スワイプ型LP制作・分析ツール「SwipeKit」で目標CPAを23%下回る成果を達成。「牛カツ京都勝牛」大阪・関西万博店の高額"個室予約"で、CV率15.1%を記録
〜CV率15.1%を達成、飲食店予約の業界標準6.6%の2.3倍を記録〜

株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長CEO:西江 肇司、東証プライム:6058)の子会社で、SaaS事業及びデジタルマーケティング支援事業を展開する株式会社トライハッチ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長、武藤 尭行、以下「当社」)は、スワイプ型LP制作ツール「SwipeKit」と広告運用支援により、株式会社京都勝牛(本社:京都府京都市)が運営する「牛カツ京都勝牛 大阪・関西万博店」の集客課題解決に貢献したことをお知らせいたします。
2,900万人が訪れた大阪・関西万博の熱狂の中、高額な「個室予約」の獲得という課題に対し、目標CPA(顧客獲得単価)を23%下回るCPA¥7,661を達成いたしました。
CV率は15.1%を記録し、飲食店予約の業界標準である6.6%※の2.3倍という高効率を実現。さらに、スワイプ型LPの弱点とされるPCデバイスにおいて予約全体の約60%を獲得するなど、デバイスを問わず高い成果を上げました。
※当社調べ
背景|万博2,900万人の「予約需要」という巨大な機会
大阪・関西万博は、最終累計来場者数2,900万人超という歴史的な成功を収めました。施策を実施した2025年8月〜10月は、来場者数が爆発的に増加した「熱狂の渦中」にあたります。
この世界的イベントにおいて、会場周辺の飲食店には「事前予約」という新たな需要が急増。特に、「個室」での特別な体験はファミリー層やビジネス利用として求める声が高まっていました。
当社が集客支援を実施した「牛カツ京都勝牛 大阪・関西万博店」は、堅調な集客基盤を構築できていたものの、この特別な機会を最大化するため、デジタル施策による「個室予約」獲得策のさらなる強化を決定。高額な「個室」(12席)のさらなる認知向上と予約体験を向上させることが、重要なテーマとなりました。
解決策|Google広告 × スワイプ型LP「SwipeKit」
当社は、このミッションを成功させるため、「予約したいユーザー」と店舗を結ぶデジタル戦略を設計しました。
【Google広告】
「万博 レストラン 予約」など、予約を検討しているユーザーの検索行動をGoogle広告でピンポイントに捕捉しました。
【スワイプ型LP「SwipeKit」】
広告の受け皿としてスワイプ形式のUI/UXを備えたLPを「SwipeKit」で制作しました。
「SwipeKit」の最大の特徴は、「モバイルファーストのスワイプUI」と「PCでも高いコンバージョン率」を両立させた設計です。一般的なスワイプLPツールがモバイル特化である中、SwipeKitは高単価商材をじっくり検討するPCユーザーにも最適化されたデザイン(UI)とUXを提供しています。
本施策では、モバイルデバイスからの予約(13件)はもちろん、高単価な個室予約をじっくり検討するPCデバイスからの予約(19件)を高効率で獲得することに成功しました。さらに、PDCAサイクルを容易に回せる分析性能によってスピード感を持ったLP改善が可能となりました。
今回の施策は平均予約リードタイムが約20日と比較的長いことから、旅行や接待を事前にPC・モバイルで計画する層による「個室予約」のコンバージョンを、デバイスを問わず効率的に獲得できたことがうかがえます。
結果|Google広告 × スワイプ型LP「SwipeKit」がもたらした主な成果

本施策(2025年8月1日〜10月13日実施)は、クライアントの集客施策に寄与し、以下の成果を生み出しました。
▼本施策の成果
①【高いCV率と目標達成】CV率15.1%達成、業界標準の2.3倍を記録
②【個室予約の売上増加】個室予約の総売上が+88%増加、高単価商材で大きな成果
③【PCデバイスでの高い獲得率】個室予約の60%をPCで獲得、スワイプLPの常識を覆す
④【質の高い予約獲得】平均リードタイム約20日の熟考型予約、キャンセル率も低減
①【高いCV率と目標達成】CV率15.1%達成、業界標準の2.3倍を記録
広告経由で獲得した個室予約において、CV率は15.1%を記録しました。
これは、飲食店予約の業界標準である6.6%の2.3倍の効率であり、SwipeKitのスワイプUIが持つ高いエンゲージメント性能を実証する結果となりました。
さらに、目標CPA¥10,000に対し¥7,661(23%削減)を実現。これは、最低でも¥60,000以上の売上につながる予約を、その約8分の1のコストで獲得できたことを意味します。
②【個室予約の売上増加】個室予約の総売上が+88%増加、高単価商材で大きな成果
施策前の同期間(5/15〜7/31)と比較し、「個室予約」の総売上は+88%の増加を記録しました。
広告経由で32件の個室予約(¥60,000〜)を獲得し、売上に大きく寄与。SwipeKitの視覚的な訴求力が、高単価商材の魅力を効果的に伝えた結果です。
③【PCデバイスでの高い獲得率】個室予約の60%をPCで獲得、スワイプLPの常識を覆す
広告経由で獲得した32件の個室予約のうち、PCデバイスからが19件(60%)を占めました。
これは、最低利用単価¥60,000超という高単価商材において、「PCが主戦場である」ことを明確に示す結果です。従来、スワイプLPツールは「モバイル特化」と認識されてきましたが、SwipeKitは高単価×長期検討という特性を持つ商材において、PCでも真価を発揮することを実証しました。
平均予約リードタイムが約20日と長いことからも、旅行や接待を事前に計画する層を、デバイスを問わず効率的に獲得できたことがうかがえます。
この結果は、BtoB商材、不動産、高額EC、旅行など、「じっくり検討される商材」におけるSwipeKitの横展開可能性を強く示唆しています。
④【質の高い予約獲得】平均リードタイム約20日の熟考型予約、キャンセル率も低減
LP経由の予約は質が高く、キャンセル率も低い結果となりました。施策前、キャンセル理由の第1位となっていた「お店変更」が、施策後には第4位へと低下。
店舗の魅力をユーザーにスムーズに伝えることで、予約の「量」と「質」の両面で改善が見られたことを示しています。
スワイプ型LP制作ツール「SwipeKit」について
SwipeKitは、スマートフォンに最適化されたスワイプ型LPをノーコードで簡単に制作・分析できるクラウド型プラットフォームです。
従来「スワイプ型LP=モバイル特化」という認識が一般的でしたが、SwipeKitはPCデバイスでも高いコンバージョン率を実現する設計が特徴です。高単価商材や高関与商材において、デバイスを問わず成果を出せる点が大きな差別化要因となっています。
国内外で多数の企業が導入し、CVR向上や広告パフォーマンス改善に貢献しています。
関連リンク
株式会社トライハッチについて
2018年1月5日創業。本社、東京都新宿区。営業所、大阪府大阪市、香川県高松市、代表取締役(Founder)、武藤 尭行。2018年1月に創業し、同年3月よりMEO事業を開始。2019年にGoogleビジネスプロフィールの管理・分析ツール「MEOチェキ」をリリース。Googleビジネスプロフィールを主軸とした集客支援・業務効率化・ブランド管理を一貫して支援し、現在は国内外70,000店舗以上に導入されるSaaSへと成長。運用支援も含めるとこれまでに80,000店舗以上のO2O・店舗DXに従事。2023年3月に役員陣で保有していた株式の一部を株式会社ベクトルに売却し連結子会社化。2025年4月にスワイプLP制作・分析ツール「SwipeKit」をリリース。"マーケティングを、もっとスマートに。成果をもっと確実に”をミッションに掲げ、マーケティングSaaSの開発からマーケティング支援までをテクノロジーとヒトで解決し続けるためのサービス開発・提供を行っています。
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