東京・文京学院大学の学生12名が釜石市の地域課題解決に取り組む 産学官連携プログラム「釜石スタディケーション2025」を実施
滞在期間:2025年5月17日(土)~6月1日(日)
文京学院大学(学長:福井勉)は、岩手県釜石市にて、今年で3年目を迎える、「Study(勉強)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた「スタディケーション」を2025年5月17日(土)より開始します。
2025年度は、経営学部の学生と本学で学ぶ留学生の計12名が釜石市に2週間滞在し、地元企業や行政機関でのインターンシップや現地での生活を通して、釜石のことを学びながらその魅力を発信する支援を実践していきます。
「釜石スタディケーション2025」実施のポイントと概要
【ポイント】
●学生たちが東京から離れた地方で授業を受けながら、新たな環境で学び、出会い、経験する本学オリジナルプログラム
●2023年度のスタートから3年目を迎え、インターンシップ先が新規企業2社を加えた5つに拡大
●包括連携協定を結ぶ岩手県釜石市の企業や行政との産学官連携で、地域活性化や課題解決を実践
●大学生ならではの若い感性やアイデアを発揮し、新たな魅力を発見・発信する事に貢献

【概要】
高齢化率が40%を超える(※)岩手県釜石市では、若年層の市外流出による人口減少や人手不足が課題となっており、市では地域の活性化や移住を促進するシティプロモーションを強化しています。また、受け入れにあたって、インターンシップ先の企業や行政機関からは、学生たちの感性や発想力を通して、地元企業だけでなく、まちの活力の創出、ひいては地域創生の結実を期待されています。
本プログラムは2023年にスタートし、これまで計14名の学生・留学生が現地を訪問し、地域課題の解決に取り組んできました。3年目を迎える今年度は、新規企業2社を加えた5つのインターンシップ受入先にご協力いただきます。今回参加する学生12名は、学内選抜により選ばれ、釜石市全体の概要や課題、本学と同市のこれまでの取り組み、企業の業界研究などの事前学習を重ねてきました。学生たちは、5つのチームに分かれて現地でのインターンシップに取り組むほか、地域の魅力や課題について市民の方々と意見交換を行う「かまいし未来づくりプロジェクト」のワークショップにも参加します。
※参考:2025年2月末時点 40.747%
■2025年度「釜石スタディケーション」協力先企業・行政機関と主な業務内容、課題
【オフィス家具製造業】エヌエスオカムラ(URL:https://www.nso.okamura.co.jp/) ※2025年度初実施
…学生2名がインターンシップ予定
・会社の仕組み、生産の仕事→組み立て・梱包、鋼製のデスク、ラックの組み立て
・外国人との共生、長く働いてもらう社内施策検討(スポーツ大会、交流会など、学生目線で企画考案)
【調味料製造販売】藤勇醸造(URL:https://www.fujiyu.com/) ※2025年度初実施
…学生2名がインターンシップ予定
・カフェの集客のアイデア、リサーチ
・リール等活用したSNS発信
【水産加工品製造販売】津田商店(URL:https://www.tsudashouten.co.jp/)
…学生3名がインターンシップ予定
・新たに立ち上がったSNSプロジェクトチームに参加し、実際にチームとのミーティングを通して、現状のブランディングやマーケティング課題を設定し、ECサイト立ち上げに向けての広報企画を立案
・製品「子どもようおさかなさん」の情報発信
【酒造】浜千鳥(URL:https://hamachidori.net/)
…学生3名(留学生1名含む)がインターンシップ予定
・酒米農家、酒販店の訪問取材、地域おこし活動者の訪問取材をもとに、浜千鳥の課題と解決を考察
・地酒の情報発信
【行政】釜石市役所(URL:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/)
…学生2名がインターンシップ予定
・文化財課で市の文化財の見学や作業を通じて地域の文化を学ぶ
(主な業務は、遺跡及び文化財の現状確認と保護活動、所蔵資料の整理、文化財のHP更新作業などを予定)
■釜石スタディケーション情報発信 公式SNS
Instagram:https://www.instagram.com/bgu_inkamaishi/

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