【イー・ガーディアン株式会社】独自の運用ノウハウとAI技術を組み合わせた多言語コンテンツ品質チェックツール「Typesetting Checker」を開発

~サポート体制の効率化とコンテンツの品質向上を実現し、あらゆる多言語展開を促進~

イー・ガーディアングループ

 イー・ガーディアン株式会社(https://www.e-guardian.co.jp/ 東京都港区 代表取締役社長:高谷 康久 以下、「イー・ガーディアン」)は、ローカライズ・カルチャライズ業務および多言語サポート業務における独自の運用ノウハウとAI技術を組み合わせ、多言語コンテンツの品質チェックを効率化する「Typesetting Checker」を開発したことをお知らせいたします。

 イー・ガーディアンは、総合ネットセキュリティ企業として投稿監視、本人確認、広告審査、ソーシャルリスニング、サイバーセキュリティのほか、メタバース領域までにおけるインターネット世界の安心・安全の実現に向け、ネットセキュリティに関するあらゆる課題をワンストップでサポートしております。

 近年、日本のコンテンツは世界中で人気を博し、海外における売上規模は2013年から2023年の10年間で約3倍に拡大しています※。この著しい市場成長を背景に、漫画やアニメからWebサイト、出版物に至るまで、あらゆるコンテンツの多言語展開は、いまや企業のグローバル戦略において不可欠な要素であるといえます。

 一方で、誤字脱字や表示崩れを防ぎ、コンテンツの最終的な完成度を高める「品質チェック」は極めて重要な工程です。しかし、この細やかな確認作業は手作業では膨大な工数を要し、人的ミスも発生しやすいため、日本が誇るコンテンツを世界に届ける上での大きな障壁となっています。

 このような背景を受け、イー・ガーディアンは、ローカライズ・カルチャライズ業務および多言語サポート業務において、翻訳後の品質管理作業工程をより正確かつ効率的に実施するため、長年の実績に基づく独自の運用ノウハウとAI技術を組み合わせた多言語コンテンツ品質チェックツール「Typesetting Checker」を開発いたしました。

 本ツールは、AIによる差分検知機能と文字認識機能を搭載しており、翻訳前後のファイル(PDF/JPG/PNGなど)を比較し、マニュアルやWebサイトなどのドキュメントにおける文字サイズやレイアウトなどの僅かなズレまで高精度に自動検知します。直感的に使えるシンプルな操作画面で、チェック対象の2つの画面を同時に表示・操作可能とすることでチェック業務を効率化し、また、修正指示やコメントをデータ上で共有できるアノテーション機能が作業者間やクライアント様との円滑なコミュニケーションをサポートします。これにより、例えば漫画におけるチェック作業では、作品によっては漫画1話あたりのチェック作業時間を従来の40分程度から約25分〜30分に短縮し、最大37%の工数削減を実現します。

 さらに、漫画やアニメ、Webサイト、アプリなど、媒体を問わず幅広い制作現場でご活用いただける本ツールは、弊社の生成AI翻訳システム「EG Trans Works」と連携させることで、翻訳から品質管理まで一気通貫のワークフローを構築でき、企業のグローバル展開を品質とスピードの両面からサポートいたします。

 本ツールを活用した正確かつ効率的な品質チェックを通じて、日本が誇るコンテンツを、品質と熱量を損なうことなく世界へ届ける一助となることを目指します。

 今後も、イー・ガーディアンは、専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力してまいります。

※【経済産業省】エンタメ・クリエイティブ産業戦略 ~コンテンツ産業の海外売上高 20 兆円に向けた5ヵ年アクションプラン~

【多言語コンテンツ品質チェックツール「Typesetting Checker」について】

https://www.e-guardian.co.jp/service/ai/typesetting-checker/

■特徴

・2画面同時表示で比較しながらの作業が可能

左右の画面にPDFや画像ファイル(JPG/PNGなど)を並べて表示し、両方の画面を同時にスクロールできるため、変更前と変更後のファイルや、原文と翻訳文などをスムーズに比較することが可能です。

・僅かな差分も自動で検知

AIが2つの画像の異なる部分を自動的検知し色を付けて強調することで、WebサイトのUI変更やマニュアルの改訂箇所など、手作業では見逃しがちな僅かな違いも逃さず、ミスを軽減します。

・作業者間の円滑なコミュニケーション

アノテーション機能により画面上に赤枠や赤文字で直接指示を書き込むことが可能です。これにより、「この部分を修正してください」といった指示が明確になり、チーム内でのやり取りがスムーズになります。

・小さな文字や吹き出し内の文字も検知

AIが画像内の文字を読み取る「文字認識(OCR)」機能を搭載しており、見落としやすい小さな文字や、漫画の吹き出しの中にある文字まで検知することが可能です。

・シンプルなキーボード操作

マウス操作に加えて、キーボードの矢印キーでページを移動したり、特定のキーを押すだけでAIでの差分検知機能を実行したりと、作業を素早く進めるためのショートカット機能も充実させることでチェック工数を削減します。

■利用シーン

・漫画や絵本、児童書の文字サイズや吹き出し、レイアウト、フォントチェック

・学術書や専門書、取扱説明書の改定箇所、図表・グラフ、注釈チェック

・Webサイト、アプリのユーザーインターフェース(UI)の変更チェック など

■管理画面イメージ

【イー・ガーディアングループ 概要】

1998年設立。2016年に東証一部上場。2022年に東証プライム市場へ移行。イー・ガーディアンはネットパトロール、カスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断などネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で提供する総合ネットセキュリティ企業です。センターは、提携先を含めてグループで国内8都市海外3都市19拠点の業界最大級の体制を誇ります。昨今はFintech・IoT業界への参入やRPA開発による働き方改革への寄与など、時代を捉えるサービス開発に従事し、インターネットの安心・安全を守っております。

■イー・ガーディアン株式会社 会社概要

代表者  :代表取締役社長 高谷 康久

所在地  :東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F

設立   :1998年5月

資本金  :1,967百万円(2025年9月末日現在)

業務内容 :ブログ・SNS・掲示板企画コンサルティング/リアルタイム投稿監視/ユーザーサポート/

      オンラインゲームカスタマーサポート/コンプライアンス対策・風評・トレンド調査/

      コミュニティサイト企画・サイト運営代行・広告審査代行サービス業務/人材派遣業務

URL   :https://www.e-guardian.co.jp/

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会社概要

イー・ガーディアン株式会社

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URL
https://www.e-guardian.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
電話番号
-
代表者名
高谷 康久
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1998年05月