【一般観覧者募集】各国大使館員が日本語でスピーチ!『第28回・各国大使館員日本語スピーチコンテスト2025』

11月15日(土)13:00-17:00、赤坂区民ホールで開催

Aoba-BBT

株式会社Aoba-BBT(所在地:東京都千代田区、代表取締役:柴田巌、以下Aoba-BBT)のグループ会社、株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(所在地:東京都練馬区、代表取締役:柴田巌、以下アオバ)は、特定非営利活動法人大使館員親善交流協会(所在地:東京都練馬区、理事長:柴田巌、以下大使館員親善交流協会)を運営しています。

今回、大使館員親善交流協会と公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団(Kissポート財団)の共催のもと、「第28回 各国大使館員日本語スピーチコンテスト2025」が11月15日(土)13時より、港区立赤坂区民センター・区民ホールにて開催されることとなりました。本イベントは外務省、文部科学省、独立行政法人国際交流基金、東京都、港区、NHK、及び一般財団法人港区国際交流協会の後援を受け、現在、一般観覧者の募集を開始しています。

当日は、約10名の大使館員が、日本と自国の文化や言語、宗教の違いや共通点に基づく体験談を日本語でスピーチします。本コンテストは1998年に始まり、日本語を通じて各国大使館員の日本文化理解を促進し、国際交流を目的として毎年開催されています。これまでに累計400名以上の外交官や大使館スタッフが参加し、日本と世界各国の文化的背景や価値観の違いと共通性についての体験を共有してきました。

審査は、外務省・文部科学省関係者、さらに国際社会の発展に貢献してきた団体・個人によって行われます。優れたスピーチを行った参加者には、外務大臣賞、文部科学大臣賞、協賛企業賞などが授与される予定です。

アオバは、異文化交流と教育を通じて人材育成に取り組んできた経験を活かし、2018年より本コンテストの運営を担っています。本イベントを通じ、各国の文化的多様性への理解を深め、相互尊重と国際交流の場を広げていくことを目指しています。

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 『第28回 各国大使館員日本語スピーチコンテスト2025』 開催概要
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  • 日 時:2025年11月15日(土)13:00~17:00(受付開始 12:30~)

  • 会 場:港区立赤坂区民センター・区民ホール(定員400席)
           〒107-0052 東京都港区赤坂4-18-13

  • 参加対象:国際交流や異文化理解に関心のある方

  • 参加費:無料(事前申込制)

  • お申し込み:下記URLより事前登録をお願いいたします
    https://www.bbt757.com/svlEnquete/jsp/user/top?id=JSC2025

  • 申込期限:2025年11月14日(金)23:59

  • 定 員:400名(予定)
    ※定員に達しない場合は、当日受付にてお名前・ご連絡先をご記入いただければ参加可能です。

  • 主催:特定非営利活動法人 大使館親善交流協会、各国大使館員日本語スピーチコンテスト実行委員会

  • 共催:アオバジャパン・インターナショナルスクール、公益財団法人 港区スポーツふれあい文化健康財団(Kissポート財団)

  • 後援:外務省、文部科学省、東京都、NHK、港区、一般財団法人 港区国際交流協会、独立行政法人 国際交流基金

  • 協賛:八木通商株式会社、医療法人 医仁会、株式会社 ユナイテッドパートナーズ会計事務所、ユニ・チャーム株式会社、一般財団法人 国際教育振興会、公益社団法人 食品容器環境美化協会、ANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社、アサヒユウアス株式会社

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 第27回・各国大使館日本語スピーチコンテスト
 外務大臣賞受賞者:中華人民共和国大使館 コウ・ウコウ氏のスピーチ 『逆境を乗り越える力』
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皆様、こんにちは。中国大使館のコウ・ウコウです。
私の地元の話ですが、ある小学生の男の子が大好きな母親の誕生日に真珠のピアスを贈ろうと、賞金目当てで現地の英語暗唱コンテストに応募しました。

彼は英語に一度も触れたことがありませんでしたが、なんと見事に優勝したのです。コンテストのルールは、教科書の本文を選んで暗唱するというものでしたが、参加者のほとんどは現地の英語塾に通う達人たちでした。これに対し、単語もろくに読めない少年は追い詰められながらも必死に教材の音声を擦り切れるほど聞きました。

話によると、本人は文の意味を全く理解していなかったのですが、歌のメロディを覚えるように丸暗記したそうです。英語を学んだ経験がないことが、かえって有利に働き、発音やリズムに悪い癖がなく、感情表現も素晴らしかったそうです。
しかし、受賞式でこの少年が英語を話せないことがバレてしまい、一時話題にもなりました。そして16年の歳月がたち、その時の少年は今、この日本語スピーチコンテストの舞台に立ち、「逆境を乗り越える力」というテーマで英語の暗唱コンテストで優勝したことを、ちょっと自慢げに語っているところです。

本当にお恥ずかしい限りですが、これが私が最初に乗り越えた本当に小さな逆境であり、逆境を逆手に取った体験談でもあります。私はこの体験を通じて、人生には楽なことばかりではなく、逆境、しかもありがたい逆境もあるのだと認識しました。
 哲学者ニーチェは「あなたを殺さないものはあなたを強くする」という言葉を残しています。私はその後の人生で何かにぶつかるたびに、「その逆境は大いなる何か、私を成長させるための逆境である」と思うようになりました。ご在席の皆様もきっと、私には想像もしない逆境を乗り越えてこられたと思います。

同様に、世界中の国々も国民一人ひとりが結束して大きな逆境を乗り越えてきました。特に日本と中国のような悠久の歴史を持つ国は、数千年にわたり逆境を克服する意志を代々受け継ぎ、何度も何度も這い上がってきました。
戦後間もない頃の中国は非常に貧しく、砂糖ですら贅沢品でした。しかし、その後75年間努力を重ね、今や一人当たりの可処分所得は実質77倍に増加し、世界経済の成長への貢献度も世界トップでした。今では毎年1.4億人が海外旅行へ出かけるほどです。
日本も戦後、ゼロからスタートを切り、国民が知恵と力を合わせ、凄まじい勢いで悲惨な戦火から奇跡の経済復興を実現しました。また、大きな震災に幾度も襲われ、家や家族を失っても、その悲しみや痛みを乗り越え、世界屈指の耐震大国としてその名を馳せています。

このように、共に逆境に強い日本と中国との関係ですが、皆さんもご存じのように今はいろいろな問題を抱え、困難に直面しています。世論調査によりますと、日本人で中国に好感を持っている人はわずか1割前後。中国はそれほどではないものの、約4割にとどまります。
私の周りにはこの逆境を心配する声が多くありますが、私は少しも心配していません。それはなぜかと言いますと、中日友好はそう簡単に覆すことのできない立派な伝統だからです。2000年余りに及ぶ中日交流の歴史の中で、関係がギクシャクしたのはほんの1割未満です。
そして逆境は恐れるものではなく、少し手間のかかるチャンスです。確かにお互いへの批判は以前よりも多くなりましたが、それもまた相互理解を推進するチャンスではないでしょうか。今は中国嫌いの風潮もありますが、それが行き過ぎると逆にその風潮に対して懐疑的になり、むしろ自ら進んで中国のことを調べる人たちも増えると思います。大事なのはやはり、逆境を乗り越えようとする強い意志ではないでしょうか。

逆境を逆手に取ることで相手を理解しようとする姿勢が生まれ、それが両国関係の改善に資すると私は深く信じています。日本に来てから、中日友好に人生を捧げ、強い意志で中日の難局を打開しようとする、そういう素晴らしく尊い人格の持ち主に少なからず出会いました。時に仕事で挫折し、本当に心が折れそうになった時も、そういう人たちの存在を思い出し、目の前の逆境には絶対に負けてはいけないと決めました。

雨降って地固まる。中日の強い逆境力と両国関係の強い底力が必ず花を咲かせると、私は強く信じています。ご清聴いただき、ありがとうございました。

(※)詳細は第27回 各国大使館員日本語スピーチコンテストをご覧ください。

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アオバジャパン・インターナショナルスクールについて

株式会社Aoba-BBT(所在地:東京都千代田区、代表取締役:柴田巌、以下Aoba-BBT)の子会社である株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(本店:東京都練馬区)が運営する歴史あるインターナショナルスクール。1976年に目黒区青葉台での開校。幼児から12年生(高校3年生)までを対象とした、特定の宗教を持たない共学のインターナショナルスクール。日本語クラス以外の授業はすべて英語で行われる。国際バカロレアのカリキュラムに積極的に参加できるようになるための英語サポートプログラムも充実している。幼稚園から高校までの全ての課程において北米および国際水準のカリキュラムを提供、卒業生は世界中の大学への出願資格が得られる。

さらに、アオバはCIS(カウンシル オブ インターナショナル スクールズ)および NEASC(ニューイングランド アソシエイション オブ スクールズ アンド カレッジズ)の認証も受けている。また、国際バカロレア機構(IBO)より国際バカロレア(IB)DP(高等部)、MYP(中等部),PYP(初等部・幼稚部)の認定校として承認されており、すべての課程においてIB教育を提供している。http://www.aobajapan.jp/

Aoba-BBTについて

1998年4月に設立されたAoba-BBTは、「世界で活躍するリーダーの育成」をミッションに掲げています。幼児から経営層までを対象に幅広い教育プログラム(Life-Time Empowerment:生涯学び続けるプラットフォーム)を提供し、インターナショナルスクール、企業研修、オンライン大学・大学院(MBA)など幅広い事業を展開しています。革新的な教育技術を活かし、個別のニーズに合わせた学習環境を提供し、学生やビジネスプロフェッショナルが持続的な成長を実現できるようサポートしています。Aoba-BBTは、教育分野でのリーディングカンパニーとして、常に進化を続け、未来の教育に貢献しています。https://aoba-bbt.com

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会社概要

株式会社Aoba-BBT

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URL
https://aoba-bbt.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区六番町1-7 Ohmae@workビル
電話番号
-
代表者名
柴田巌
上場
東証スタンダード
資本金
18億1800万円
設立
1998年04月