ピースワンコ西東京ふれあい譲渡センターで、卒業した保護犬を対象としたペットホテルを新たにオープン!
コンセプトは、“里親様が安心してワンコたちを託せる場所”。保護犬団体として全国でも新しく画期的な取り組みが始まります。
犬の保護・譲渡活動を通して犬の「殺処分ゼロ」を目指して活動している「ピースワンコ・ジャパン(運営 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン:略称ピースウィンズ、 代表理事:大西健丞)」は、西東京ふれあい譲渡センターにて卒業犬を対象としたペットホテルを、2025年12月8日(月)よりオープンいたします。

ペットホテルのコンセプトは、“里親様が安心してワンコたちを託せる場所”。
ワンコたち自身も慣れ親しんだ環境と、知っているスタッフがいることで、安心してお留守番できる場所を提供し、ペットとの共生生活をより豊かなものにしていただくことを目的としています。
最大の特徴は、卒業犬を対象とした“保護犬のためのペットホテル”であることです。
ピースワンコ・ジャパンの保護犬はほとんどが元野犬のため、従来のペットホテルでは「脱走しやすい」「見知らぬ人や他の犬が苦手」「中型犬以上の体格」などが理由で利用できず、ご家族が外出を諦めざるを得ない場面を多く見てきました。
「卒業犬と里親様が、お互いの行動を制限することなく、もっと自由で楽しく過ごせる環境を作りたい」という強い思いから、今回のペットホテル開設が実現しました。

まずは、西東京ふれあい譲渡センターから卒業したワンコを対象としますが、今後は関東エリアに住む卒業ワンコまで対象を広げていく予定です。さらに、当センターでこれまで提供してきた保護犬のグルーミングサービスも、ホテル滞在中に同時にご利用いただけます。
プレオープンにあたっては、ご家族が遠方へ行く必要があり「いいホテルを探している」とご相談いただき、卒業犬“ジュノ”が宿泊第1号となりました。“ジュノ”は、卒業前に過ごしていた場所での滞在だったことで、落ち着いて快適に過ごすことができました。


ピースワンコ・ジャパンはこれまで「犬と人との共生」を理念に掲げ、老齢の保護犬が家族のもとで幸せになれる「ファミリーサポート制度」など様々な仕組みを作ってきました。卒業したら終わりではなく、その後もご家族とつながり続け、寄り添い、幸せな暮らしをサポートしたいという強い想いがあります。今後もアフターフォローの拡充を進め、犬と人が共に幸せを感じられる社会の実現に向けて取り組んでまいります。
ほとんどが元野犬である卒業犬を対象としたペットホテルを開設するという取り組みは、保護犬団体として全国でも新しく画期的な挑戦です。ぜひご取材や記事を通して「保護犬を家族に迎える」という選択肢を広める活動にご協力いただけますと幸いです。

●特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンと「ピースワンコ・ジャパン」について
ピースウィンズ・ジャパンは、 国内外で自然災害、 あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する国際協力NGOとして1996年に設立され、これまでに世界41の国と地域で活動してきました。 また、 緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や、犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動、地域活性化などに取り組み、社会問題の解決を目的とした活動に幅広く力を入れています。
ピースウィンズ・ジャパンが運営する「ピースワンコ・ジャパン・プロジェクト」は、本部の広島を拠点に神石高原シェルターを含む全国11か所のシェルター・譲渡センターで「日本の犬の殺処分ゼロ」を目指して活動を行っています。広島県の犬の殺処分機は9年以上稼働を止めており、これまでに5,200頭以上の保護犬を譲渡・返還してきました。
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