社会構想大学院大学 2024年度入学式を挙行
社会人向け専門職大学院 3研究科目となる「社会構想研究科」の1期生が入学
社会人向け総合専門職大学院 社会構想大学院大学(学校法人先端教育機構、東京都港区、学長:吉國浩二)は、2024年4月6日にコミュニケーションデザイン研究科、実務教育研究科、そして本年度より新設された社会構想研究科の入学式を挙行し3研究科合わせて65名の新入学院生を迎えました。
また、開校8年目を迎え、今年度より本部機能を青山キャンパスに移転し、移転後初めて青山キャンパスにて執り行いました。
■社会構想大学院大学 学長 吉國浩二 式辞 (一部抜粋)
「本日は私たち社会構想大学院大学にとって大きな節目となる一日です。一つはキャンパスをこれまでの高田馬場からここ青山キャンパスへと移転したこと、もう一つは新たな研究科「社会構想研究科」の開設です。本日はこの社会構想研究科の一期生も加わり、3研究科合同で入学式を挙行しています。(中略) 社会構想研究科の開設で本学にはコミュニケーションと教育そして政策、社会起業という3つの研究の柱ができました。これらの柱をこれから先生方と院生の共同作業でより太いものに育てていくことが社会を変革する一つの原動力になって欲しいと考えています。コロナ禍の脅威が和らぎデフレからの脱却の動きが強まるなど長期間にわたって低迷が続いていた日本の経済社会にようやく明るい兆しが出てきましたが、高齢化と人口減少デジタル化環境への取り組みの遅れなど課題はまだまだ山積しています。これまで何度も指摘されてきながら小手先の対応に終始してきた結果が、長く続いた停滞の大きな原因でした。これらの課題に真正面から取り組まねばせっかく見えてきた明るい兆しも一時的な現象に終わることになりかねません。どうかこれからの2年間でこうした課題にチャレンジできる力を養い一回り大きな人材に育ってください。皆さんのこれからの学位研究の成果に大いに期待をこめて私の歓迎の言葉とさせていただきます。」
コミュニケーションデザイン研究科
院生代表宣誓
西尾 大樹さん(抜粋)
「この2年間で、入社以来積み重ねてきた経験を自分自身で理論として整理することにより、広報パーソンとして専門性と実行力を高めていきたいと考えています。
同時に、私が勤務している会社は、旧来のビジネスから事業ポートフォリオを入れ替えていくという大きな転換期にあります。ここで得た『コミュニケーション』についての学びを組織に持ち帰り、企業変革の一翼を担う人材として貢献することが、ここに送り出してくれた上司や同僚、周囲の皆さんの期待に応えることであると改めて責任を感じるところです。本日、ここに集う同期の皆さんも、それぞれのキャリアを経て、様々な思いと希望を胸に本日を迎えていると思います。これからの2年間をともに学び、助け合いながら、仕事を離れた仲間として、様々な経験を分かち合っていきたいと思います。」
実務教育研究科 院生代表宣誓
國枝 将也さん(抜粋)
「昨今の社会情勢の変化はあまりに早く変化に富んでいますが、この現状に対する対応策として最も根幹にある取り組みは「教育」と確信しています。大学院での学びに臨む私たちは、ただ知識を得るだけではありません。私たちには社会への責任があります。この責任を果たすために、私は次のことを誓います。
・学問に真摯に取り組み、自己成長を図ります。
・仲間との交流を通じ、より大きな成果を達成します。
・誠実に行動し、周囲の人々や社会に対して貢献します。
先生方および職員の皆様方、そして様々な経験をお持ちの学友の皆様方と、一緒になって取り組むことが、自身のみならず全体の化学反応を引き起こすことになると思います。この変化の機会を得られると思うと今から大いに楽しみです。」
社会構想研究科 院生代表宣誓
原井敬さん(抜粋)
「私は、四国は徳島県、吉野川市で現役の市長を務めております。自治体の首長と言えでも、日々研鑽の毎日でございます。私は以前から大学のような教育機関で、これからの地方自治のあり方や政策立案のプロセス等を一から学んでみたいという気持ちを強く持っていました。(中略)今、日本の地方では人口減少が急速に進んでいる中で、自治体の運営におきましても財政面や人財面で年々厳しさを増してきていると感じています。今後、私たちの次の世代である今の子どもたちが社会に出ていく頃には、もっと厳しい現実が待っていると思います。そのため、少しでもより良いかたちで地方を維持し、次の世代にバトンタッチしていけるかということを日々考えています。私は、ここで学んだことや取り組んだことを、地方自治のフィールドで実際に実践できる立場にありますので、これから2年間使命感を持って頑張っていく所存です。」
2024年度入学式動画はこちらよりご覧いただけます。
また、本学についての詳細、ご入学案内等はこちらよりお問合せください。
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青山キャンパスについて
―研究環境を拡充、本部機能を青山キャンパスに移転―
2024年4月1日より本部機能を青山キャンパスに移転しました。研究環境をより拡充し、事業構想大学院大学との連携、交流を加速させ、社会人の先端的な教育・研究機関を目指します。また、今年度より新たに3研究科目となる「社会構想研究科」が開講いたしました。本研究科では、長期的な視野から社会善を追求し、その実現のために社会や組織のグランドデザインを描くことができる人材や新たな社会的価値を創出できる人材を養成することを目指します。本学の大学名のように社会において必要とされる社会人向けの先端的な教育機関として社会人の実践教育及び研究活動を強化していきます。
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社会構想大学院大学について
創 立: 2017年4月1日所在地: 東京都港区南青山3-13-18
学 長: 吉國 浩二
研究科:コミュニケーションデザイン研究科(※2、3)、実務教育研究科(※2)、社会構想研究科
附 属: 先端教育研究所、 社会構想大学院大学、出版部
※1 2023年度公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)で「適合評価 」
※2 厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
※3 公益財団法人大学基準協会の「広報・情報系専門職大学院認証評価」で適合評価
社会構想大学院大学は、学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材の育成を目指し、コミュニケーションデザイン研究科を設置しています。修了者には、専門職学位の「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」(Master of Communication Design)が授与されます。
社会構想大学院大学は、学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材の育成を目指し、コミュニケーションデザイン研究科を設置しています。修了者には、専門職学位の「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」(Master of Communication Design)が授与されます。
また、2021年4月に開設した実務教育研究科では、実践知の体系化により新たな知識を確立し、それを社会へと実装するための教育・人材育成を行う高度専門職業人を養成しています。修了者には、専門職学位の「実務教育学修士(専門職)」(Master of Professional Education)が授与されます。そして、3研究科目となる社会構想研究科を2024年4月に開設いたします。本研究科は、社会学の観点から「社会の理想の姿」を見定め、その実現のために「社会や組織のグランドデザイン」それ自体を練り上げることができる高い専門性を備えたプロフェッショナルや、社会的起業によって経済活動と社会貢献の好循環を実現できる人材の養成を目指します。修了者には、専門職学位の「社会構想修士(専門職)」(Master of Social Design)が授与されます。
■学校法人先端教育機構の概略
[名 称]学校法人 先端教育機構
[理事長]東 英弥
[所在地]東京都港区南青山3-13-16
[設置校]・事業構想大学院大学 本部:東京都港区南青山3-13-16
拠点:東京、仙台、名古屋、大阪、福岡
・社会構想大学院大学 東京都港区南青山3-13-18
[附属機関] 事業構想研究所、先端教育研究所、SDGs総研
[出 版] 月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等
※学校法人先端教育機構が発行しています広報紙はこちらからダウンロードできます。
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