全国の地方創生とSDGs推進を目的とした「一般社団法人つながり応援」設立

人と人のつながりを基盤に、日本全国の声に寄り添い、応援の輪を広げる新団体が始動

ファーストイノベーション

2025年12月4日 11時09分

ファーストイノベーション（本社：東京都中央区晴海3-13-1 52F、代表取締役社長：木ノ根雄志）は、官民連携の地方創生団体『一般社団法人つながり応援』（理事長：清水国明、副理事長：木ノ根雄志・梶川隆史）が2025年8月8日付にて設立されたことをお知らせいたします。

本法人は「つながりで日本全国を応援」をテーマに、WEBやSNSを活用した地域の魅力発信を通じて交流人口の拡大や地域経済の活性化を目指します。理事長にはタレントとしてだけでなく、自然暮らしの伝道者・地域創生活動家として長年活動してきた清水国明氏が就任。

SDGsの理念「誰一人取り残さない」を軸に、人と人のつながりを基盤とした社会づくりを推進してまいります。

「一般社団法人つながり応援」設立の背景と理念

全国の地域社会は今、大きな転換期を迎えています。人口減少や少子高齢化、産業の空洞化など、地方が抱える課題は年々深刻さを増しています。しかし一方で、それぞれの地域には歴史に裏打ちされた文化、豊かな自然、そして地域を支えてきた人々の知恵と情熱があります。それらを再発見し、持続可能な形で未来へとつなげることが、私たちに課せられた使命です。

この使命を具現化するために設立されたのが「一般社団法人つながり応援」です。名称に込められたのは、「人と人のつながりこそが社会を動かし、地域を元気にする」という信念。行政でも企業でも、個人でも学生でも、一人ひとりが手を取り合い、全国に“応援の輪”を広げる仕組みを目指します。

理事長・清水国明は、半世紀にわたり人々に笑顔と感動を届けてきた存在です。フォークデュオ「あのねのね」でのデビュー以来、テレビ・ラジオでの活動を通じて日本中の人々に親しまれてきました。しかし彼の真骨頂は、芸能の枠を超えた“つなぐ活動”にあります。自然暮らしの伝道師として、里山再生やアウトドアイベントを通じて都市と自然を結び、また災害が起きれば自ら現地に駆けつけ、復興支援に奔走してきました。

清水の思想の根底にあるのは、SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」という約束です。彼は「不便を楽しむ」というアウトドアの精神を社会活動にも持ち込み、厳しい状況をもポジティブに転換する力を人々に伝えてきました。この思想を軸に据えることで、「つながり応援」は単なる地方創生団体ではなく、“人を信じ、人を生かす”全国的なネットワークとして機能していきます。

「一般社団法人つながり応援」の主な活動内容

・つながり応援プロジェクトの推進
　全国47都道府県で、仲間や協力者が集まった地域から順に展開。地域資源の発掘・魅力発信・観光促進を通じて、交流人口の拡大と地域経済の活性化に取り組む。

・清水国明の「つながり全国旅」企画・運営
　理事長・清水国明が全国を巡り、地域住民との交流を通じて人と人をつなぎ、地域に眠る魅力を再発見。体験型の交流企画を創出する。

・地域イベントの支援・協働
　地域で行われる祭りやイベントの企画・出展・運営をサポート。住民と来訪者の交流を促進し、地域文化と経済の活性化に寄与。

・クラウドファンディングを活用した地域支援（つながりファンディング）
　地域の挑戦やプロジェクトを資金面・広報面で支援。資金調達にとどまらず、応援者との共感を生み出し、全国的な支援の輪を広げる。

・学生主体の地域活性化支援（がくせい応援プロジェクト）
　地域の学生が中心となり、まちづくりや地域課題解決に挑戦する仕組みを提供。若者の参画を促し、地域の次世代リーダーを育成。

・災害支援・復興活動
　自然災害発生時に、被災地の復興支援や人と人のネットワークを活かした現場支援を展開。理事長・清水国明の経験を基盤に、現場主義の活動を実施。

・SDGs推進・地域課題解決型プロジェクト
　「誰一人取り残さない」という理念のもと、官民連携で持続可能な地域づくりを推進。教育・防災・環境・文化など幅広いテーマを対象とする。

今後の展望

「つながり応援」は、地域ごとの個性に合わせた活動を全国に広げると同時に、日本の文化や挑戦を世界に発信することも目指しています。観光や産業だけでなく、教育、防災、コミュニティ形成といった幅広い分野で活動を展開し、国際的にも評価される“地域発のイノベーション”を生み出していきます。

理事長コメント（清水国明）

「私はこれまで、自然の中で“生きる力”を育む活動を続けてきました。その中で気づいたのは、人は一人では生きられないという当たり前の真実です。友だち同士が助け合う“友助（ゆうじょ）”の精神は、地域でも社会でも必要なものです。

『つながり全国旅』では、ギターを手に地域の人々と語り合い、その土地の魅力を掘り起こしてきました。笑顔や涙、感動が生まれる瞬間に立ち会うたび、“人は人によって生かされている”と実感します。

自然を基本に据え、不便を楽しみながら、人と人をつなぐ。そんな活動を全国へ広げ、『誰一人取り残さない社会』を仲間とともに実現していきたいと思っています。」

未来への挑戦 ― 誰一人取り残さない“つながりの輪”を全国へ

「つながり応援」は、理事長・清水国明の思想を礎に掲げ、人と人、人と地域を結ぶ“つながり”の力で日本の未来を切り拓きます。私たちが目指すのは、経済や地域の活性化にとどまらず、すべての人が安心して生きられる社会です。

地方に眠る魅力を掘り起こし、学生や若者の挑戦を後押しし、災害に苦しむ地域には希望を届ける。こうした一つひとつの活動の積み重ねが、日本を再び元気にすると私たちは信じています。

「誰一人取り残さない」――その約束を胸に、私たちは地域の声に耳を傾け、仲間と共に歩み続けます。そして、日本全国を応援する“つながりの輪”を、世代を超えて、地域を超えて、未来へと広げてまいります。