【ヤフー・データソリューション】検索ビッグデータから見る注目の駅弁は「人気キャラクターとのコラボ駅弁」、ご当地グルメのネクストブレイク候補は福井名物「ボルガライス」

4/10の「駅弁の日」にちなみ駅弁や駅ナカグルメにまつわるレポートを公開

https://note.com/ds_yahoojp/n/nd9ea8525e1c4

LINEヤフー株式会社（以下、LINEヤフー）が提供する、LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」は、4月10日の「駅弁の日」にちなみ、駅弁や全国各地の駅ナカグルメに関する検索動向を分析したレポート「旅のお供は『ボルガライス』検索データで明らかとなった駅弁の変化とトレンド」を公開しました。

■直近1年間の検索キーワードランキングで「ちいかわ駅弁」が8位にランクイン。コロナ禍の駅弁ニーズは「通販」

「ヤフー・データソリューション」でコロナ禍の2020年と直近１年間（2023年3月6日〜2024年3月10日）の検索データを比較し、より多くの人々が関心を寄せた「駅弁」を含む検索キーワードをランキングにしたところ、「ちいかわ駅弁」が8位にランクインしました。「ちいかわ駅弁」は、2023年に期間限定で発売された、人気キャラクター「ちいかわ」と東海道新幹線がコラボレーションした駅弁です。販売期間は通算して3ヶ月間だったにも関わらず年間検索量が「名古屋駅 駅弁」と検索する人の1.2倍以上と、高い注目を集めていたことがわかりました。今年の1月から2月にもJR東海と人気キャラクター「おぱんちゅうさぎ」のコラボ駅弁が発売されるなど、各所でさまざまな試みがなされており、2024年も「ちいかわ駅弁」に続くコラボ駅弁が現れるか注目です。

一方、2020年の検索キーワードの4位には「駅弁 通販」がランクインしました。コロナ禍の外出が制限された状況下で「自宅でも旅気分を味わいたい」というニーズがあったことが推察できます。

検索ボリュームTOP10(抽出条件：「駅弁」を含むキーワードすべて)

直近1年間：2023年3月6日〜2024年3月10日

■北陸新幹線延伸！注目のグルメは、オムライスの上にカツをのせソースをかけた福井名物「ボルガライス」

 検索・人流データをもとに人々の興味・関心を分析できる「ヤフー・データソリューション」のデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」で分析したところ、福井県のご当地グルメ「ボルガライス」の検索量が昨年9月ごろより増加傾向にあることがわかりました。年末で一度収束するも、直近の2024年２月では１年前と比較して2倍以上の検索がされており、徐々に注目を集めていることがわかります。

「ボルガライス」の検索者数推移

期間：2024年3月までの直近4年間

福井県を代表するご当地グルメ「越前ガニ」「越前そば」と「ボルガライス」の検索推移を比較しても、その伸びを見て取ることができ、今後も注目が続けば福井県＝「ボルガライス」としてより確立したブランドに繋がることも考えられます。

「ボルガライス」「越前ガニ」「越前そば」の検索推移

期間：2024年3月までの直近4年間 

※グラフは正規化しています。

■東京駅で求められているグルメは「海鮮」「牛タン」「のり弁」、名古屋はご当地名物、新大阪は軽食か

ビッグデータからターゲットのライフスタイルや興味関心を把握し、詳細なペルソナ（人物像）を作成することができる「DS.INSIGHT Persona」機能を使って、東京駅、新大阪駅、名古屋駅と「駅弁」を掛け合わせて検索している人がどのようなメニューを求めているかを分析しました。

「東京駅 駅弁」「新大阪駅 駅弁」「名古屋駅 駅弁」を検索しているペルソナ（人物像）が、他に検索しているキーワードで料理に特徴が出ているものを表示

期間：2024年2月〜2024年3月

東京駅の場合、「海鮮」や「牛タン」「のり弁」と幅広いジャンルの料理が検索されており、東京駅で食べたり購入できたりするグルメの幅広さがうかがえます。一方で新大阪駅は「サンドイッチ」や「おにぎり」といった軽食が特徴的に検索されています。最後の名古屋駅では、「ひつまぶし」や「天むす」といった名古屋名物がランキングを独占しました。

中には駅弁で提供するのが難しそうなメニューもありますが、訪れる人のニーズが土地ごとに違っていることがわかります。

▼より詳細なレポートは以下で公開しています。

「旅のお供は『ボルガライス』検索データで明らかとなった駅弁の変化とトレンド」

https://note.com/ds_yahoojp/n/nd9ea8525e1c4

「ヤフー・データソリューション」は、今後もビッグデータの持つ力と面白さをお伝えするとともに、ビッグデータの価値を社会に還元するためのさまざまな取り組みを進めていきます。

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