京都芸術大学でエスカレーターマナーアップを目指すキャッチコピーワークショップを開催!優秀作品はポスターに使用され、京都市内に掲出されます。
京都府理学療法士会が取り組むエスカレーターマナーアップ推進事業の一環
2024年2月1日より京都市営地下鉄の各駅、京阪電鉄・阪急電鉄の京都府下の各駅にて掲示されます。
京都芸術大学では、京都府理学療法士会のエスカレーターマナーアップ推進事業とのキャッチコピーワークショップを2023年10月10日に開催いたしました。IMPROVIDEのコピーライター池端宏介氏、京都芸術大学 丸井栄二教授が講師をつとめ、学生を対象に授業の一環として行いました。
参加した学生からは「歩いては危ないという事は知らなかった」という声が多く上がり、学生たちにもエスカレーターの安全な利用マナーを周知する一助となりました。今回は34名の学生が150を超えるキャッチコピーを考案し、最終選考で5名の6作品が優秀賞に選ばれました。
優秀作品
・速いって危ない
・エレベーター、遠いなぁ
・その『気づかい』 『気まずい』になっているかも
・実は 1人止まるとみんな止まれる
・ってことは、並んで手つなげちゃう
・大阪、右側。東京、左側。これから、両側。
合同キャンペーン実施
ワークショップで選ばれたキャッチコピーのうち5作品を使用したポスターを制作し、京都市交通局、京阪電鉄、阪急電鉄とポスター掲出のキャンペーンを行います。
2024年2月1日より京都市営地下鉄の各駅、京阪電鉄・阪急電鉄の京都府下の各駅にて掲示されます。
エスカレーターマナーアップ推進事業
京都府理学療法士会では令和元年より「エスカレーターマナーアップ推進事業」に取り組んでいます。
これまでエスカレーターは、歩いて上り下りする人のために片側を開けて利用することが定着しています。しかし最近では危険防止の観点から、各自治体や鉄道会社独自に「エスカレーター利用時には歩かず手すりをもって両側に立つ」ことを推奨する掲示や、それを条例に取り入れる等の取り組みが見られるようになりました。
京都府理学療法士会での事業観点は「障がいを持つ方々と共に歩む団体からの提言」です。障がいを持つ方々が安全に外出し、社会参加できる環境づくりを目指します。すべての人が安全に気持ちよく生活できる社会を作れるように、障がいを持つ方々に一番近い場所で働く私たちが、先頭に立って声を上げていきたいと考えております。
2021年よりエスカレーターマナーアップ推進ポスターを作成し、京都市交通局と合同でマナーアップキャンペーンを実施しています。
京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
12学科22コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:12学科22コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,976名(芸術学部 正科生、2023年5月現在)
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