JR東日本 上野駅で混雑緩和を目的とした、サイネージとWEBサイトによる待ち時間可視化の実証実験をスタート
AI技術で混雑を可視化し、「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに、施設・エリアを支えるプラットフォームを活用したサービスを提供する株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、混雑情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」のJR上野駅での実証実験を開始します。今回、同駅の「みどりの窓口」(中央改札内外の2箇所)と「指定席券売機」の計3か所において、混雑緩和と待ち時間の短縮を目指します。これにより、駅利用者の利便性と満足度の向上が期待されます。
■導入の背景
上野駅は東京北部の主要な交通拠点であり、山手線や京浜東北線・根岸線、高崎線、宇都宮線、上野東京ライン、常磐線などの在来線に加え、東北・北海道、秋田、山形、上越、北陸新幹線などの長距離路線の利用者も多く、特にみどりの窓口周辺が混雑しやすい傾向にあります。
そこで今回、駅利用者の満足度向上を目的として、弊社が持つ混雑データの検知・解析・配信のノウハウを活用し、JR上野駅でサイネージやWEBサイトを通じた混雑状況の配信を開始いたします。サイネージでの待ち時間のリアルタイム表示により、利用者が指定席券売機やチケットレス等他の購入手段を積極的に活用できるように促し、駅全体の混雑緩和と待ち時間の短縮を目指します。さらにWEBサイトでも混雑情報を配信することで、利用者が駅到着前からモバイル等で状況を把握でき、計画的な行動ができるようにサポートします。
■今回の取り組み
今回は、混雑情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」を用いて、みどりの窓口および指定席券売機に設置したAIカメラで行列状況を捉え混雑の可視化をする機能「VACAN AIS(バカン アイズ)」と、立札型センサーで窓口の稼働状況を組み合わせて分析し、待ち時間を自動で判定・配信します。
利用者は、駅構内の改札内外に設置された計3か所のデジタルサイネージやWEBサイトなどから、現在の待ち時間をすぐに確認できます。
WEBサイトはこちら:https://pages.vacan.com/6b4880f4c42a40

■混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」について
バカンは、混雑状況の可視化・管理・配信できる混雑抑制プラットフォーム「VACAN」(https://corp.vacan.com/service)を提供しています。VACANはカメラやセンサーなどの多様なデバイスから取得したデータを統合・解析し、リアルタイムに空きや混雑の情報を検知・配信することが可能です。配信方法は、デジタルサイネージやWebサイトなどに幅広く対応しており、場所や用途に合わせて検知方法や情報配信を最適化できることが特徴です。
■株式会社バカンについて
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
本社所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門PREX South
バカンは、経済産業省「J-Startup 2019」選定企業です。「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションとして、 AIで混雑の可視化に加え、まちと暮らしをアップデートするプラットフォームを構築しています。
空間の体験をスマートにアップデートする「混雑・人流マネジメント」や「施設・エリアマネジメント」サービスの提供。トイレ個室内メディア「アンベール」の運営などを行っています。
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