【EGテスティングサービス株式会社】ウェブアクセシビリティの国際基準「WCAG2.1」「WCAG2.2」に対応

Webアクセシビリティ診断をアップデートし、バリアフリーなWebサイト構築に貢献

イー・ガーディアングループ

2025年5月28日 15時30分

　イー・ガーディアン株式会社（https://www.e-guardian.co.jp/ 東京都港区代表取締役社長：高谷康久　以下、「イー・ガーディアン」）のグループ会社であるEGテスティングサービス株式会社（https://www.eg-testing.co.jp/ 東京都豊島区代表取締役：宮坂誠　以下、「EGテスティングサービス」）は、2025年5月28日（水）に「Webアクセシビリティ診断」をアップデートし、ウェブアクセシビリティの世界基準である「WCAG2.1」「WCAG2.2」への対応を開始したことをお知らせいたします。

　イー・ガーディアングループは、安心・安全なインターネット環境の実現に向け、ネットパトロール、カスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断などネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で提供しております。特に、EGテスティングサービスは、ゲーム・Webサイト・モバイルアプリ等のソフトウェアやハードウェアのテスト（第三者検証）、デバッグ業務を提供しております。

　2024年4月に施行された障害者差別解消法により、政府公共機関のみならず民間・一般の事業者も、合理的配慮の提供が義務化されました。EGテスティングサービスでは、その法施行に先んじて2021年から「Webアクセシビリティ診断」を提供開始し、バリアフリーなWebサイトの制作をサポートしてまいりました。

　障害者差別解消法は、「WCAG2.0」を基準に策定された「JIS X 8341-3」をガイドラインとしておりますが、「WCAG」はその後「WCAG2.1」（2018年）、そして最新の「WCAG2.2」（2023年）と改訂されています。これらの新しいバージョンでは、特に認知または学習障害のある利用者、ロービジョンの利用者、モバイル機器からの利用者に対する要件が追加・強化されています。現在、日本でも「JIS X 8341-3」のさらなる改正に向けて準備が進められており、将来的には「WCAG2.2」に準拠した内容になることが想定されています。

　このような状況を受け、EGテスティングサービスでは、全ての人がより使いやすいWebサイトの構築を支援するために、「Webアクセシビリティ診断」をアップデートし、国際基準である「WCAG2.1」「WCAG2.2」への対応を他社に先駆けて開始する運びとなりました。

【WCAG2.1・WCAG2.2 への対応：ウェブサイトを「みんなにとって」より使いやすく】

　Webアクセシビリティの国際的な基準である「WCAG 2.1」と「WCAG2.2」への対応は、障がいの有無や年齢、利用環境にかかわらず、「みんなにとって」より使いやすいWebサイトを目指すための取り組みの一つです。

　これにより、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど多様なデバイスでの利便性を高め、視覚に制約のある方、手や指の操作が難しい方、色の見え方が異なる方、あるいは認知面に特性のある方など、様々な状況のユーザーが情報へアクセスしやすくなり、提供されるサービスをスムーズにご利用いただけるようになります。

　「WCAG2.1」と「WCAG2.2」に対応することで多様化するユーザーのニーズに応えることが可能となり、Webサイトの品質が向上するだけではなく、企業のイメージ向上にも繋がることが期待されます。

　今後も、イー・ガーディアングループは、専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービス・製品の開発に尽力して参ります。

【「Webアクセシビリティ診断」について】

詳細URL：https://eg-testing.co.jp/services/accessibility/

■特徴

■サービスの流れ

【イー・ガーディアングループ概要】

1998年設立。2016年に東証一部上場。2022年に東証プライム市場へ移行。イー・ガーディアンはネットパトロール、カスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断などネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で提供する総合ネットセキュリティ企業です。センターは、提携先を含めてグループで国内8都市海外3都市19拠点の業界最大級の体制を誇ります。昨今はFintech・IoT業界への参入やRPA開発による働き方改革への寄与など、時代を捉えるサービス開発に従事し、インターネットの安心・安全を守っております。