【ウェブクルー、FIREに関する調査を実施】FIRE実現のために選んだ資産運用方法TOP3は「株式投資(53.1%)」「投資信託(39.8%)」「不動産投資(29.5%)」
人生100年時代と呼ばれる現在、ライフスタイルのひとつとして「FIRE」が注目されています。FIREとは“Financial Independence, Retire Early”の頭文字をとった言葉で、「経済的自立と早期リタイア」を意味します。
「早期リタイア」と聞くと、ビジネスで成功するなどして莫大な資産を築いた人にしかできないイメージを持つ人もいるかもしれませんが、FIREにおける「経済的自立」は資産運用が前提であり、運用益が生活費を上回るようにして、早期リタイアの実現を目指します。一般的に、FIRE実現のために必要な資産額は「年間の生活費の25倍」といわれており、これは米国発の理論である「4%ルール[1]」が根拠となっています。このように、FIREを実現するには若いうちにある程度の資産を築く必要がありますが、実際にFIREを実現した人は、どのような資産運用方法を選び、運用してFIREを実現したのでしょうか。
※本リリースでの「FIRE」とは、資産運用によって経済的に自立して早期リタイアし、リタイア後は運用益で生活をしている人と定義します。
[1] 生活費を投資元本の4%未満に抑えれば資産が目減りせずに暮らすことができ、30年以上が経過しても資産が尽きる確率は非常に低いという考え方。米トリニティ大学のグループによって1998年に発表された。
調査結果トピックス
・アンケート回答者1,005人のうち、「FIREを目指すきっかけ」として、48.4%の人が仕事に縛られない「自由な人生に憧れていたから」と回答
・FIRE実現のために選んだ資産運用方法TOP3は、「株式投資(53.1%)」「投資信託(39.8%)」「不動産投資(29.5%)」
・資産運用の際に意識すべきTOP3は、「中長期的なリターンが見込めること(32.7%)」「ローリターンでも比較的ローリスクであること(32.3%)」「比較的ハイリスクでもハイリターンが見込めること(24.7%)」
このほかにも、以下の項目について調査結果をまとめました。
・FIREを目指してから実現するまでかかった期間とリタイア時の資産額
・これからFIREを目指す人へ先駆者からのアドバイス
調査結果の全容は「MoneyFix」(https://moneyfix.jp/media/article-20221206-1/)にてご覧いただけます。
調査結果詳細
■FIRE実現を目指したきっかけ、目指した時点での資産額
初めに、FIREを目指すきっかけについて聞きました。
「FIREを目指したきっかけを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『自由な人生に憧れていたから(48.4%)』と回答した人が最も多く、仕事に捉われない「自由な人生に憧れていた」と回答した人が半数近くにのぼりました。
次いで『自分らしい人生にしたかったから(32.5%)』『家族を大切にしたかったから(23.5%)』『自分の力や可能性を試してみたかったから(23.1%)』『組織で働くことが向いていないと思ったから(20.4%)』『所属していた会社の将来性に不安があったから(15.7%)』『元々資産運用に興味があったから(資産運用していたから)(15.1%)』『働くことよりも優先したいことがあったから(14.7%)』『病気などで将来働けなくなる可能性があるから(7.1%)』と続きました。
FIREを実現するには、働かなくても生活できるだけの資産(貯蓄)が必要になります。実際に、FIREを実現した人は、FIREを目指そうと思った時点でどのくらいの資産を築いていたのでしょうか。
「FIREを目指そうと思った時点で築いていた資産額はいくらくらいでしたか?」と質問したところ、『500万円未満(21.8%)』『500万円以上1,000万円未満(17.1%)』『1,000万円以上1,500万円未満(18.7%)』『1,500万円以上2,000万円未満(13.6%)』『2,000万円以上2,500万円未満(9.1%)』『2,500万円以上3,000万円未満(4.2%)』『3,000万円以上(15.5%)』という回答結果になりました。
「3,000万円以上」と回答した人の割合は少なくはないものの、割合として最多だったのは「500万円未満」でした。このことから、その後の生活費をすべて賄うほどの資産を築いていなくてもFIREを目指した人が多い、ということがわかります。
■FIRE実現に向けて選択した資産運用方法とその理由
次に、FIREを実現するために実施した資産運用の方法についての調査結果を紹介します。
「FIREを実現する(目標とする額の資産を築き早期リタイアする)ために選択した資産運用方法(投資商品)を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『株式投資(53.1%)』と回答した人が最も多く、『投資信託(39.8%)』『不動産投資(29.5%)』『NISA・つみたてNISA(20.5%)』と続きます。
上記以外の割合は下記のとおりです。
・REIT(不動産投資信託)(15.6%)
・iDeCo(個人型確定拠出年金)(15.0%)
・預貯金(14.9%)
・貯蓄型保険(11.7%)
・外貨預金(11.6%)
・FX(外国為替証拠金取引)(8.2%)
・暗号資産(7.5%)
・金投資(6.5%)
・債権投資(4.4%)
・ソーシャルレンディング(3.2%)
つみたてNISAや貯蓄型保険など長期型の資産運用から、レバレッジ効果を期待するハイリスク・ハイリターンの取引まで、さまざまな回答が見られました。
■FIRE実現に向けて意識したこと、実施した(している)こと
FIREの実現に向けて重視したこととは何でしょうか。資産運用をする上で意識したこと、実現に向けて取り組んだことについて調査しました。
「FIREを実現する(目標とする額の資産を築き早期リタイアする)ために、資産運用で意識したことを教えてください(複数回答可)」という質問に対し、『中長期的なリターンが見込めること(32.7%)』と回答した人が最も多く、次いで『ローリターンでも比較的ローリスクであること(32.3%)』という結果でした。
中長期的な運用、ローリスクの運用で手堅く資産を増やすことを目指した人が多いとわかります。運用期間が長くなるほど、『複利効果が見込めること(19.2%)』にも繋がります。
一方、『比較的ハイリスクでもハイリターンが見込めること(24.7%)』という回答も比較的多いですが、このような商品で運用益を出していくには、より高い専門知識や十分な資産管理が必要となるでしょう。
資産運用していることを前提として、さらに「FIREを実現する(目標とする額の資産を築き早期リタイアする)ために実施したこと、または現在も実施していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『固定費を見直す(42.9%)』と回答した人が最も多く、次いで『家計を可視化する(38.5%)』となっています。
4割以上の人が、「固定費を見直す」ことを行っていることがわかります。家計における固定費とは、水道光熱費や保険料、スマホやインターネットなどの通信費、住宅費などです。こうした家計の見直しにあたっては、家計簿をつけるなどして「家計を可視化する」ことも効果的です。
一方で、『投資元本を増やす(30.6%)』『投資商品を追加する(15.5%)』『投資商品を変える(10.5%)』など、投資による利益を改善するための活動も見られました。
また、『資産運用についての知識を深める(セミナーへの参加、独学での勉強など)(28.8%)』『FPなど専門家に相談する(18.5%)』など、専門知識を重視して行動する人も多いようです。
調査概要
FIRE(経済的な自立と早期リタイア)に関する調査
【調査期間】2022年11月8日(火)~2022年11月10日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】FIREを実現した人 ※資産運用によって経済的に自立して早期リタイアし、リタイア後は運用益で生活している人
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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会社概要
会社名 :株式会社ウェブクルー
所在地 :〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 サンタワーズセンタービル4F
設立 :1999年10月1日
資本金 :100,000,000円
代表者 :代表取締役社長:藤島 義琢(ふじしま よしたか)
事業内容:Webマーケティング事業
URL :https://www.webcrew.co.jp/
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