生成AIを活用した完全自動運転車両を開発するTuring株式会社へ追加出資
グローバル・ブレインは、1st close*でグローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合、KDDI Open Innovation Fund3号および日揮みらい投資事業有限責任組合の3つのファンドを通じて追加出資を行っており、今回の2nd closeを加えて、合計6つのファンドから追加出資を行いました。なお、Canon MJ MIRAI Fund、京セラベンチャー・イノベーションファンド1号、SFV・GBファンドとしては、今回が新規出資となります。
*1st close出資実行時リリース: https://globalbrains.com/posts/follow-on-investment-in-turing
チューリングは、カメラから取得したデータのみで運転に必要な認識・予測・判断・操作をAIが行うE2E(End-to-End)自動運転技術の開発に取り組む、日本発のスタートアップです。自社開発の大規模マルチモーダル生成AI『Heron』を活用することで、走行データに存在しない状況でも倫理的に対応可能なシステムを構築し、ルールベースでは到達困難なレベル5完全自動運転の実現を目指しています。
創業以来、人間と同等以上にこの世界を理解する自動運転AIシステムの開発を進めてきたチューリングは、2023年9月に日本語を含む複数言語対応のマルチモーダル生成AI『Heron』をリリースしたほか、直近ではJAPAN MOBILITY SHOW 2023でのコンセプトカー『Turing Falcon』の展示や、経済産業省やNEDOが主導する生成AI国策PJである「GENIAC」への採択などを通じ、完全自動運転技術の開発を確実に進展させるとともに、世間からの期待・関心も日々強くなっています。
今回調達した資金により、チューリングはHeron専用の計算基盤として年内の稼働開始を予定している大規模GPUクラスタ『Gaggle Cluster』の構築や、2025年に人間の介入なしで都内を30分間走行できる自動運転システムを開発するプロジェクト『Tokyo30』の実行、Heronをエッジで実行するための車載半導体『Hummingbird』の開発および上記の取り組みを事業化に向けて加速させるべく、AI・半導体・車両開発等幅広いエンジニアや幹部人材の採用強化を進めていきます。
グローバル・ブレインは、チューリングの掲げる「AIのチカラで日本の自動車産業を強くする」というビジョンに共鳴し、そのビジョンに向けて完全自動運転の実現に邁進するチューリングの類まれな技術力と高い組織力および実績を評価し、今回の追加出資を決定いたしました。本出資を通じて、チューリングの目指す新しい移動体験の時代をいち早く実現し、モビリティー産業の変革に貢献できるよう、支援を行ってまいります。
■チューリングについて
会社名 Turing株式会社
所在地 東京都品川区大崎1丁目11−2 ゲートシティ大崎 イーストタワー4階
代表者 山本 一成
設立日 2021年8月
事業内容 完全自動運転車両の開発
URL https://tur.ing
■Canon MJ MIRAI Fundについて
登記上の名称 キヤノンマーケティングジャパン未来投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
■京セラベンチャー・イノベーションファンド1号について
登記上の名称 KVIF-Ⅰ投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
■SFV・GBファンドについて
登記上の名称 SFV・GB投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像