新時代の実務家教員の可能性 書籍『人生100年時代の新しい「知」の発展 実務家教員のこれまで・いま・これから』を発刊
文部科学省採択事業「実務家教員COEプロジェクト」5年間の活動実績の集大成 実務家教員の未来を切り拓く知と能力を解説した書籍が登場!
学校法⼈先端教育機構(理事⻑:東英弥)、社会構想⼤学院⼤学(東京都港区、学⻑:吉國浩⼆)出版部は、実務家教員COEプロジェクトの新刊書籍『実務家教員のこれまで・いま・これから 人生100年時代の新しい「知」の発展』を発刊しました。
【本書について】
新時代の実務家教員のあるべき姿とは
本書は、実務家教員COEプロジェクトの歩みの現時点での到達点について、また、今後の展望を描く観点から、実務家教員養成の現状や能力開発、実践的な取り組みがどのように行われているかを明らかにし、今後の実務家教員養成のあるべき姿を検討するものです。
第1部では、現代日本の高等教育機関における実務家教員の理論的な位置づけを明らかにした上で、実務家教員を対象とした調査研究の知見を用いて、どのような知や能力を持つ実務家教員が起用され、どのような「わざ」を身につけているのかを明らかにします。
第2部では、高等教育における能力開発と業績評価の専門的知見、実務家教員やその養成の実践的な取り組みに即した知見を用いて、実務家教員の能力開発のこれまでのあり方を整理した上で、今後さらに実務家教員の能力開発にどのように取り組んでいけばよいのかを検討します。
本書は、実務家教員養成に関する研究の参照点としての性格を有しており、現役の実務家教員や実務家教員志願者が実践に取り組むための参照点としても有効です。また、実務家教員を登用する学部学科の教務担当者が能力開発の方法を検討する際の参考にもなることを期待しています。
実務家教員養成に関心のある研究者、現役の実務家教員、実務家教員志望者、実務家教員を登用する大学関係者や政策立案の担当者など、幅広い読者を対象としています。
実務家教員養成に関わる方や関心を持つ方に広く手に取っていただき、今後の実務家教員養成について議論する手がかりとなれば幸いです。
目 次・執筆者紹介
第1部 実務家教員のこれまでといま
第1章 実務家教員の知
著者:川山竜二(社会構想大学院大学学監・先端教育研究所所長)
第2章 産業界の実務家教員による「理論と実践の融合」の現在地
─マスメディア出身実務家教員を端緒として
著者:橋本純次
(社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科准教授)
第3章 実務家教員に対する質問紙調査
著者:二宮祐(群馬大学学術研究院准教授)
第4章 実務家教員の「わざ」に学ぶ
「実務家教員のためのパターン・ランゲージ」とその機能
著者:伴野崇生(社会構想大学院大学実務教育研究科准教授)
第2部 実務家教員の展望
第5章 実務家教員の能力開発
著者:中井俊樹(愛媛大学教育・学生支援機構教授)、
上月翔太(愛媛大学教育・学生支援機構講師)
第6章 実務家教員の業績評価
著者:佐藤浩章(大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構教授)
第7章 実務家教員のポートフォリオ
著者:鵜飼宏成(名古屋市立大学大学院経済学研究科教授)
田口光彦(株式会社ジョイワークス代表取締役)
斎藤智文(淑徳大学経営学部教授)
第8章 実務家教員のリフレクション
著者:今永典秀(名古屋産業大学現代ビジネス学部経営専門職学科准教授)
第9章 実務家教員養成のこれまでとこれから
著者:松本朱実(社会構想大学院大学先端教育研究所特任教授)
はじめに・おわりに
著者:富井久義(社会構想大学院大学実務教育研究科准教授)
※職名はすべて本稿執筆当時のものとなります。
【概 要】
発⾏:社会構想⼤学院⼤学 出版部
発売:学校法⼈先端教育機構
編:実務家教員COEプロジェクト
価格:2,970円(本体2,700円+税10%)
仕 様: A5・240ページ
ISBNコード: 978-4-910255-10-1
▼ご購入はこちらから
https://www.amazon.co.jp/dp/4910255109
■実務家教員とは
実務家教員は、社会のあらゆる場に遍在する「実践知」を、継承・教育可能な「形式知」へと変換し、体系化できる人材です。教育改革のエージェントとしての役割が期待されています。
■「実務家教員COEプロジェクト」とは
社会構想大学院大学では、2019年度より、実務家教員養成課程を発展させる形で、実務能力・教育指導力・研究能力を兼ね備えた質の高い実務家教員のトータル・サポートを目指して、「実務家教員COEプロジェクト」に取り組んでいます。3つの能力を兼ね備えた質の高い実務家教員を養成・輩出したうえで、実務家教員に求められる各能力の継続的な向上を促し、それによって、社会における実践と結びついた理論を学ぶ場としての高等教育機関の教育の質を制度的に保証するための取り組みを通じて、実務家教員養成をめぐる教育・研究の中核拠点(COE=CentreofExcellence)となることを目指しています。
■関連書籍
「実務家教員への招待」https://www.amazon.co.jp/dp/491025501X
「実務家教員の理論と実践」https://www.amazon.co.jp/dp/4910255052
「実務家教員という生き方」https://www.amazon.co.jp/dp/4910255087
社会構想大学院大学について
創 立:2017年4月1日
所在地: 東京都港区南青山3-13-18
学 長: 吉國 浩二
研究科:コミュニケーションデザイン研究科(※1、2)、実務教育研究科(※1)、社会構想研究科
附 属: 先端教育研究所、 社会構想大学院大学、出版部
※1 厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
※2 公益財団法人大学基準協会の「広報・情報系専門職大学院認証評価」で適合評価
社会構想大学院大学は、学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材の育成を目指し、コミュニケーションデザイン研究科を設置しています。修了者には、専門職学位の「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」(Master of Communication Design)が授与されます。
また、2021年4月に開設した実務教育研究科では、実践知の体系化により新たな知識を確立し、それを社会へと実装するための教育・人材育成を行う高度専門職業人を養成しています。修了者には、専門職学位の「実務教育学修士(専門職)」(Master of Professional Education)が授与されます。そして、3研究科目となる社会構想研究科を2024年4月に開設いたします。本研究科は、社会学の観点から「社会の理想の姿」を見定め、その実現のために「社会や組織のグランドデザイン」それ自体を練り上げることができる高い専門性を備えたプロフェッショナルや、社会的起業によって経済活動と社会貢献の好循環を実現できる人材の養成を目指します。修了者には、専門職学位の「社会構想修士(専門職)」(Master of Social Design)が授与されます。
学校法人先端教育機構 概要
名称:学校法人 先端教育機構
理事長:東 英弥
所在地:東京都港区南青山3-13-16
設置校:事業構想大学院大学(本部:東京都港区南青山3-13-16)
(拠点 東京、名古屋、大阪、福岡、仙台)
:社会構想大学院大学(東京都港区南青山3-13-18)
付属機関:事業構想研究所、先端教育研究所、SDGs総研
出版:月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等
【書籍に関するお問い合わせ先】
学校法⼈先端教育機構 社会構想⼤学院⼤学 出版部
TEL: 03-6273-8500
Email:cs@sentankyo.jp
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