脅かすもののない空を願う オンライン平和フォーラム2月4日(日)
核兵器禁止条約参加への道筋を考える
平和の願いを次世代とともに
フォーラムでは、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲さんとSGI軍縮担当プログラム・コーディネーターの堀口美幸さんが、昨年11月に開催された核兵器禁止条約の第2回締約国会議の成果と今後の課題を報告します。また、長崎大学核兵器廃絶研究センターの鈴木達治郎さんが、核使用による世界の安全保障のリスクなどを話します。国連の軍縮担当トップを務める中満泉さんのビデオメッセージも配信します。
締約国会議では「核抑止論の正当化は核拡散リスクを高めており、世界の安全保障にとり危機的な問題」とする宣言が採択されました。ウクライナやパレスチナ・ガザでの戦闘で、政治家や軍幹部が核兵器使用を言及することも念頭に「核による威嚇は、国際法に違反し世界の平和と安全を損なう」と非難しています。
日本の核兵器禁止条約加盟を望む声が国内外に多くあるなか、次世代の若者たちとともに日本政府参加への道筋を考え、核兵器で平和な世界は保てないとあらためて確認します。
登壇者プロフィール
川崎 哲(かわさき あきら)さん
1968年東京生まれ、東京大学法学部卒業。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員。ピースボート共同代表。核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表として、NGO間連携や政府との対話促進に尽力。
著書に『僕の仕事は、世界を平和にすること。』(旬報社、2023)『新版 核兵器を禁止する』(岩波ブックレット、2018)など。
堀口 美幸(ほりぐち みゆき)さん
2019年アメリカ創価大学卒業。創価学会インタナショナル(SGI)軍縮担当プログラム・コーディネーター。核兵器廃絶を目指す国際青年ネットワーク「Youth for TPNW」のパートナーシップ・コーディネーターとして、他団体のユース代表と共に、若者への啓発や意思決定プロセスへの参画などを促進。
鈴木 達治郎(すずき たつじろう)さん
1951 年生まれ、東京大学工学部原子力工学科卒業(工学博士)。マサチューセッツ工科大学プログラム修士修了。長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長・教授。専門は原子力政策、核軍縮・不拡散政策、科学技術と安全保障・社会論など。元内閣府原子力委員会委員長代理。核兵器と戦争の根絶を目指す科学者集団パグウォッシュ会議評議員として活動。
「核兵器で平和は保てるの?~世界の情勢から考える~」開催概要
【開催日時】2024年2月4日(日)14時~15時30分
【開催方法】You Tubeライブ配信(アーカイブ視聴可)
【参加費】無料
【主 催】国際交流NGOピースボート、カクワカ広島(核(カク)政策を知りたい広島若(ワカ)者有権者の会)、
パルシステム生活協同組合連合会の共同開催 ※ともにICANパートナー団体。
【イベント詳細】https://information.pal-system.co.jp/press/240115-peaceforum/
【申込URL】https://forms.gle/s3WEA4FF6dMrQ2BP6 ※直前の案内メール配信希望者用
【配信URL】https://www.youtube.com/watch?v=_3-Se6KEWNo
【組織概要】
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
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