早稲田大学、独自の出張申請システムに「テックタッチ」を導入し、操作時間を削減

~教職員と学生の申請時間を短縮、作業負担を軽減へ~

テックタッチ株式会社

テックタッチ株式会社は、学校法人早稲田大学の教職員および学生向け出張申請システム「e-Trip」へのAI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」の導入により、システムの利便性向上を実現したことをお知らせします。今回、システムのUI改修と並行して、「テックタッチ」を実装。利用者である教職員および学生の出張申請の時間が短縮されるなど、ユーザー体験の向上と業務効率化に貢献しました。

■導入の背景

早稲田大学では、約4,000名の教職員および学生が利用する出張申請システム「e-Trip」を約6年間運用していました。月あたり約5,100件に及ぶ申請において、大学特有の多層的な承認フローなどにより、出張申請の入力項目数が多く、入力途中のエラーや差し戻しが発生し、利用者の申請時間が長時間に及ぶことが課題となっていました。利用者の不満の声はあったものの、その使いづらさがシステム上のどの部分に起因するのか、統計的なデータで把握できていない状況でした。

2022年、新型コロナウイルスの影響で減少していた出張が再開すると、システム利用頻度が増加。それに伴い、使いづらさを訴える声も増えてきたことから、本格的なシステム改善の必要性が高まりました。システムユーザインターフェースの大幅改修に加え、入力補助機能やガイド機能など新たな機能追加をスピーディに行うため、DAPの導入が検討されました。

■導入の決め手

複数のDAP製品を比較検討する中で、国内企業であることや官公庁や大手企業への豊富な導入実績を評価し、「テックタッチ」の導入を決定しました。

「テックタッチ」のデータ分析機能によって、これまで把握できていなかったシステム利用状況を可視化できる点も評価。これにより、利用者の使いづらさの正体を定量的に把握し、継続的な改善につなげるPDCAサイクルを回せることへの期待もありました。

■活用効果

「テックタッチ」導入により、操作が煩雑だったシステムが整理され、利用者が迷わずに入力できるようになりました。出張申請画面の平均入力時間が短縮され、教職員・学生双方の負担軽減と業務効率化に寄与しています。また、利用者がつまずきやすかった入力項目にツールチップを設定し、操作ガイドを設置することで、入力導線を最適化しました。その結果、「説明書きがすっきりして見やすくなった」「入力しやすくなった」といった声が多く寄せられ、ユーザー体験の大幅な改善が確認されています。

さらに、「テックタッチ」に備わる分析機能により、これまで感覚的だった改善効果がデータで可視化され、システム改善の担当者も効果を実感できモチベーション向上にもつながっています。

■学校法人早稲田大学 情報企画部 情報企画課 マネージャ 柴山拓人様のコメント

8月に導入された「テックタッチ」によって、学内システムの利便性向上に大きな可能性を感じています。「e-Trip」の改善では、UI改修と並行して「テックタッチ」によるガイド機能を実装したことで、短期間で効果的な改善を実現することができました。今後は、「テックタッチ」の分析機能から得られるデータを活用し、さらなる入力補助ガイドの充実を図る予定です。また、「e-Trip」で得た成果を、将来的には他の学内システムにも横展開していきたいと考えています。テックタッチには、これからもユーザーの声を反映した新たな機能開発や活用提案を積極的に行っていただけることを期待しています。

■学校法人早稲田大学について

1882年に創立された東京専門学校を前身とする総合大学です。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を建学の精神に掲げ、先進的な教育・研究を展開し、政財界・学術界・文化界など幅広い分野でリーダーを輩出しています。2032年に創立150周年を迎え、さらなる教育・研究の発展と社会貢献を行っています。

学校法人早稲田大学:https://www.waseda.jp/top/

■AI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」について

テックタッチは「すべてのユーザーがシステムを使いこなせる世界」を目指し、大手企業や官公庁など900万人(2025年10月時点)を超えるユーザーにAI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を提供しています。ノーコードでナビゲーション、ツールチップなどのユーザーを導くガイドを作成でき、システム利用促進・定着化を支援します。グッドデザイン賞、経済産業省が選ぶJ-Startup認定など受賞多数。AIを活用した公共サービス向け新機能の開発にも注力し、テクノロジーを通じて行政サービスの利用促進、公共事業のDX推進を後押ししていきます。

<テックタッチで設定したナビゲーションの例>

【テックタッチ株式会社 会社概要】

会社名  :テックタッチ株式会社

設立   :2018年3月1日

代表取締役 CEO:井無田 仲

所在地  :〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目17-1 PMO銀座Ⅱ 5F

事業内容 :デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」およびデータ戦略AIエージェント「AI Central Voice」の開発・提供

URL   :https://techtouch.jp/

メディアURL:https://techtouch.jp/media/

※記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

■ニュースリリースに関するお問い合わせ

<サービス導入に関するお問い合わせ>

テックタッチ株式会社 営業担当:小熊坂

URL:https://techtouch.jp/contact

<取材のお問い合わせ>

テックタッチ株式会社 広報担当:中釜・後藤・藤岡

pr@techtouch.co.jp

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会社概要

テックタッチ株式会社

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URL
https://techtouch.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座8丁目17-1 PMO銀座Ⅱ 5F
電話番号
-
代表者名
井無田 仲
上場
未上場
資本金
24億円
設立
2018年03月