不動産のプロが選ぶ!「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキング

~1位「複層ガラス(外気の遮断で冷暖房の削減につながる)」~

アットホーム株式会社

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、全国のアットホーム加盟店を対象に実施したアンケート調査の結果をもとに、『「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキング』を発表します。

<トピックス>

■「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキング

  •  第1位 「複層ガラス(外気の遮断で冷暖房の削減につながる)」 50.9%


■「環境に配慮した住まいに関して注目しているトピックス」ランキング

  • 第1位 「ソーラーシステム」 18.4%


■不動産のプロの3人に1人が「環境に配慮した住まいを探す人が増えている」と回答




<調査結果>不動産のプロが選ぶ!「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキング

  • 第1位 「複層ガラス(外気の遮断で冷暖房の削減につながる)」 50.9%

Q.環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備は何ですか?(複数回答/上位10項目)


不動産のプロである不動産会社のスタッフに「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」を聞いたところ、1位は「複層ガラス」でした。2位は「共用部などでのLED照明の設置」、3位は「太陽光発電システム」と続きました。

1位の「複層ガラス」は外気の遮断で冷暖房の削減につながります。不動産のプロに選んだ理由を聞いたところ、「冷暖房機器の効率アップによる電気代削減が期待できるから」「省エネルギーだから」といった声が多く寄せられました。また、環境に配慮する点以外にも「防音に効果的」「結露防止になり、カーテンのカビなども予防できる」「防犯対策にもなる」など、さまざまな面から人気の設備であることが分かりました。

2位の「共用部などでのLED照明の設置」は、不動産会社からは「24時間点灯している共用部の照明の節電につながる」「交換時期が長く、ごみを減らすことにつながる」といったコメントがありました。24時間365日点灯している共用部の照明をLEDに変えることは、環境に配慮できるだけでなく、電気代節約や交換の手間軽減、夜間に突然切れてしまうリスクの予防につながり、不動産会社にとっても入居者にとってもメリットのある設備のようです。

3位の「太陽光発電システム」は太陽光のエネルギーを直接電力に変換する発電方式でCO2削減などにつながります。東京都では、2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減する「カーボンハーフ」に向けた太陽光発電設置義務化に関する新たな制度が2025年4月から始まります。不動産会社からは「クリーンエネルギー化につながる」「初期投資が高くても長く使うなら電力の削減に有効」といった声が寄せられました。また、東日本大震災を経験しているエリアからは「停電時に助かる」というコメントもありました。災害に備えるという面でも重要な設備であることが分かりました。



<調査結果>不動産のプロが選ぶ!「環境に配慮した住まいに関して注目しているトピックス」ランキング

  • 第1位 「ソーラーシステム」 18.4%

 Q.環境に配慮した住まいについて、あなたが注目しているトピックスはどれですか?(複数回答/上位10項目)


不動産会社に環境に配慮した住まいについて注目しているトピックスを聞いたところ、1位は「ソーラーシステム」でした。次いで、2位「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」、3位「エコ住宅」が続きました。

1位の「ソーラーシステム」は太陽の熱エネルギーを太陽集熱器に集め、給湯や冷暖房などに活用するシステムです。不動産会社からは「ガスや電気代の節約につながる」「不動産購入後に検討され、設置される方も非常に多い」といった声が寄せられました。

2位の「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」は年間のエネルギー消費量を収支ゼロまたは概ねゼロにする住宅のことです。不動産会社からは「光熱費が高騰しているので消費量がゼロになるのは魅力的」「今後のスタンダードとなる」といったコメントがありました。

3位の「エコ住宅」は自然エネルギーが最大限生かされた住まいのことです。注目している理由を聞いたところ、「最近の異常気象等から地球環境を考慮した場合、自然エネルギーの活用が一番有用と思えるから」といった声がありました。



  • 不動産のプロの3人に1人が「環境に配慮した住まいを探す人が増えている」と回答

Q. 環境に配慮した住まいを探す人は増えていますか?


不動産会社に環境に配慮した住まいを探す人が増えているか聞いたところ、33.4%と3人に1人が「はい」と回答しました。省エネルギーやサステナビリティなどの環境に関連する言葉が飛び交う昨今、住まいにおいても環境に配慮したいという意向が現れてきているようです。



<参考>

2022年調査 

不動産のプロが選ぶ!「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」ランキング

https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/pro-ranking-202205/

 


<調査概要>

■調査対象

全国のアットホーム加盟店


■有効回答数

844サンプル


■調査主体

アットホーム株式会社


■調査方法

インターネットによるアンケート調査


■調査期間

2023年4月13日(木)~4月20日(木)



<調査結果について>

アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。この他に「Z世代の住まい観」や住まいを探す上でどこまで妥協できるかを聞いた「妥協ライン」、「住まい探しで見落としがちな物件情報ランキング」など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。

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会社概要

アットホーム株式会社

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URL
https://athome-inc.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都大田区西六郷4-34-12
電話番号
-
代表者名
鶴森康史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1967年12月