【講演レポート】10月施行「ステマ規制」を消費者庁表示対策課長・広告界のレジェンドとともに徹底解説。ステマ規制の基礎・運用基準の判断フローとともに、発生メカニズムと広告活動の本質に迫る!

消費者庁表示対策課長 南 雅晴氏、株式会社ライトパブリシティ 代表取締役社長 杉山 恒太郎氏、リデル代表 福田が登壇「SNS・インフルエンサーマーケティングの運用基準と対応」

リデル

ステマ規制をとにかくわかりやすく!
景品表示法の基礎から不当表示とステマの違い、該当する事例など
2023年10月1日の規制施行前に知っておくべき広告の本質とステマ回避の思考を解説

SNS・インフルエンサーマーケティング事業を展開するLIDDELL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:福田 晃一、以下リデル)は、 2023年6月28日(水)に無料セミナー『ステマ規制を「明瞭」「明快」「明確」に理解する!消費者庁表示対策課長と共に共有するSNS・インフルエンサーマーケティングの運用基準と対応』を開催致しました。

本セミナーは来場とオンラインのハイブリッドで開催。300社以上が参加いたしました。

1部では消費者庁表示対策課長 南 雅晴氏(当時)をゲストに迎え、ステマ規制の概要や景品表示法における不当表示との違いなどを解説。 2部はリデル代表 福田が登壇し、SNSマーケティングの事例を交えてさらにかみ砕いて紹介しています。そして、3部は株式会社ライトパブリシティ代表取締役社長 杉山 恒太郎氏をゲストに迎え、福田がモデレーターとなり、パネルディスカッションを展開致しました。



  • 第1部:景品表示法とステマ規制の基礎知識
    〜従来の不当表示でカバーしきれない理由とは

第1部では、消費者庁表示対策課長 南 雅晴氏が、景品表示法が達成したい根本的な目的や、ステマ規制の運用基準などを解説致しました。

景品表示法の目的や、具体的な不当表示のパターンもInstagram(以下、インスタグラム)の過去事例を用いて紹介。従来の景品表示法では、広告の表示主体を偽る行為(ステマ)を規制できなかった経緯についても満遍なく解説致しました。

ステマ規制の運用基準・目的についてもスライドをベースに進行。「信頼性が高い口コミマーケティングの有効性を逆手に取っているのがステマの悪性」といった持論も展開し、知見を存分に盛り込んだ有益なパートとなりました。


  • 第2部:SNS・インフルエンサーマーケティングの健全な運用とは? 
    〜ステマが悪手でしかない理由とマーケターが持つべきマインド

第2部では、リデル代表 福田がSNS・インフルエンサーマーケティングが注目されるメカニズムを解説しつつ「なぜステマをするのか?」という根本的な疑問に対し、「広告と分かる宣伝はマイナスイメージが強いため、オーガニックを装った広告が好まれた」という背景を説明。


その上で、消費者全体の 7割以上がインフルエンサーと企業のタイアップを好意的に捉えている事実に触れ、結果的にステマは悪手にしかならないことを強く訴えました。


ステマ規制の具体例も交えながら、すでに意図的なバズりは消費者には受け入れられず、今後のSNS・インフルエンサーマーケティングは信頼と誠実を第一にしたオーセンティシティ(信頼できること)が重要であるとし、パートを締めくくりました。


  • 第3部:「ステマ規制に関する疑問・不安・取り組むべきこと」とは?
    〜広告業界に蔓延る勘違いに切り込む

3部ではライトパブリシティ代表取締役社長 杉山 恒太郎氏を迎え、パネルディスカッション方式で質問に答えていきました。杉山氏はトラディショナル・インタラクティブ広告の両方に精通し、小学館の「ピッカピカの一年生」セブンイレブンの「セブン、イレブン、いい気分」といった有名コピーの生みの親としても知られています。


ディスカッションの冒頭、杉山氏がステマの原因について言及。「最近の人たちは広告を自己紹介やお知らせか何かと勘違いしており、つまらない広告しか作れなくなった結果、ステマに繋がったのでは」とストレートな意見を展開致しました。


質問に答える最中も、杉山氏による業界全体に対してのシビアな見解は続き、「広告の本質はお知らせでも自己紹介でもなく気づきを与えること」という広告の本質にも言及。広告を扱うすべての事業者にとって非常に有益なディスカッションとなりました。


  • ステマ規制の目的から対策を網羅的に解説

    大ボリュームの 1時間で多くの企業にソリューションを提供

本セミナーは、 1時間という限られた時間に最大限の知見を詰め込んだ有意義なセミナーとして、多くの好評を得ました。以下は実際の参加者の声です。


  • 具体的な事例をあげていただけたことで非常にわかりやすかったです。また、最後のセクションでは広告についての話題もあったのでとても有益だと感じました。

  • ステマへの正しい理解と対処法がクリアになり、非常にわかりやすかったです。

  • ステマ規制の内容から、広告のあるべき姿まで幅広いインプットがあり、 1時間という短い時間でしたが聞きごたえのある内容でした。


SNS・インフルエンサーマーケティング黎明期からステマ対策に力をいれてきたリデル代表 福田に加え、消費者庁表示対策課長 南氏と広告業界のレジェンド 杉山氏をお迎えすることで、幅広い知見に触れられるディスカッションとなりました。


SNS・インフルエンサーマーケティングも含め、広告の手法はこの先も目まぐるしく変容していくが、「人の心を動かす」という本質は変わらない。公共物であることを念頭に、ステマも含めた不当なものや、人を不快にさせる表現ではなく、健全性を保ち「楽しい」「美しい」といった楽しませるコンテンツの広告活動が必要とセミナーを締めくくりました。

 

リデルは「個人の影響力を、人々の未来のために。」をミッションに事業を展開。 3万人以上のインフルエンサー会員と 6000社以上の企業との取引実績があります。蓄積された知見を活かしつつ、常にアップデートしながら、SNS・インフルエンサーマーケティングのパイオニア企業として、さらにはファン・コミュニティマーケティングの真価の発信とパーソナルエコノミーを支援し、経済活性化に寄与してまいります。


ステマ規制に向けて安全な運用体制の構築をサポートする『リスクマネジメントプラン』をご用意しております。ぜひお問い合わせください。


《ステマリスクマネジメントプラン》概要

SNS・インフルエンサーマーケティング黎明期からステマ対策に取り組んできた知見を基に、体系化されたマネジメントプランをご用意しています。観察、分析、策定、定着とすべてのフェーズでサポートいたします。


【メニュー】

  •  観察(過去投稿チェック・ソーシャルリスニング)

  • 分析(リスクアセスメント・ギャップ分析)

  • 策定(ガイドライン・マニュアル・エスカレーションフロー・チェックリストなど各種)

  • 定着(インナーセミナー・教育プログラム)

《ステマリスクマネジメントプラン》の詳細はこちら:https://service.liddell.tokyo/notice/1041/



【本件に関するお問合せ】

リデル株式会社 担当:貫(ぬき)

メール:pr@liddell.tokyo

電話:03-6432-9806


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[LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE / LIW:SNS課題を数値化し、効率的に解決できるワークスペース]

URL:https://service.liddell.tokyo/


[「VINYL MUSEUM(ビニールミュージアム):共感型フォトジェニック・アート展」]

URL:http://vinyl-museum.com/

Instagram:https://www.instagram.com/vinyl_museum/


[福田 晃一代表取締役CEO書籍]

「影響力を数値化 ヒットを生み出す“共感マーケティング”のすすめ」

著者名:福田 晃一 発行:日経BP社/発売:日経BPマーケティング

定価:本体1,500円+税

ISBN:9784296101313

<Amazon購入ページ>

https://www.amazon.co.jp/dp/4296101315/


[インフルエンサーアワードジャパン:インフルエンサーの感性や才能を応援し、その影響を称える。]

第7回IAJ特設サイト: https://lp.spirit-japan.com/iaj/2022/


[企業情報]

会社名:リデル株式会社/LIDDELL Inc.

代表者:代表取締役CEO 福田 晃一

本社:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー12F

事業内容:(1) SNS・インフルエンサーマーケティングプラットフォームの運営

     (2)ファン・コミュニティマーケティング戦略および実行支援

     (3)WEB3・生成AIマーケティングおよびシステム開発

コーポレートURL:https://liddell.tokyo/

採用に関して:https://www.wantedly.com/companies/liddell/

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会社概要

LIDDELL株式会社

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URL
https://liddell.tokyo/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー12F
電話番号
03-6432-9806
代表者名
福田晃一
上場
未上場
資本金
3億5238万円
設立
2014年10月