名著『Vision』の原点。『Sketchbook ハンス・P・バッハーの「構図」と「ショット」のアイデア』刊行
イラストやアニメーション、写真など……あらゆる創作者の必読書
『ライオン・キング』や『ムーラン』、『美女と野獣』など歴史に残る名作のプロダクションデザインを数多く手がけてきたハンス・P・バッハー。その洗練されたデザインコンセプトや構図解釈は、アニメーションだけでなく、映画やイラスト、デザインなど様々な創作者にとって参考になるものです。
本書は、ハンス・P・バッハーの名著『Vision ストーリーを伝える:色、光、構図』の原点ともいえる
1冊です。作品を完成させるための重要な基礎となる、モノクロのスケッチをメインに構成され、構図への理解を深めるのに役立つ例を紹介しながら、さまざまな演出方法や興味深いショットの作り方などを解説します。
魅力的な作品づくりの秘訣は、構図にあります。
的確で効果的な表現を行うためには、無駄なものや意味がないものが画面の中に存在してはいけないのです。本書の見ごたえのあるシンプルかつ大胆なスケッチと、端的な解説からは、プロダクションデザイン界のレジェンドの思考と創作プロセスが学べます。
作品としても見ごたえのあるイラストの数々から、構図の重要さを実感することができるでしょう。
映画はもちろん、イラストやアニメーション、写真など、あらゆる創作者の必読書です。
■書籍概要
『Sketchbook ハンス・P・バッハーの「構図」と「ショット」のアイデア』
原著者:ハンス・P・バッハー
翻訳者:ヤナガワ 智予
発売日:2023年12月25日
定価:2,970円(本体2,700円+税10%)
判型:A4変・128ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798184067
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■目次
Preface to the Japanese version――日本語版の序文
introduction――はじめに
simplicity――シンプルさ
rules――構図のルール
chaos――構図のカオス
harmony――調和
Acknowledgement――謝辞
Profile――プロフィール
■著者プロフィール
ハンス・P・バッハー
プロダクションデザイナーとして40年におよぶキャリアを持つハンス・バッハーは、アニメ映画デザイン界のレジェンドの一人として名高い。ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション、リチャード・ウィリアムズ、そしてスティーブン・スピルバーグが率いたアンブリメーションにその才能を提供し、『ロジャー・ラビット』や『美女と野獣』、『アラジン』、『ライオン・キング』、『バルト』、『ヘラクレス』、『ファンタジア/2000』、『マッチ売りの少女』、『ブラザー・ベア』、『リロ・アンド・スティッチ』、そして『ムーラン』など、歴史に残る名作のプロダクションデザインを数多く手がけた。
ハンスは、映画芸術科学アカデミーの会員である。また、プロダクションデザインにおける素晴らしい功績が称えられ、ゴールデンカメラ賞とアニー賞を受賞している。最初の著書『DREAM WORLDS 幻想の世界をデザインする』(ボーンデジタル刊、2007年)は、この分野の最も優れた教本として世界的に知られている。現在はシンガポールに在住。幾多の講義を開催し、名門・南洋理工大学(NTU)の学生をはじめとするアジアやヨーロッパの学生たちに自身の知識を伝えている。
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