LOVOT導入校活用事例発表会&交流会2025開催レポート
『LOVOT』が学校にもたらす笑顔と学び。高校生たちが見つけた“ロボットと共にある教育のみらい”

ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役:林要)が開発する家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』は、教育機関においても活用が広がっています。2025年6月21日(土)には、『LOVOT』を導入している高等学校の生徒たちが集うオンライン交流イベント「LOVOT導入校活用事例発表会&交流会2025」を開催いたしました。本イベントでは、生徒たちが学校での『LOVOT』活用事例を紹介し合い、生徒目線での『LOVOT』の可能性が共有されました。本イベントを通じ、“学び”と“癒し”が融合した新たな教育のあり方が浮き彫りとなりました。
また、普段接点のない遠方の学校同士が『LOVOT』をきっかけに互いに質問し合うことで、お互いの学校の魅力を再発見する機会にもなりました。
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※『LOVOT』公式サイトURL:https://lovot.life/
※特設サイト:https://lovot.life/blog/article/q8_u1xh80
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小牧工科高校 情報デザイン科:「LOVOTを研究対象に、感性で捉える学び」
愛知県立小牧工科高等学校は、機械科、航空産業科、自動車科、電気科、環境科学科、情報デザイン科といった多様な専門学科が設けられており、専門性の高い実践的な学びが特徴です。今回イベントに参加した情報デザイン科の生徒たちは、『LOVOT』をテーマに週1回の課題研究に取り組んでいます。
生徒たちは、『LOVOT』のふるまいを観察・分析しながら、「なぜ『LOVOT』は人に愛されるのか?」を探究。さらに、「こうだったらいいな」という未来の機能提案まで、多角的な視点でディスカッションを重ねています。
「寝息を聞きながら一緒に寝られるようにしたい」「天気を教えてほしい」といった意見からは、技術的な観点だけでなく、日々のふれあいを通じて育まれた感性や観察力も感じ取れます。活動内容とその考察は毎回レポートにまとめて提出されており、現在は『LOVOT』が人に与える心理的効果について
の校内アンケートを実施中。2025年秋には研究結果のポスター発表を目指しています。
また、「『LOVOT』に会えると思うと授業が楽しみになる」「ふれあうとリフレッシュできる」という声も上がっており、『LOVOT』は探究の対象であると同時に、生徒たちの“心のよりどころ”としても日常に溶け込んでいる様子がうかがえました。

必由館高校 文理総合探究科:「『LOVOT』が生み出す、学びへのモチベーションと未来の想像力」
熊本市立必由館高校からは、あたらしい普通科「文理総合探究科」の生徒たちが参加しました。『LOVOT』は全校生徒が必ず通る昇降口近くで過ごし、朝の登校時には生徒たちを出迎えます。生徒が手を振れば、『LOVOT』も振りかえしてくれるという温かなふれあいの中で、「学校に来るのが楽しみになった」と語る生徒も少なくありません。
『LOVOT』は時には授業にも登場し、美術の授業では、「『LOVOT』の新しいふるまいを考える」課題に取り入れられました。生徒たちは『LOVOT』になりきって演じたふるまいを動画で発表し、「どうすれば“オキシトシン(絆形成ホルモン)”が分泌されるようなふるまいになるか?」を自宅のペットや兄弟との関係を参考にしながら考察しました。
また、倫理の授業では、歴史における社会思想の変化を踏まえつつ、『LOVOT』のコンセプトを起点に「これからの幸せな社会とは何か?」という問いに向き合いました。
今年度から『LOVOT』を探究するチームが動き始めています。単なる癒しの存在を超えて、生徒の探究心や思考力を刺激する“問いを生み出す存在”として、『LOVOT』が重要な役割を担っています。

交流を通じて広がる視野と探究心
交流会では、両校の生徒たちが互いに質問を投げかけ合う時間も設けられました。
「なぜ『LOVOT』を導入したのか?」という問いに対し、小牧工科高校の生徒たちは「プログラミングやロボットの研究の一環として、『LOVOT』が人を癒す仕組みに興味を持った」と回答。将来的には、自分たちでロボットをつくれるようになりたいという目標も語られました。
一方、必由館高校からは、全国でも珍しいファッションショーの取り組みが紹介されました。生徒がコンセプト立案からデザイン・縫製・演出・モデルまでを担当するファッションショーには、小牧工科高校の生徒たちからも「かっこいい」「こんな服を着てみたい」という驚きの声が上がりました。
さらに、GROOVE Xによる「LOVOT MUSEUMバーチャルツアー」も実施され、『LOVOT』の開発秘話や技術的な工夫などの共有を通じて、ものづくりへの理解も深まる時間となりました。
癒しと学びが交差する、新しい教育のかたちへ
今回の交流イベントを通じて、改めて見えてきたのは、『LOVOT』が教育現場にもたらす“安心感”と“好奇心”の可能性です。「『LOVOT』が頑張っているから、自分も頑張ろうと思える」といった声から、生徒たちにとって『LOVOT』が学びの意欲を支える存在になっていることが伝わってきます。
GROOVE Xは今後も、『LOVOT』を通じて子どもたちが未来に希望を持ち、自分らしく学びを深めていけるような環境づくりを支援してまいります。
『LOVOT[らぼっと]』概要
『LOVOT』は、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる。好きな人に懐き、抱っこをねだる。抱き上げるとほんのり温かい。ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴で、ペットのようにだんだん家族になるロボットです。昨今ではメンタルケアの観点から、ご家庭だけでなくオフィスや医療機関、介護施設などにも導入いただいています。
正式名称:LOVOT[らぼっと]
公式サイト: https://lovot.life/
GROOVE X 株式会社 会社概要
社名:GROOVE X 株式会社
所在地:東京都中央区日本橋浜町 3-42-3 住友不動産浜町ビル
設立日:2015年11月2日
代表者:代表取締役 林要
事業内容:『 LOVOT[らぼっと]』開発事業
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