国内有数の高級レジデンス「WORLD TOWER RESIDENCE」にAI活用の新サービス「スミカレジデンスアプリ」を提供開始

AI技術で混雑状況を可視化し、ムダな「待つ」をなくすサービスを提供する株式会社バカン（本社：東京都千代田区、代表取締役：河野 剛進、以下「バカン」）は、今回、初めて住宅共用施設予約サービス「スミカレジデンスアプリ※」を開発し、株式会社NTT東日本‐南関東　東京事業部（本社：東京都港区、代表取締役社長：鈴木 康一、以下「NTT東日本‐南関東」）と共同で、「WORLD TOWER RESIDENCE」（東京都港区浜松町）にお住まいの方、管理者の方向けにサービスを提供し、便利で快適なくらしをサポートします。

※スミカレジデンスアプリはバカンの登録商標です。

■導入の背景

近年、高級レジデンスにおいては、フィットネスジムやラウンジなどの充実した共用施設が、入居者の快適な暮らしを支える重要な要素となっています。しかしながら、これらの施設は実際に足を運んでみないと混雑状況がわからないため、利用したい時に使えないというストレスが課題となっていました。

さらに、予約が必要な共用施設においても、従来はコンシェルジュへの口頭や紙面での申請が必要であり、入居者にとって予約手続きや予約状況の確認が行いづらい状況にありました。

今回、このような課題の解決に向け、入居者の利便性向上と管理運営の効率化の両立をめざし、AI技術を活用した本取り組みを行う運びとなりました。

■今回の取り組み

混雑状況可視化プラットフォーム「VACAN」の技術を活用し、開発した「スミカレジデンスアプリ」は、共用施設の混雑可視化機能と予約システムを統合し、入居者がスマートフォンやパソコンから手軽に利用可能です。また、管理者は、共用施設の予約管理のデジタル化とお知らせ配信のペーパーレス化により、業務効率の向上とコスト削減を実現できます。さらに、共用施設内にはWi-Fi環境を整備し、快適なインターネット環境が利用可能となります。

本サービスは、世界貿易センタービルディング、鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、東京建物の5社が参画する「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の一部として進められており、「WORLD TOWER RESIDENCE」（地上46階建て、総戸数389戸）において、入居開始となる2025年3月より提供を開始いたします。

■スミカレジデンスアプリについて

画像：スミカレジデンスアプリイメージ

【機能詳細】

1.混雑状況の確認

AIで共用施設の利用状況を検知し、各施設（カフェラウンジ、フィットネスルームなど）の混雑状況をリアルタイムに確認可能。

2.共用施設の予約

PCやスマートフォンから、共用施設（コワーキングスペース、パーティールームなど）の予約が可能。空き状況も簡単に確認可能。

3.お知らせ/アンケート機能

利用規約変更や重要なお知らせ（例：火災報知器点検）の通知や、アンケート機能を搭載。

■各社の役割　

バカン	・スミカレジデンスアプリの開発・提供
NTT東日本‐南関東	・本サービスの提供に必要なネットワーク環境の提供と運用サポート

バカンとNTT東日本‐南関東は、本施設における導入ノウハウを基に、AIやICT技術を活用した混雑把握技術の向上や施設向けソリューションの開発に向けた協業を加速していきます。

■株式会社バカンについて

会社名：株式会社バカン

代表者：河野 剛進

所在地：東京都千代田区麹町2-5-1 WeWork 半蔵門 PREX South 3F

設立：2016年6月

URL：https://corp.vacan.com/

バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑データを起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。

■株式会社NTT東日本‐南関東について

会社名：株式会社NTT東日本‐南関東

代表者：鈴木 康一

所在地：東京都港区西新橋三丁目22番8号

設立：1998年2月25日

URL：http://www.minamikanto.ntt-east.co.jp/company.html