トイレ広告「アンベール」の活用で「短鎖脂肪酸」の理解度が大幅向上 ~ 認知率15.5ポイント向上、理解度は3倍に!効果的な理解浸透を実証 ~
AI技術で混雑を可視化し、「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに、施設・エリアを支えるプラットフォームを活用したサービスを提供する株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)と、一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会(所在地:山形県鶴岡市、代表理事:福田 真嗣、以下「短鎖脂肪酸普及協会」)は、「短鎖脂肪酸 」の認知理解状況についての調査を実施いたしましたので、結果を報告いたします。
本調査は、バカンが展開するトイレ広告「アンベール」を活用し、2024年12月末から2025年3月までの3ヶ月間にわたって「短鎖脂肪酸」に関する研究データを配信した結果の視聴者の認知理解状況を調査したものです。
■調査背景
短鎖脂肪酸は、腸内環境や健康維持に関わる注目成分でありながら、一般消費者の認知度・理解度は依然として低く、ヨーグルトを日常的に摂取する層でも「名前は聞いたことがある」が約半数にのぼる一方、「短鎖脂肪酸が何なのかを理解している」人は約2~3%にとどまっていました。※1
この“認知と理解のギャップ”を埋めるべく、短鎖脂肪酸普及協会とバカンは、腸活に関連する情報の発信に最適な空間であるトイレ広告「アンベール」を活用し、短鎖脂肪酸の理解度向上を目指した共同プロジェクトを実施ました。
【調査概要】
・目的:「短鎖脂肪酸」の認知・理解状況の確認
・調査対象者:アンベール設置男女トイレ個室利用者
・調査方法: アンベール画面上のQRコード経由でWEB回答
・コンテンツ配信期間: 2024年12月23日〜2025年3月2日
・アンケート期間 2025年2月3日〜2025年2月16日
・回答人数 2,352名 (女性1,237名、男性1,115名)
※1 短鎖脂肪酸普及協会調べ:https://scfa.or.jp/news/presentation
■調査サマリ
アンベールによる3ヶ月間の情報配信の結果、短鎖脂肪酸の「認知度」および「理解度」の双方において顕著な向上が認められました。特に成分の効果効能に対する理解度は約1.9倍となり、さらに体内への摂取および産生方法についても非視聴者に対して3倍の数値となりました。
1. 短鎖脂肪酸の認知度・理解度の向上
配信後、短鎖脂肪酸の「効果効能を理解している」割合は約1.9倍。効能効果のみならず「摂取/産生方法まで知っている」人の割合は3倍と大幅に増加しました。
「名前を聞いたことがある」:
視聴者:50.2%(+10.2pt、125.5%)
非視聴者:40.0%
「効果効能を理解している」:
視聴者:8.7%(+4.1pt、189.1%)
非視聴者:4.6%
「摂取/産生方法まで知っている」:
視聴者:1.8%(+1.2pt、300%)
非視聴者:0.6%

2. 腸活の実践意識にも好影響
腸活の何らかの実践をしている人の割合は視聴者の方が9.0ポイント高く、啓発により実際の行動にも反映されている可能性が認められました。
(「たまに実践している」+3.5pt、「実践している」+5.5pt)
視聴者:74.1%
非視聴者:65.1%

また、前述のように、広告を視聴した層の約3割が短鎖脂肪酸が産生される「仕組みの理解」にも繋がったという好影響が認められたことから、「知らない 聞いたことがある(認知する)→理解した」のファネル型教育に個室環境という点が有効に働いたと考えられます。また、啓発コンテンツとして、短鎖脂肪酸に関するピンポイントの情報のみならず、腸内フローラの基礎情報をはじめ、配信後半の知的欲求が高まるタイミングにおいては短鎖脂肪酸が健康機能に現
れるメカニズムなど、普段は深く触れることがない部分にまで踏み込んでお伝えすることで、興味を持つための情報量の担保と段階的な理解の促進に繋がり、結果として実践意欲にも繋がっていると考えられます。
更に、理解度が高い層の腸活方法としては、「発酵性食物繊維を食べる人」の割合が理解度の低い層と比べて高く、これは、それらの食事が「腸内細菌のエサ」であり短鎖脂肪酸の産生と直結していることまでを理解しているからこその行動であると考えられます。
調査レポート全体については以下のURLよりこちらご参照下さい。
■トイレ広告メディア「アンベール」について
アンベールは、都心部を中心としたオフィスや商業施設など約12,000箇所で展開する、トイレ個室内のデジタルサイネージメディアです。プライベートな個室空間であるため、利用者が映像に集中することができ、オフィスや商業施設のトイレ利用者に対して高い視認性(94.7%)と内容の深い理解(70.3%)を得ることが可能です。
今回の調査では、短鎖脂肪酸という専門性の高いテーマにおいても、その効果と産生メカニズムをわかりやすく伝えることに成功し、アンベールの特長である「理解度」を高める効果が、本調査によって実証されました。
機能性表示食品やサプリメント市場では、成分の科学的背景や効果の説明が欠かせない訴求要素となっており、理解度の高い接触者への広告出稿は重要です。
腸活や短鎖脂肪酸を切り口とする広告主の皆様に対し、理解層にリーチする広告メディアの提供を今後も強化してまいります。
(メディアの特徴)
・情報量の少ないプライベート空間、だから届く
お手洗いは視覚的な集中を妨げるノイズが少なく、利用者が集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、広告の認知度約95%、配信したコンテンツの理解度約70%、興味関心や推奨などの態度変容率58.9%、認知リフト率および理解リフト率がそれぞれ613%向上、560%向上といったトップ・ミドルファネルの推進効果が確認されました。
・性別配信が可能
男性トイレ・女性トイレ、それぞれに異なる内容での訴求の出し分けが可能です。
・購買力のあるビジネスパーソンにリーチ
都内を中心としたオフィスビルに勤務する、平均年収812万円の男女(※)へコンテンツを届けることができます。
(※) トイレ利用者意識調査(マクロミル・n=1,030、2023年9月)
▷トイレ広告メディア「アンベール」サービス詳細はこちら
▷トイレの悩みなどに関する調査はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000018933.html

■一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会について
団体名:一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会
代表者:福田 真嗣
所在地:山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
設立:2024年8月
腸内環境改善に重要な「短鎖脂肪酸」の認知と理解を促進することを通じて、「腸から新たな健康リテラシーを構築」し、心身ともに健康な社会の実現を目指しています。
近年、短鎖脂肪酸に関する研究が大きく加速したことにより、その健康効果と有用性が次々に明らかになっています。一方で、アカデミアで得られた知見が社会に伝わるまでには一定の時間が必要です。本協会は公益的な視点に立ち、短鎖脂肪酸に関する最新の情報を「正しく」「わかりやすく」「広く」伝えることで、社会的認知度の向上に取り組んでいます。また同時に、短鎖脂肪酸に関連するアカデミア、メーカー企業、流通、メディア、行政等の架け橋となることで、業界全体の活性化に尽力いたします。
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 WeWork 半蔵門 PREX South 3F
設立:2016年6月
バカンは、経済産業省「J-Startup 2019」選定企業です。「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションとして、 AIで混雑の可視化に加え、まちと暮らしをアップデートするプラットフォームを構築しています。
空間の体験をスマートにアップデートする「混雑・人流マネジメント」や「施設・エリアマネジメント」サービスの提供。トイレ個室内メディア「アンベール」の運営などを行っています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像