊しました。このガイドラインでは、国際基準およびモノタロウのサステナビリティへの取組みを踏まえ、モノタロウの方針・考え方をお伝えするとともに、お取引先の皆様に遵守いただきたい行動規範を示しています。
詳細は、「MonotaRO サステナブル調達ガイドライン」をご覧ください。
（https://corp.monotaro.com/ir/upload_file/m010-m010_03/20230329_procurement_policy.pdf ）

他にも、ダイバーシティ＆インクルージョン推進部会では「MoRE!」のスローガンを掲げ、不妊治療・妊娠中・育児・介護時に利用可能な休暇制度やキャリアアップ支援のための休職制度の新設、各種セミナーの実施などの取り組みを進めています。

【ガバナンス】
当社のコーポレート・ガバナンスのページにリンクしています。

モノタロウは、環境・人権に配慮した公正な事業活動を強化し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

■株式会社 MonotaRO(モノタロウ)について
（本社：兵庫県尼崎市、代表執行役社長：鈴木 雅哉、URL：https://corp.monotaro.com/）

切削工具や研磨材などの工業用資材から自動車関連商品や工事用品、事務用品に至るまで、現場・工場で必要とされる1,900万超の商品を販売しています。あらゆる業種のお客様が、当社をご利用いただくことで必要な時に必要な商品を購入でき、当社がデータに基づく効率化した物流・配送体制を駆使し予定通りにお手元に届けることで、お客様ご自身の「時間」の価値をより一層高めることを目指しています。

モノタロウでは、2021年よりSDGsの取り組みとしてサステナビリティ委員会を立ち上げ、5つの優先取組み分野を設定し実行しています。

＜優先取り組み分野＞
・気候変動対策としての二酸化炭素排出量の削減
・リサイクル・廃棄物削減を通じた資源循環型モデルの実現
・環境や人権に配慮した産業社会の発展に向けたサプライヤーとの協調
・ダイバーシティ＆インクルージョン
・環境配慮型商品の開発と提案

詳細は、モノタロウ サステナビリティ のページをご覧ください。
https://corp.monotaro.com/ir/sustainability/index.html 

■関連プレスリリース情報
・モノタロウ 子育てサポート企業として「くるみん認定」を取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000348.000000537.html 

・モノタロウ 女性活躍推進企業として「えるぼし」の 3つ星認定を取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000000537.html 

・モノタロウ、事業者の環境配慮商品(エコロジープロダクト)調達をサポート。10月27日に特集ページを公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000000537.html 

・モノタロウ 物流2拠点に再生可能エネルギー電力を導入し、電力利用の59.8%の実質CO₂削減を実現。脱炭素社会への取組みを推進
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000000537.html