派遣スタッフが定着できない3つの理由。人材不足の世の中における派遣スタッフの有効活用戦略を解説させていただきました!《2/13(火)ウェビナーレポート》
派遣スタッフの離職率はなぜ高いのか?徹底解説!
今回のテーマは「派遣スタッフが定着できない3つの理由」。少子高齢化が進み人材不足となってきているこの世の中において、組織全体の生産性を上げるためにぜひ有効活用していただきたいのが派遣スタッフ。派遣スタッフの活用の仕方についてお伝えさせていただきました!
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開催背景
現代のビジネス環境では、少子高齢化が着々と進み、派遣スタッフの役割がますます重要になっています。
しかし、多くの企業が派遣スタッフの定着に苦労しています。
では、なぜ派遣スタッフは定着しづらいのでしょうか?
このウェビナーでは、「派遣スタッフが定着できない3つの理由」を深掘りし、その背景にある問題点を探ります。
派遣スタッフの離職率が高い理由や、派遣スタッフと正社員との間に生じがちなギャップなど、多面的な視点からこの問題にアプローチします。さらに、派遣スタッフの定着を促す実践的な戦略についても議論し、参加者の皆様には具体的な解決策を提供します。
人材不足が叫ばれる現代において、派遣スタッフを有効活用し、組織全体の生産性を高めるための秘訣を、このウェビナーでお伝えさせていただきました!
当日の様子:ウェビナー簡易議事録
①派遣という働き方の選択
働く人にとって派遣を選ぶ理由の中で最も多いのは「自分の都合の良い時間に働きたい」「正規の仕事がない」といったもの。つまり、派遣社員の中に「その会社の理念に共感した」「この会社で働きたい」という思いを持っている人はあまりいない。別の方面に対してやりたいことを持っている人も多く、「ワーク」よりも「ライフ」を意識している傾向がある。また主婦の方などは、あくまで「自分の生活」の型に合致する仕事を求めていることも多い。
働き方を選ぶ基準がそもそも正社員と比べて違うということを前提としておさえておくべきである。この前提がないと、入社後のミスマッチが起こりやすい。
また、処遇や評価は派遣社員としてのものであるものの、求める成果は正社員と同等のものである会社になってしまうと定着には繋がりにくいため、プロセスに合わせた接し方をすることが必要である。
②離職のタイミング
離職者の7割が勤続1年未満。その中の4割が勤続3ヶ月で辞めてしまうというデータが出ている。つまり、入社から定着するにあたって重要になるのが「環境に馴染めるかどうか」ということ。そしてその次、半年ほど経ってから「評価や人間関係への不満」1年ほど経ってから「漠然とした将来への不安」という離職への理由につながっていく。
また社員にとっては当たり前であったとしても入社したばかりの派遣社員にとっては不安点になっていることも多い。マンツーマンの職場でない場合は特に、「誰に聞いたらいいか分からない」という状況に陥ると派遣社員にとっての不安はかなり大きなものになる。
実際そのままフェードアウトしていく派遣社員もいるため、派遣社員が不安に感じるような点に留意しておくことが必要。どうしても現場でしかわからない問題もあるため、やらなければいけないのは、共にコミュニケーションを取りながらフォローしていく意識を持つこと。ときにはチャットなどのオンラインツールを使うことも効果的。
派遣社員が新しい環境になれるまでがおよそ3ヶ月。その後、段々新たな願望(自我)が出てくるようになることが多い。またデジタル採用が普及したことによって、簡単により良い条件の仕事内容が派遣社員側に舞い込むようになっている。現在の職場の居心地が悪ければより他の職場に流れやすいため、しっかり「目をかけていく」意識を持つことが重要。
③モチベーションを維持する取り組み
まずは丁寧に迎え入れる取り組みを。
・配属前の研修
・就業状況アンケート
・回答に合わせたサポート
勤続半年位の時期になるとそこから働きぶりを評価することが重要になる。
・キャリアデザイン研修
・定期的な評価面談
・評価に応じた報酬制度
勤続1年経過後は段々キャリアの選択肢についても考えていくと良い。
・派遣先への転職支援
・社内ジョブチェンジ
・本社総合職への登用
「この仕事で一生を終えるんだっけ?」となってしまうと離職に繋がりやすい。ましてや人によって結婚などのライフイベントがあるため、そういったイベントを経ても不安を感じないように選択肢や道をしっかり示してあげることが将来の不安軽減に効果的であり、離職率低下が期待できる。
派遣社員側が派遣という働き方を選んでいる目的を整理しておくと、打ち手も見えてくるはず。派遣労働者を活用する目的は企業によって違うが、派遣労働者に対して客観的に目を向けてあげるようにすると良い。
当日は70名以上の方にご登録いただき、大変熱量の高いウェビナーとなりました。ウェビナー参加・運営に関わってくださった全ての皆様に御礼申し上げます。これからも営業ハックは営業・人材の悩みを解決する支援を続けて参ります。
開催概要
開催日時:2024年2月13日(火)12:00-13:00
参加費:無料
開催場所:オンライン
登壇者紹介
UTグループ株式会社 エリア戦略事業部門 UTコネクト執行役員
佐藤 真澄(サトウマスミ)
高校を中退し、バンド活動とバイトに明け暮れる生活を送っている中で、仕事の価値は、『給与とバンド活動の時間をとれるかどうか』という価値観の中から、派遣という働き方を選択。大手派遣会社に所属し、メーカーにて勤務、UTエイム(旧日本エイム)へ転籍。エントリー制度が始まった事をきっかけに、マネージャー、部長職を経て、現在は、UTグループのエリア戦略事業の執行責任者として活動している。
株式会社営業ハック 代表取締役社長
笹田裕嗣(ササダヒロシ)
20歳の頃から営業のキャリアをスタート。新卒で大手人材会社に入社し、入社半年で営業成績トップになる。メガベンチャーに転職した後、営業フリーランスとして独立。独立後は営業代行事業・コンサルティング事業で、営業支援を100社以上実施する。2018年4月「営業の悩みを0にする」ミッションを掲げ、株式会社営業ハックを創立。営業コミュニティの運営も行い、これまで累計200人を超える営業職の支援を行う。2022年には日本最大級の営業の大会第6回『S1グランプリ』にて最終決戦で満票を獲得し優勝者となる。
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株式会社営業ハックについて
株式会社営業ハックは「売上を2倍にするお手伝い」をさせていただき「営業の悩みを0にする」会社です。代表の笹田の体験・経験から、営業戦力不足を解決することで売れる組織をつくることができると考え、営業マネジメントコンサルティングを含めた営業代行事業を展開しています。「誰よりも現場を知る営業コンサルタント」として営業に関する実態調査や分析を行い、時代に合わせた営業とは何かを常に追いかけています。
<新規開拓チームを0からつくる営業代行・コンサルティング>
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<営業パーソン支援のための営業ノウハウ解説サイト>
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会社概要
会社名:株式会社営業ハック(カブシキカイシャエイギョウハック)
所在地:〒150-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
代表者:笹田裕嗣
設立:2018年4月13日
事業内容:営業コンサルティングおよび代行支援事業
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