平成世代の出会いはネット発!?「ネット上で出会った人と実際に会った経験」は半数超!平成男子のネット上での美肌意識は女性並みで、約6割が自身の顔写真を「加工」。一方、志向は「リアル映え」

〈出会いとデジタルコミュニケーションに関する調査〉

株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延)は、出会いとデジタルコミュニケーションに関する調査を実施しました。また9月10日(月)に座談会を開催しましたので、その内容と併せてご報告します。
【調査概要】 インターネットリサーチ 調査時期:2018年8月実施 調査対象:15歳~59歳 男女 n=1,091
【座談会実施概要】 日時:2018年9月10日(月) 場所:東京都港区青山 参加者:現役大学生16名(男性7名、女性9名)


子どものころからスマートフォンやインターネットを使用するのが当たり前だったデジタルネイティブな平成世代の中では、ネット上の自分をよく見せるための画像加工が一般的になっており、また美肌加工についても、女性だけでなく男性においても当たり前の行動になってきている実態が明らかとなりました。


この背景には、SNS上でのコミュニケーションが他の世代と比べて多く、ネット上での出会いをきっかけにリアルでも繋がることが多くなっていることが考えられます。また平成世代は、SNSなどデジタルコミュニケーションの加速にともない「リアル離れ」しているように見える一方、ネットとリアル(=実物)でのギャップが生じることにネガティブな印象を持っており、リアルの自分もネット上の自分に近づけたいという「リアル映え」志向があることも明らかになる結果となりました。

※本調査でいう「平成世代」「平成男子」とは、10~20代の回答者、「昭和世代」とは、30~50代の回答者を指します

 

 


【サマリー】
【1】平成世代の2人に1人がネットを通じてリアルでも出会った経験あり ネット上での出会いに最も積極的なのは20代男性
【2】出会いの場でもあるネット上での画像加工はあたり前!? 平成世代、4人に1人は「常に」、「時々」も含めると半数以上に
【3】最も加工するのは「肌」!!平成男子のネット上での美肌意識は女性並み
【4】10代女性は、男性の画像加工に肯定的 男性による「見た目加工」に対する受容度は、平成世代と昭和世代で大きなギャップ
【5】男性の「顔立ち加工」に女性は否定的
【6】平成世代の約7割がネットの写真と実際の容姿にギャップを実感
【7】ネットとリアルのギャップに「がっかり」は6割超
【8】「SNS映え」重視の平成世代において、リアルの自分もネット上の自分に近づけたいとする「リアル映え」志向が7割超、昭和世代と比べても高い傾向


【調査結果報告】
【1】平成世代の2人に1人がネットを通じてリアルでも出会った経験あり ネット上での出会いに最も積極的なのは20代男性


「ネット上(SNSなど)で知り合った人と直接リアルな場で会ったことがありますか?」と質問したところ、実際に経験がある人は、平成世代で約半数に上ることが分かりました。これは最も低い50代の約2倍で、彼らにとってネット上での出会いをきっかけにリアルでも会うことは決して珍しいことではなく、一般的になっていることがわかります。 中でも、その経験が最も多いのは20代男性で56.3%と、他の世代と比較しても、ネットからリアルへの繋がりに対して、積極的であることがわかりました。
【座談会の声】
積極的になれる理由に関して質問したところ、「趣味や出身地などお互いの共通点が分かり、むしろ安心して出会 える」という声もあり、平成世代においてはネットを通じた出会いに一定の価値を感じており、そういった感情も ネット上での出会いを加速させている理由の1つと考えられます。

【2】出会いの場でもあるネット上での画像加工は当たり前!? 平成世代、4人に1人は「常に」、「時々」も含めると半数以上に


自分の写真を撮らない人を除く771名に対して、「あなたはプロフィール写真などネット上に自分の写真を投稿するときに、写真を加工しますか?(ここでの「加工」とは、フィルターなどの見た目の加工)」と質問したところ、平成世代では、4人に1人が「常に」画像加工しており、「時々」も含めると半数以上が画像加工している結果となりました。やはり女性の方がその傾向が高い中で、20代男性は20代女性とほぼ同じ割合で加工しており、ネット上の画像に対する意識の高さがうかがえます。平成世代がネット上での自身の顔であるプロフィール写真を良く見せようとしている背景には、前述の通り、ネットが出会いの場として一般的になってきていることが関係していると考えられます。
【座談会の声】
加工の度合いに関して質問したところ、平成男子においては「モノクロ写真にする」、「肌の色を変える」など、女子と比べると加工度合いは低いものの、確実に“画像加工”が浸透していることが分かりました。

【3】最も加工するのは「肌」!! 平成男子のネット上での美肌意識は女性並み


プロフィール写真などネット上に自分の写真を投稿するときに、写真を加工する人280名に、「ご自身の写真 を加工するとき、加工 するのはどこですか?」と質問したところ、女性ではどの世代でも「肌」が最も多く、また「男性」についても肌は加工している人が多い中、とりわけ、10代男性が7割以上という高い結果となりました。 この結果より、10代男性においては、女性同等のネット上での美肌意識があることがうかがえます。

【4】10代女性は、男性の画像加工に肯定的 男性による「見た目加工」に対する受容度は、平成世代と昭和世代で大きなギャップ


平成男子において、自分の写真の「見た目加工」が一般 化してきている中で、女性たちは男性の「見た目加工」について、どの程度受容しているのか聞いてみました。「男性が自分の写真の見た目を加工することに対して、どう思いますか」という質問に対して、肯定的な回答は平成世代の方が割合が高く、否定的な回答に昭和世代の割合が高いという結果となり、10代女性において「普通、珍しい事ではない」「いいと思う」と肯定的な評価が、「やりすぎ」「理解できない」と言った否定的な評価を上回る結果となりました。平成世代と昭和世代で、受容度に大きなギャップがあることが明らかとなりました。

【5】男性の「顔立ち加工」に女性は否定的


「男性が、自分が写っている写真を加工しているのを見た時、あなたが抵抗や違和感を感じるのはどの部位ですか?」 という質問に対しては、全年代において1位は「顔立ち(目、鼻、口など)」であることがわかりました。前問で、10代女性においては男性の美肌加工に対して肯定的な意見も多かった一方で、目鼻立ちのような、根本的に顔を変える画像加工に対しては、否定的であることが明らかになりました。
【座談会の声】
座談会の中での平成女子の意見として、「男性のフィルター加工はNG」、「モノクロ加工は大丈夫」、「あからさまな加工ではなく、自然な加工であれば大丈夫」という意見があり、調査同様ボーダーラインがあることが分かりました。

【6】平成世代の約7割がネットの写真と実際の容姿にギャップを実感

1度でも、ネットで出会った人とリアルで会ったことがある人463名に「ネットで出会った人とリアルで会ったと きに、ネットの写真と実際リアル(実物)にギャップを感じたことがありますか?」と質問したところ、平成世代の7割に上る73.1%が、「よくある 」「たまにある」と回答。「インスタ映え」などを意識した画像加工が一般化したことで、ネットの写真とリアルの本人とでギャップが生まれていることが分かりました。

【7】ネットとリアルのギャップに「がっかり」は6割超

もしあなたが、SNSなどで見た写真と実際に会ったときの容姿にギャップがあったとしたらどう思うと思いま すか?」という質問に対しては、平成世代の6割以上が「とてもがっかり・いやだと感じる」「多少がっかり・いやだと感じる」と回答。いくら写真がSNS映えしていても、リアルが映えていないとがっかりされてしまうというシビアな声 が明らかになりました。
【座談会の声】
がっかりエピソードを女性参加者に聞いたところ、「プロフィール写真はイケメンであったが、実際に会ってみたら全く違う顔つきで、顔を見れないほどであった」、「プロフィール写真と実際に会ったときの彼は、正直別人であった、奇跡の一枚だったのかも・・・」など、ネガティブな意見があがりました。そんなネットとリアルのギャップを見越し、女性では「他の写真がないか、別SNSアカウント含め探す」、男性では、「ギャップにがっかりしないよう、盛られている前提で会うようにする」などの対処法をとっていることがわかりました。

 


【8】「SNS映え」重視の平成世代において、リアルの自分もネット上の自分に近づけたいとする
「リアル映え」志向が7割超、昭和世代と比べても高い傾向


女性だけでなく男性も画像加工することが一般化し、その受容も高まってきた中で、ネット上の加工された自分 とリアルの自分に対して、どのような意識を持っているのかを聞いてみました。自身の顔を加工した経験のある人 349名に対して「あなたは、画像加工などで盛られたネット上の自分に、リアルの自分も近づけていきたいと思い ますか?」と質問したところ、平成世代の74.9%が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答し、SNSなどのネット上での出会いからリアルでの繋がりに発展することが多くなってきている彼らにとって、ネットとリアルのギャップにはネガティブであり、ネット上の自分にリアルの自分も近づけて行きたい、インスタ映えなどに代表される、SNS上での充実だけでなく、リアル(=現実)でも映えたいという「リアル映え」志向が他の世代と比べても高いことが明らかになりました。

早稲田大学 国際教養学部教授 森川 友義氏 コメント
 

若者は画像加工やインスタ映え等を通じてデジタル世界に理想の自分像を作っており、それに近づけたいとする願望が芽生えているようです。 そして今、その理想と現実とのギャップを埋めるべく、若者においてリアル映えのニーズが高まってきていると考えます。
 
  • 早稲田大学 国際教養学部 教授 森川 友義(もりかわ とものり)氏

外資系銀行、総合商社、国連専門機関、外務省国連代表部、米国アイダホ 州立ルイスクラーク大学助教、オレゴン大学客員准教授、早稲田大学国 際教育センター准教授等を経て、2004年より早稲田大学国際教養学部 教授。「生物学」「経済学」「心理学」の視点から総合的に研究する「恋愛学」という独自の学問を確立。恋愛は「見た目、声、においといった五感的魅力が重要である」と説いている。恋愛学講座は受講生があふれるほどの人気講座。
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