ファッションの情報源として、「インスタ」が「Google」を抜く
『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年6月度)』
~「クラウドゲーム」を、10代の半数以上が認知~
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年6月度)』の結果を発表します。本調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全87ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■ファッションの情報源として、「インスタ」が「Google」を抜く
スマートフォンで流行のファッション情報を調べる人のうち、情報源として「Instagram」を利用する人が最も多く(29.4%)、次いで「Google」(28.3%)でした。2016年5月度調査では、ファッションの情報源として最も利用率が高かったのは「Google」(39.8%)、次いで「Instagram」(17.1%)だったので、この間に「Instagram」が大きく利用率を伸ばしたことがわかります。年代別に見ると、若年層ほど「Instagram」の利用率が高く、10代(52.9%)、20代(39.3%)、30代(28.9%)、40代(16.5%)、50代(13.2%)、60代(8.0%)でした。
■SNS映えするレジャースポットを、10代、20代は「インスタ」で探す
スマートフォンでSNSのネタになるようなレジャースポットを探す人のうち、「Google」で調べる人は34.9%で、2016年5月度調査(48.1%)から減少しました。一方、「Instagram」で調べる人は19.3%で、2016年5月度調査(5.7%)と比較すると3倍以上増加しました。年代別で見ると、10代と20代は「Instagram」で調べる人が最も多く(10代:30.8%、20代:29.0%)、30代以降は「Google」で調べる人が最も多いことがわかりました(30代:37.9%、40代:40.9%、50代:52.2%、60代:36.1%)。
■暇つぶしで見るのは、「YouTube」
スマートフォンで暇つぶしになるようなネタを探す人のうち、暇つぶしに使っていると最も多くの人から挙がったのは「YouTube」(27.9%)、次いで「Google」(21.4%)、「Twitter」(19.8%)でした。男女別に見た場合でも、ともに「YouTube」(男性:31.7%、女性:23.8%)が最多でしたが、次に利用率が高かったサービスは、男性が「Google」(25.8%)に対し、女性は「Twitter」(21.7%)でした。
■「クラウドゲーム」を、10代の半数以上が認知
ストリーミング配信でゲームを楽しむ「クラウドゲーム」について、「とても興味がある」(6.5%)、「やや興味がある」(11.3%)、「あまり興味がない」(11.0%)、「知っているが、興味はない」(14.7%)でした。「クラウドゲーム」の認知率は43.5%で、年代別に見てみると、10代の認知率(56.0%)が他の年代に比べて最も高いということがわかりました。
調査期間:2019年6月24日(月)~6月29日(土)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
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