「サン・ジョルディの日」に社員同士で本を贈り合うイベントを実施
― 本との思いがけない出会いや、人と人とのコミュニケーションを創出 ―
「サン・ジョルディの日」は、スペイン・カタルーニャ州の風習に基づいて、愛する人へ想いを伝える日、恋人・家族・友人などの親しい人に本や花を贈る日とされています。DNPは、日本においても「サン・ジョルディの日」を「本を楽しみ、親しい人と本を通してコミュニケーションする」きっかけにしたいという想いから、若手を中心とした社員の有志がプロジェクトを立ち上げ、本を贈り合う企画を実施しました。
【実施内容】
趣旨に賛同する約300人の社員が、「サン・ジョルディの日」に社員同士で本を贈り合いました。本を贈る人・贈られる人をそれぞれランダムに選び、参加者は会社が配布した図書カードで本を購入し、メッセージカードとともに相手に渡しました。
テレワークの広がりによってリアルに顔を合わせる機会などが減っている状況に対して、社員同士の交流の促進も目的としています。
実施後のアンケートでは、「本を選ぶ時間の豊かさを感じた」「自分では選ばない本と出会えて面白かった」「日常的に交流のない、年齢も離れた方に、自分に合うであろう本を選んでいただいたことがうれしかった」「贈った方の思わぬ一面に出会えた」「普段接点のない人と話す機会になった」など、本を贈り合う体験に喜びを感じ、本の魅力を再認識したという声が集まりました。本を贈る社員・贈られる社員をランダムに選ぶことで、面識のない相手と初めて交流することになった社員も多く、本を通じて生まれた新しいコミュニケーションを楽しんだ参加者が多かったことなどがわかりました。
■「サン・ジョルディの日」を記念したDNPグループのその他の取り組み
「DNPプラザ」*1(東京・市谷)にある外濠書店では、4月24日~6月12日に来店者参加型の「本を贈り合うコーナー」を設置しました。来店者が外濠書店で購入した本を「おすすめのコメント」を添えて専用ボックスに入れ、代わりに他の来店者がそのボックスに入れた本を持ち帰るという仕組みです。
DNPグループが運営する紙とデジタルのハイブリッド型総合書店「honto」では、「サン・ジョルディの日に贈りたい本」の展示・販売を実施しました。リアルの場である外濠書店とオンラインの「honto」の両方で、人と本との偶発的な出会いを生み出す取り組みを推進しました。
DNPグループが運営するアート関連の情報発信拠点・ショップである「メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド(MMM)」*2(東京・銀座)では、「大切な人に本を贈るキャンペーン」として、4月17日~22日に1,000円以上の本を購入した方に、画家ルドゥーテのバラを描いた作品のポストカードをプレゼントしました。
【今後の展開】
DNPは事業活動を通じて人々の心豊かな暮らしを実現していくことを目指し、芸術・文化と触れ合う機会の提供や新たな文化体験のビジネスモデル構築などに取り組んでいます。その一環で、自由で多様性に富んだ出版文化の醸成に向けて、本を読む動機や機会の創出に注力しており、今回の実証イベントの成果を活かして、グループ全体でこの取り組みを加速していきます。また、「サン・ジョルディの日」が新しい本との出会いや文化体験につながる日として浸透していくよう、出版業界や生活者にこうした活動を広げていきます。
*1 DNPプラザについて → https://dnp-plaza.jp/
*2 メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド(MMM)について → https://www.mmm-ginza.org/top.html
※記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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