手書き文字から認知症を見抜く! #認知症文字トレ が注目を集め、発売即重版決定!
『書くだけで発見・予防・改善! さよなら認知症文字トレ』(石﨑白龍/著・濵﨑清利/監修)徳間書店
「認知症文字トレ」とは、10万人以上の文字を診てきた筆跡診断士と脳神経外科医がタッグを組み、真似して書くだけで勝手に脳が活性化され「ボケない脳をつくる」という文字トレ練習帳のこと。新型コロナウイルスの影響でシニア世代の認知症発症率が上昇し、本人と家族を困らせているという現状があります。そんな悩みに応えるべく本書が誕生しました!
【文字を診れば認知症がわかる】
最近、物忘れが激しくなってきた。もしかしたら認知症?
最近、母親がすぐにキレる。もしかしたら認知症?
もしかしたら……と自分や家族の異変に気づいても、認知症だなんて考えたくはない方が、ほとんどだと思います。でも、認知症は初期であればあるほど、進行を遅らせることができるといわれる病。認知症の種類によっては、治療によって改善も可能です。つまりは、早期発見、早期治療が非常に大切なのです!
本書は、そんな「病院に行くほどではないと思うけど」「病院へ行くのは億劫」という方々のために生まれました。ポイントは「手書きの文字」。10万人以上の文字を診てきた筆跡診断士が実践を交えて解説。その人の書く文字を診れば、認知症かどうかわかるのです。
【脳神経外科医も文字を書くことを推奨】
「なぜ文字を書くことが認知症に効果的なのか」。脳科学の分野でも、文字と脳の関係性についての研究がさかんに行われており、脳科学の世界におけるこれまでの研究で、脳の機能が低下すると文字に現れることがわかっています。脳科学的にも、文字は認知機能低下のサインだと言えるのです。指先を動かすことで脳に刺激を与え、血流を良くすることが期待できます。しかも、手書きは、自分の書いた文字が正しく書けているかを確認する行為もともなうため、脳の複数の領域(前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉、視床、小脳)を同時に活性化します。文字による「認活(認知症予防活動)」や「手書き文字活動」に大きな意味があると言えるのです。(脳神経外科医 リコード法認定医 濵﨑清利)
- 文字トレで、認知症の5つの典型的な症状をチェックすることができます。
①【記憶障害】 物忘れ
②【見当識障害】 時間や場所、季節などが認識できない
③【実行機能障害】 仕事や家事ができなくなる
④【理解・判断力の低下】 文章の理解ができない・道に迷うなど
⑤【失認・失語・失行】 人や物がわからない・言葉を忘れる・動作を真似できない
文字トレ診断をすることでこの5つの症状がチェックできます!
- 手書き文字で実際に診断ができます! さよなら認知症文字トレ【診断】
(診断例1)マスに「口」という漢字を3文字書いてみてください。
書いた文字でわかることは……
(診断結果) 下の接筆や終筆が開いている人 → 物忘れしやすい
物忘れの多い人は、下の接筆(線と線の接触するところ)や終筆(線の書き終わり)が開いています。1カ所は軽度、2カ所はもの忘れが頻繁に起きている可能性があります。
(診断例2)マスに「中」という漢字を3文字書いてみてください。
書いた文字でわかることは……
(診断結果)右上り・ひねり・文字が大きい人 → 怒りやすい
・思い込みの激しい人は、6度以上の極端な右上りの文字を書く傾向にあります。
・人の話に耳を傾けない人の文字にはひねりが見られます。
・できるはずのことができないと、イライラしたり、人に八つ当たりしたりする人の字は大きくなり、枠から飛び出してしまいがちです。
引っかかった文字をチェックして、どの症状の認知症かを知ることができます。またその予防のための文字トレも実践できます。
- 診断結果を踏まえて、症状別に文字トレを実践できます! さよなら認知症文字トレ【理論&実践】
<実践例 記憶障害用>
1日に15分、集中して文字をていねいに書くだけ。うまくなくても、キレイでなくても、ポイントを真似するだけで、脳が勝手に刺激されて脳機能が向上する奇跡の文字トレ。豊かなシニアライフを送りたい方、そして大切な家族のため、コロナ禍で外出もままならない今こそ、おうち時間で気軽に取り組める最適の一冊です。
- 著者・監修プロフィール
石﨑白龍(いしざき・はくりゅう)
筆跡カウンセラー。文字改善指導士。児童筆跡心理研究家。 全日本教育書道連盟理事長。日本筆跡診断士協会理事。 1960年、茨城県生まれ。幼少時代から書道に取り組み、筆跡心理学の草分け的存在である森岡恒舟氏のもと、筆跡診断士の資格を取得。以後、「子どもの書いた文字からその心理状態をいち早くキャッチ」をテーマに、大学、社会福祉協会、教育委員会、家庭教育大会、幼稚園、小学校、中学校にて講演活動を展開し、2万人以上の子どもの字を診るなかで「子どもの文字のお医者さん」「文字ドクター」と称される。一方、大人の字も8万人以上を診るなかで、認知症予防、スポーツ選手や音楽家のメンタルアップなど、文字から指導を行っている。
濵﨑清利(はまさき・きよとし)
国家公務員共済組合連合会 新別府病院 脳神経外科医。 日本脳神経外科学会専門医・指導医。 1972年、熊本県生まれ。熊本大学医学部大学院研究科博士課程単位取得満期退学。脳神経外科手術の傍ら認知症予防に取り組み、認知症予防外来を所属病院に開設。2021年、アメリカの認知症改善プログラムであるリコード法を学び、日本で5番目のリコード法認定医に。認知症予防に力を注いでおり、薬物に頼らない治療などをテーマに講演活動を展開している。
- 書誌情報
【タイトル】書くだけで発見・予防・改善!さよなら認知症文字トレ
【著者】石﨑白龍
【監修】濵﨑清利
【定価】1,485円(税込)
【発売】2021年6月
【仕様】B5判変型、112ページ
【ISBN】978-4-19-865278-4
【出版社】徳間書店
【商品ページ】https://www.tokuma.jp/book/b584082.html
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