【世界24カ国調査】AI時代における『人間固有の資質的スキル』の価値求人欠員率12% テクニカルスキル以上に採用困難なのは逆境力人材

ランスタッドは世界が求めるスキルの最新潮流を解析した高需要スキル調査(日本語版)を公開します。グローバル人材戦略と未来の日本を占う市場動向・最新トレンドが明らかに

ランスタッド

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼CEO 道上 淳之介、代表取締役社長 猿谷 哲)は、世界24カ国を対象に実施した最新レポート「高需要スキル調査2025」の日本語版を4月9日に公開いたします。本調査は、2,200万件超の求人情報と1億6,600万件の職務経歴書、3億8,000万件以上のメタデータを分析し、世界でどのようなスキルが求められているかを明らかにしたものです。本レポートのデータに日本は含まれていませんが、グローバルに見た人材の需給動向、競争力の高いスキル分野、さらには人間固有の素養である資質的スキルの重要性、報酬トレンドなど、グローバル人材戦略や未来の日本の労働市場を考える上で示唆に富む内容となっています。

■ 世界的に高まるシニア・熟練スキル保持層の人材争奪戦

職種やスキルを問わず、世界的に『経験豊富な人材』の獲得が困難を極め、その一方で若手へのニーズが低下しているという、将来の中堅・シニア層不足を招くリスクが指摘されています。「新卒一括採用」が社会システムとして機能している日本は、若手のポテンシャル採用が一定規模で維持されており、その点は日本の強みといえますが、スキル需要の伸びが高い新領域では育成が間に合わず、世界の経験者争奪戦に直面する可能性もあります。

■ AI・データ分野の圧倒的需要と、意外な「採用難」トップ職種

AIおよびオートメーション関連の求人需要は前年比で39.6%という驚異的な伸びを記録しました。一方で、採用難易度を示す求人欠員率(JVR:全ポストのうち空席となっている割合)が最も高かった職種は、「データサイエンス&アナリティクス(8.4%)」と「マーケティング・コンテンツ・広告(8.4%)」でした。特にシニアレベルのデータサイエンティストを求める場合、JVRは16.9%にまで跳ね上がり、激しい採用競争が起きています。

■ AI時代に求められるのは「人間固有の資質的スキル」

AIツールの台頭によりスキル需要が変化するなか、人間固有の思考や行動特性である「15の主要な資質的スキル」について需要動向を分析した結果、「リーダーシップとモチベーション」が昨年7位から首位へ急浮上しました。その需要スコアは第2位の「問題解決」の約2倍に達しています。特筆すべきは、これらの資質的スキルを持つ人材の獲得難易度です。「レジリエンス(逆境力)」を求める職種の欠員率は12.0%と、AI・オートメーションスキルの7.8%を大きく上回り、テクニカルスキル以上に採用が困難な現状が浮き彫りとなりました。一方、自身のコミュニケーション能力を強みとする候補者は33%も減少しており、職務経歴書では見えにくい「潜在的な資質」をいかに可視化し、確保できるかが、今後の企業成長の鍵となります。

■ リモートワークを巡る「企業」と「人材」の決定的な乖離

人材側のリモートワークへの志向は年々強まっており、需要は平均で27%増加しています。AI&オートメーション人材においては約半数(43.2%)がハイブリッド勤務に従事、または希望しています。しかし、企業側はハイブリッド勤務の提供を絞り込んでおり、マーケティング職のハイブリッド求人は9.7%から1.8%へ激減しました。人材が柔軟性を求める一方で、企業は対面またはフルリモートの極端な選択に寄っており、両者の間に意識の乖離が起きています。

■ 「高需要スキル調査2025」

【調査概要 ・調査対象市場】:世界24カ国
(アルゼンチン / ブラジル / カナダ / メキシコ / 米国 / オーストラリア / インド / マレーシア / シンガポール / ベルギー / チェコ / フランス / ドイツ / ハンガリー / イタリア / オランダ / ノルウェー / ポーランド / ポルトガル / ルーマニア / スペイン / スウェーデン / スイス / イギリス)

【分析対象データ】: 2,200万件超の求人情報、詳細なスキル評価を含む1億6,600万件の職務経歴書、3億8,000万件以上のメタデータ

【調査期間】:年間を通じたデータ収集

*下記から無料でダウンロードできます。

https://services.randstad.co.jp/in-demand-skills-2025_2

■ ランスタッドの会社概要

[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー

[設  立] 1960年10月

[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス

[所 在 地] オランダ

[従業員数] 41,400人

[売  上] 3兆9,782億円(241億2,200万ユーロ) 2024年度実績(12月決算)

(人材サービス業として世界最大*¹)

[資 本 金]  6,816億1,436万円(41億3,300万ユーロ) 2024年12月末時点

[事 業 所] 世界39の国と地域

[事業内容] 総合人材サービス

[URL] https://www.randstad.com/

(1ユーロ164.92円換算/ 2024年12月末時点)

*¹ Staffing Industry Analysts 2025、人材サービス企業売上ランキングより

■ ランスタッドについて

ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材不足の世の中にあっても、人材に寄り添う真のパートナー(Partner for talent)として、4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じクライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。また人々が有意義な仕事につき、それぞれが適切なスキルを身につけ、職場に目的と居場所を見出す手助けをします。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い、より持続可能な未来の実現に貢献します。

オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約40,000人の社員が働いています。2024年には、170万人の人々の就職を支援し、241億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com

■ Award/表彰ほか

・LGBTQI+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を5年連続受賞

・ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)

 プロフェッショナルサービス部門 10年連続選出(人材サービス企業として唯一)

・「がんアライアワード2024」でブロンズを初受賞 (2024年12月)

・「D&Iアワード2025」より最高評価のベストワークプレイスに4年連続認定 (2025年12月)

■ ランスタッドのホワイトペーパーとコンテンツ

・ランスタッド・エンプロイヤーブランドリサーチ2025(下記のリンクよりダウンロードいただけます)

https://services.randstad.co.jp/download/form/rebr_jp2025

・ランスタッドワークモニターレポート2026(下記のリンクよりダウンロードいただけます)

https://services.randstad.co.jp/form/the-workmonitor-2026-report

・ランスタッド法人向けブログ「WorkforceBiz」 https://services.randstad.co.jp/blog

・ランスタッド個人向けコンテンツサイト「キャリアHUB」 https://www.randstad.co.jp/careerhub/

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会社概要

ランスタッド株式会社

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URL
https://www.randstad.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
電話番号
-
代表者名
猿谷 哲
上場
海外市場
資本金
1億円
設立
1980年08月