電子チラシサービス「Shufoo!」のレポーティングサービス「ビジットトラッキング」、チラシ閲覧・来店ユーザーのデモグラフィック分析が可能に
新たなレポート項目を追加し、販促業務のPDCAサイクル支援を強化
TOPPANグループの株式会社ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」が提供するレポーティングサービス「ビジットトラッキング(特許申請中)」は、来店前後の顧客行動を可視化する新たなレポート項目としてデモグラフィック分析を追加いたしました。
今回追加したデモグラフィック分析は、チラシを見たユーザーが来店に至ったかどうかだけでなく、チラシ閲覧者の中で年代別・性別の来店割合などを把握することを可能にします。これにより、「普段店舗に買いものに来ているが、オウンドアプリなどは積極的に活用していない顧客層(店舗の非ロイヤリティ層)」の属性・動向を可視化でき、小売企業における販促業務のPDCAサイクルの支援を強化します。なお、2025年3月4~7日に開催される流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2025」のTOPPANデジタル株式会社のブース(小間番号:RT2504)にて出展します。
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■背景
これまでShufoo!では、2001年8月のサービス提供開始以来、コンシューマーに向けてお買いもの情報であるチラシを提供しています。同時に、全国の小売業をはじめとしたさまざまな業態の企業に対しても、販促情報の発信とともに、チラシや広告を閲覧したお客様が来店・購買したかといった分析を行ってきました。チラシの閲覧数と来店計測データによって、電子チラシの費用対効果が分かるようになった一方で、顧客企業からは実施した施策の効果分析だけでなく、次回の施策改善につながる分析結果が欲しいといった要望が多く寄せられていました。そこで昨年10月に新たな来店可視化レポーティングサービス「ビジットトラッキング」の提供を開始。これまでのShufoo!ユーザー内でのチラシ閲覧者の来店計測に加え、「どんなチラシ(広告)によって」「どんな人たちが」「新規・継続的に」店舗へ足を運んでいるのかを分析できるようになりました。今回はさらに、来店前のチラシ閲覧者の属性とチラシを見て実際に来店した顧客属性をそれぞれ分析することができるようになりました。
■追加された新たなレポート項目について
今回追加した新たな項目は、既存のコンテンツ分析による「何日ぶりに来店したのか」「新規で来店したのか」を来店期間の間隔ごとに分析することに加えて、企業やチラシ単位で、どの属性(性別・年齢層)のShufoo!ユーザーがチラシを閲覧しているのか、さらにチラシを閲覧したユーザーのうち、どの属性のユーザーが来店しているかの把握が可能になりました。配信したチラシがターゲットとしているユーザーにマッチしているか、チラシを閲覧したユーザーが新規顧客や休眠顧客の来店に繋がっているかなど複合的な判断ができるようになりました。
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ポイント①:非ロイヤリティ層の動向把握
企業ごとに、どの属性(性別・年齢層)のShufoo!ユーザーがチラシを閲覧しているのかが分かります。チラシごとにデータを確認することもでき、企業のオウンドアプリを積極的に利用していない非ロイヤリティ層の動向も把握することができます。
ポイント②:チラシのターゲット層の反応を可視化
チラシを閲覧後に来店したユーザーを対象に、各性別・年齢層がどれくらいの割合を占めるのかを可視化します。配信したチラシの販促効果を確認することはもちろん、意図していなかったユーザーの動向がわかることで、効果の高い販促施策のPDCAサイクルの支援を行います。
■今後の展開
「ビジットトラッキング」は、顧客企業のデジタルからリアルにおける店舗集客の傾向をチラシ(広告)ごとにデータ化し、マーケティングのPDCA実現を目指して引き続き新たな分析レポートの開発をおこなっています。どのエリアが来店に繋がっているのか、その店舗が注力すべきエリアを特定し可視化する「商圏分析」を2025年度前半にリリース予定です。
2025年夏頃にリリース予定の「次世代販促支援AIツール」との掛け合わせにより、流通小売業の販促活動における業務効率の向上と販促効果の最大化を支援してまいります。本サービスを通じて、Shufoo!は従来の電子チラシを配信するメディアサービスから、データとAIを活用した「メディア×AIマーケティングサービス」として進化させていきます。
次世代販促支援AIツールについてはこちら:https://onecompath.com/news/release/16299/
■「リテールテックJAPAN 2025」への出展について
2025年3月4日(火)~7日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN」にTOPPANグループとして出展いたします。当日は展示ブース内にて「ビジットトラッキング」の活用事例のご紹介や導入のご相談をお受けしております。
会 期:2025年3月4日(火)~7日(金)
時 間:午前10時~午後5時(最終日のみ午後4時30分終了)
会 場:東京ビッグサイト 東展示棟(東京都江東区有明3-10-1)
ブース:小間番号RT2504※TOPPANデジタルブース内 (東2ホール)
公式HP:https://messe.nikkei.co.jp/rt/
■「ビジットトラッキング」とは
「ビジットトラッキング」は、電子チラシサービス「Shufoo!」の1,600万人のユニークユーザーの閲覧データ、そして月間840億超の人流データが蓄積されている株式会社unerry(ウネリー、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 内山 英俊)のリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を活用※し、店舗来店傾向を可視化したレポートです。※2021年より協業し、来店計測を継続して行っています。詳細はこちら:https://onecompath.com/news/release/15717/
※unerryが運営するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」に蓄積している人流ビッグデータをAI解析し、全国の各店舗の来店人数等を推計して表示するものです。人流データは特定の個人を識別することができない個人関連情報です。
■「Shufoo!」について
月間1,600万人(2024年7月現在、提供ASP上のアクセス含む)が利用し、全国12万店以上が参加する国内最大級の電子チラシサービスです。日本全国のスーパーやホームセンター、家電店、ドラッグストア等のチラシを無料でチェックできるほか、お店のおすすめ商品、タイムセール、バーゲン情報、クーポンや割引デーの情報、レシピ検索など、毎日のお買物を便利でお得にする情報が満載です。スマートフォンアプリのほか、PCやタブレットなど様々な端末で利用できます。2001年8月よりTOPPAN株式会社が運営を開始し、2019年4月1日よりTOPPANグループの株式会社ONE COMPATHが運営しています。
■株式会社ONE COMPATHについて
所在地: 東京都港区芝浦 3-19-26 TOPPAN芝浦ビル
設立: 1997 年 1 月 20 日
資本金: 500 百万円
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 礼
従業員: 143 名(2024 年4月時点)
主なサービス:地図検索サービス「Mapion」、電子チラシサービス「Shufoo!」、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」、店舗情報プラットフォーム「LocalONE(ローカルワン)」
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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