シヤチハタ、創業100周年の節目に「日本ネーミング大賞2025」レジェンド賞を受賞
100年にわたり愛され続け、慣れ親しまれたネーミングとして評価
ユーザーファーストを追求し次の100年も「しるしの価値」を提供し続けるシヤチハタ株式会社※(代表取締役社長 舟橋 正剛 本社:愛知県名古屋市)の社名「シヤチハタ」が、この度、一般社団法人 日本ネーミング協会が主催する「日本ネーミング大賞2025」において、「レジェンド賞」を受賞し、2025年12月1日(月)に授賞式が行われました。
※社名表記は「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です。

「日本ネーミング大賞」は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの「質と価値の向上」と「普及と啓蒙」を図り、生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与することを目的に、賞賛すべき優れたネーミングを選出し、表彰を行う活動です。今回、社名である「シヤチハタ」が受賞したレジェンド賞は、長きにわたり人々から愛されてきたネーミングに対して、周年などの節目に贈られる特別な賞です。
「日本ネーミング大賞」公式WEBサイト:https://j-naming-award.jp
■受賞理由
「愛知生まれで、全国の定番となった地域ソウルブランドでもあり、まさにレジェンド級のネーミング」「とても華のある語感」「認知のされやすさおよび文字のバランスと美しさを考慮して小さい“ャ”を使わず“ヤ”とした点がすごい」「ストーリー性を感じるネーミングの成り立ちが魅力的」など、たくさんの好評コメントをいただきました。
昭和100年を迎える本年、創業100周年を迎え、長きにわたり多くの人に親しまれた「シヤチハタ」は賞賛すべきネーミングと評されました。
■シヤチハタについて
1925年に創業した、シヤチハタ株式会社の前身となる舟橋商会は、使うたびにインキをしみ込ませる必要のないスタンプ台「万年スタンプ台」を開発、発売しました。1965年には、スタンプ台のいらない「Xスタンパー」、1968年には、個人が認印として使えるネーム印「Xスタンパー ネーム(現在のネーム9)」 を発売。このネーム印が「シヤチハタ印」の愛称で親しまれ、累計出荷数1億9000万本以上を誇るシヤチハタの主力商品となっています。
現在では、文具・印章関連商品にとどまらず、電子決裁システムや産業用途商品などを企画、開発。企業理念に「社会が望む『便利』『楽しさ』『安心・安全』を世界へ」を掲げ、アナログでもデジタルでも社会に役立つ“しるしの価値”を提供しています。
■ネーミングの由来
創業当時、販売していたスタンプ台は、日の丸の旗の中に名古屋城の金鯱を収めたシンボルマークを使用していたことから、「『シヤチハタ』印の万年スタンプ台」と呼ばれました。1941年には舟橋商会を改組し、シヤチハタ工業株式会社を設立。1999年に、現在のシヤチハタ株式会社となりました。
社名の発音は、小さな「ャ」の“シャチハタ”ですが、文字として表記する際は、社名ブランドとして認知されやすいように、また文字のバランスや外観の美しさなどを考慮して大きな「ヤ」の“シヤチハタ”となりました。
■受賞コメント
この度、「日本ネーミング大賞2025 レジェンド賞」を賜りましたこと、大変光栄に存じます。
「シヤチハタ」は、実は、商品名ではなく社名ですが、多くのお客様に当社の商品を手に取っていただき、馴染みある存在として名前を呼んでいただけることを心よりうれしく感じております。
当社は今年、おかげさまで創業100周年を迎えることができました。「万年スタンプ台」の発売から現在に至るまで、社会の発展や時代の変化に対応しながら、常に挑戦し続けることで、当社も少しずつ進化をしてまいりました。これまで長きにわたり支えてくださったお客様をはじめ関係者各位に深く感謝申し上げます。
この栄誉を励みに、次の100年もお客様の「便利」「楽しさ」「安心・安全」に役立つ商品やサービスを企画・開発してまいります。
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