「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞の京都芸術大学卒業生 上村裕香さんの卒業制作作品「ほくほくおいも党」が小学館 STORY BOXで2024年4月号から連載中!
作者からのコメント
第1話は、左翼政党の父親をもつ娘・千秋が「父と会話ができない」ことに悩み、父の政治活動が原因で引きこもりになった兄をインターネット上で追いかけるうちに、活動家二世の集まる「ほくほくおいも党」に出会うまでの話を書きました。この連載は芸大の卒業制作で執筆した小説「ほくほくおいも党」と同タイトルの作品で、根底のテーマや設定は引き継いでいる部分も多いのですが、連載の2話目、3話目と進むとまったく新しいおもしろさを感じていただけるんじゃないかなと思っています。
小説を半年間毎月連載するというのは、わたしにとってはじめてのチャレンジです。すでにちょっと綱渡りなスケジュールになっていますが(笑)、少しでもいい作品を掲載できるようにがんばっています。サワコさんや岩崎さん、千秋の兄など、さまざまな人物の視点から語られる「活動家二世」の物語がどう展開していくのか、ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
ほくほくおいも党
第一話 https://shosetsumaru.tameshiyo.me/SB2404HOKUHOKU01
第二話 https://shosetsumaru.tameshiyo.me/SB2405HOKUHOKU02
第三話は5月10日(金)に、以降、各話毎月10日配信予定。
上村裕香 プロフィール
2000年佐賀県生まれ。京都芸術大学文芸表現学科2023年度卒業。京都芸術大学 大学院に2024年度から在学。2022年に新潮社主催 第21回「女による女のためのR-18文学賞」において『救われてんじゃねえよ』で大賞受賞。
京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:3,976名(芸術学部 正科生、2023年5月現在)
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