株式会社フォーバル チームきづなPARK 内閣府「地方創生☆政策アイデアコンテスト」にて「地方創生担当大臣賞」を受賞
『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』を理念に掲げ、ESG経営を可視化伴走型で支援する「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)集団」の株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典、以下「フォーバル」)は、島田制作合同会社、株式会社Next IWATEと協働し、内閣府主催・経済産業省共催「地方創生☆政策アイデアコンテスト」において、岩手県と宮城県の4市町を対象とした広域連携による地域活性化プラン「『越境共創』から始まる地域の未来― 境界を越えて、栗登一平が共に創る新しい価値のデザイン案 ―」を考案し、「地方創生担当大臣賞」他3つの賞を受賞いたしました 。

「地方創生☆政策アイデアコンテスト」とは
地域経済分析システム(RESAS)等を活用し、地域課題の分析を踏まえた地域の未来をよりよくする政策アイデアを募集する内閣府主催のコンテストです。地方創生やデータ利活用に関心を持つ学生や地方公共団体職員、民間企業の方など、どなたでもご応募が可能です。
https://contest.resas-portal.go.jp/
受賞内容
今回の「地方創生☆政策アイデアコンテスト」では、地方創生担当大臣賞を含む、計4つの賞を受賞する運びとなりました。
【1】地方創生担当大臣賞
全国から応募された1153件の中で優れた分析や政策アイデアを提案した4組(高校生以下の部、大学生以上一般の部各2組)が選出。
【2】東北経済産業局長賞
各経済産業局等の管区ごとに特に優秀な政策アイデアに対して選定され、東北地区を対象としたアイデアの中から計5組が受賞。https://www.tohoku.meti.go.jp/kikaku/chihososei/topics/251216.html
【3】三菱UFJリサーチ&コンサルティング賞
各部門2組(計4組)が受賞。
【4】観光予報プラットフォーム賞
各部門2組(計4組)が受賞。
政策アイデア
宮城県北部の栗原市・登米市、岩手県南部の一関市・平泉町の4市町(通称:栗登一平)を一つの経済圏と捉え、RESASを用いて分析を行いました。同地域では2020年から生産年齢人口の減少が加速しており、今後さらにその傾向が強まると予測されます。また、産業間取引構造において、「食料品」「電子部品・デバイス」といった製造業と「農業」は、生産額が大きい上に純移輸出額がプラスであり、他産業への影響度も高いという結果になりました。とはいえ、各産業別の労働生産性をみてみると「建設業」や「製造業」は高い一方、「農業」は低い傾向にありました。これらの分析により、地域産業の基盤の1つである「農業」の労働生産性向上が急務であるという課題が浮き彫りになりました。農業の労働生産性の低さは栗登一平だけでなく、全国的な課題でもあります。この課題に対し、農業の労働生産性向上のモデルづくりを栗登一平で実証実験ができないかと考え、「やれることは一緒にやっちゃえ」をスローガンに、以下の2つの柱からなる解決策を考案しました。
【1】伴走支援人材「栗登一平企業ドクター(KKD)(仮称)」の育成
事業者の経営改善に向けて、可視化伴走支援ができる人材「栗登一平企業ドクター(仮)」を育成し、地域に根付いた支援者による事業者の現状の可視化と生産性向上を目指します。一関市で進めている実証実験においては、一関商工会議所や一関工業高等専門学校の学生を中心に、域内企業の実態調査を通じて、事実に基づいた事業立案を実施できるかのトライアルを行います。

【2】事業者の情報可視化と集約、共有できるプラットフォームの構築
域内事業者の現状把握のため、データの集約・蓄積するプラットフォーム(きづなPARK)にて、可視化された事業者情報を伴走支援に活かす体制、仕組みづくりを目指します。統計データを地域内で共有することで、経験や勘だけでなく事実データに基づいた支援を可能にします。

受賞理由
本プレゼンテーションは、定量データだけでなく定性データ、さらにRESAS以外のデータも含めて活用した分析が詳細で、政策の必要性や有効性の根拠が明確に示されていたこと、また提言の質とオリジナリティが高かったこと、加えて効果の試算や地域主体との連携イメージが提示されるなど、実現性・具体性が高かった点を選定理由として評価いただきました。さらに、プレゼンテーションではそれらの内容が分かりやすく表現されていたことも高く評価されています。また、「自分事として実現させる」という意思表示や、アイデア実現による派生的インパクトを見据えた姿勢も評価いただいての受賞となりました。
受賞コメント
株式会社フォーバル きづなPARK統括部分析開発部データ分析課 山内 崇史
このたびは地方創生大臣賞を頂き、大変光栄に思います。島田制作合同会社様、株式会社Next IWATE様と当社の3社合同で”共創”し、"共創"がもたらす可能性と価値を伝えるアイデアをご評価いただけたことは、私どもにとって大きな励みとなりました。今後もアイデア実現に向けて、期待に応えられるよう精進してまいります。
島田制作合同会社 代表 島田 昭広
この度の栄誉ある受賞はフォーバル様、Next IWATE様と当社で力を合わせて取り組んだ結果として、大変光栄に感じています。3社合同チームでの挑戦を通し、それぞれの得意領域を掛け合わせることの可能性や広がりを実感しました。今後も皆さまとともに地域社会の未来づくりに挑戦したいと考えております。
株式会社Next IWATE 代表取締役CEO 上野 裕太郎
このたび、地方創生担当大臣賞を受賞できたことを大変光栄に思います。Next IWATE、フォーバル、島田制作合同会社が、それぞれの強みを持ち寄り、地域の現場に向き合ってきた成果です。受賞はゴールではなくスタート、今後も三者で連携し、栗登一平の越境地域から持続可能な価値創出に挑戦してまいります。
株式会社フォーバルについて
ESG経営を可視化伴走型で支援する「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)集団」であるフォーバル(資本金: 41億 50百万円、 【証券コード: 8275】)は、中小・小規模企業を対象に「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の 5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。
政府が掲げる4つの原動力「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に則り、自治体・民間企業・教育機関・金融機関と連携しながら日本全国でDX・GX人材を育て、その人材が地元経済を活性化させるという好循環によって永続的な地方創生の実現を目指す「F-Japan」構想を推進するとともに、近年ますます注目される人的資本をはじめとしたESG経営の可視化伴走支援に取り組んでいます。
■会社概要
社名:株式会社フォーバル
代表:代表取締役社長 中島 將典
設立:1980年(昭和55年)9月18日
所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
※詳細はホームページをご覧ください。
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