熊本県小国町とアステリアの協定による企業版ふるさと納税対象事業、半導体業界の進出などで沸く熊本県で産業発展と森林の共生に向けて新たに自治体向け「生成AI活用力向上セミナー」もスタート!
熊本県阿蘇郡小国町(町長:渡邉誠次、以下 小国町)とアステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、「地方創生応援税制(以下、企業版ふるさと納税)」対象事業による協定と寄附の継続に加え、2024年度からは自治体業務のDX推進に向けた「生成AI」※の活用に関する「生成AI活用力向上セミナー」などを含めた独自の地方創生活動を新たにスタートすることを発表します。
■熊本県における阿蘇外輪山地域の重要性
小国町は、熊本県阿蘇山の外輪山に位置し、総面積の74%を森林が締めています。最近では阿蘇の外輪山の豊富な伏流地下水を重要な評価ポイントの一つとして台湾の半導体製造会社TSMCが熊本県に立地を決定。
阿蘇外輪山を源流とする伏流地下水を継続的に確保するためには外輪山地域における保水のために森林保全がされることが重要となり、小国町はその一角を担う自治体として森林保全に力を入れています。
■小国町とアステリアの協定の実績と今後の展開
小国町とアステリアは、SDGs活動の一環として2015年度より協定を結び、ブランド材「小国杉」の森林保全活動や間伐材の利用促進、また林産業の再生に向けた取り組みへの寄付を実施してきました。2017年度からは一連の地域再生計画が内閣府より認定され「まち・ひと・しごと創生寄付活動事業」に発展。小国町の小学生への寄付講座の実施や、ノーコードでモバイルアプリが作成できる「Platio」(プラティオ)によるIT活用推進も行ってきました。
本事業では、アステリアから小国町への毎年100万円の寄付金やICTに関する知見共有を通じて、以下の活動を実施してきました。2024年度においては、新たに生成AIの活用に向けた「生成AI活用力向上プログラム」や、小国町でのアステリア社員によるワーケーションの実施を計画しています。
■新年度の計画
<企業版ふるさと納税対象事業>
・小国町まち・ひと・しごと創生推進計画
町有林施業管理業務(全伐、間伐等を実施し森林の適正管理)
小国杉を使用した建築物への支援事業(新築住宅等への補助)
<小国町のニーズに応じてアステリアが企画・提供する独自のプロジェクト>
・【新規】生成AIの業務での活用方法に関する職員AI活用力向上セミナー
・【新規】アステリア社員による小国町内でのワーケーション
・【継続】ICTに関する知見の共有&DXを含めたICT導入サポート
・【継続】小国杉の活用(間伐材の有効活用や、アステリアの森の保全活動)
■「生成AI活用力向上セミナー」実施の背景
アステリアと小国町は、企業版ふるさと納税の連携関係の継続に向けた今後の活動内容を毎年見直すなか、業務のデジタル化やDX推進に向けたヒアリングを実施しています。2021年から小国町では自治体業務のDXに向けて、「Platio」を活用した日常的な勤怠報告に加え、防災テックや投票テックの分野でもアプリを活用し業務の効率化を推進。さらなる現場DXに向けた議論を重ねる中、小国町職員の「生成AI」に対する関心が非常に高いことがわかり、アステリアのCXO兼首席エバンジェリストの中山五輪男による生成AI活用セミナーを加えた「生成AI活用力向上セミナー」を実施することとしました。
このセミナーでは、小国町職員に対して、生成AIの基礎知識と業務での活用方法や注意点を解説。生成AIの基礎知識の習得と業務での活用範囲や方法を検証するプログラムとして、2024年度以降継続的にセミナーやアドバイスを企画・運営していく方針です。
※様々な学習データを活用して、新たなデータを創出できるAIを指す
■「熊本県阿蘇郡小国町」について( Web サイト https://www.town.kumamoto-oguni.lg.jp/ )
九州のほぼ中央、熊本県の最北端、阿蘇外輪山の外側にあり筑後川の上流に位置しています。東西北部を大分県、南部を南小国町と隣接し、東西 18 ㎞・南北 11 ㎞総面積 136.72 ㎢で総面積の 74 %を山林が占める農山村地域です。自然は九州山脈の屋根に位置しているため変化がはげしく、夏は涼しく冬は厳しい高冷地帯(平均気温 13 ℃)であり、雨も多く年間降雨量は 2,300mm 、多雨多湿で森林の成育に適しています。
■「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。また、デジタルコンテンツプラットフォームHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノード統合プラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立を牽引するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
さらに、アステリアでは企業版ふるさと納税が始まる1年前の2015年から、地方自治体への寄附を通じた森林保全活動や、社会課題に向けたDX支援などの協業を展開。その活動において特に顕著な功績を上げ、他の模範となると認められる活動を行ったとして、内閣府より令和3年度「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)に関わる大臣表彰」を受賞しました。
アステリア、Asteria、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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