クマと人とが棲み分け、共に生きていくための活動支援金を募ります!ふるさと納税による『クマといい距離プロジェクト』の支援を企画・提案。
JA秋田しんせいのブランド米「土づくり実証米」を限定返礼品として12/21より寄附受付
自立自走可能な地域創生の実現を目指すレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、代表執行役社長:山田健介、以下 当社)は、秋田県にかほ市(市長:市川 雄次、以下 にかほ市)のふるさと納税事業を2015年度よりサポートしています。
にかほ市では全国の他の地域と同様、今年は例年より多くのクマが目撃されました。人口が密集する市街地にまで出没したことにより、地域住民に大きな不安が広がりました。
この状況に着眼したにかほ市が、住民の安全安心な暮らしを守るとともに、クマとの共生・自然との共生を目的とした『クマといい距離プロジェクト』を立ち上げました。当社は同プロジェクトについてふるさと納税を活用し、支援するための企画を立案し、公開までの一連の業務をフルサポートしました。今回は限定返礼品として、農作物で被害を受けている農業協同組合の協力のもと、JA秋田しんせいのブランド米「土づくり実証米」を選びました。
来年度、さらなる整備事業の拡大を目指し、今後も協力体制を強化し取り組んでいます。
■にかほ市の現状
標高2,236mある鳥海山の麓にあるにかほ市は、海と山に囲まれた自然豊かな土地です。海沿いの平野部に人口密集地があり、中山間部には集落が点在しています。
中山間部ではこれまでも稀にクマが目撃されることがありましたが、2023年は人口が密集する市街地でもクマが目撃されました。住宅の庭さえも安全でない状況となるなど、これまでには考えられなかった事態に地域住民の間で驚きと大きな不安が広がりました。
秋田県内全体でも同様の状況で、2023年のクマによる人身被害は12月時点で70人にのぼり、目撃件数は例年の15倍を超えています。「いつでもどこでも誰でもクマに遭遇するリスクがある」という標語で注意喚起が行われるほど、クマと人間の距離が無くなってきています。
■にかほ市の目指す姿
本来、ほとんどのクマは人を襲ったり危害を加えたりするものではありません。現在、人里付近まで下りてきている要因としては、森の中で餌を見つけられず、生きるために人里にたどり着いていると考えられます。
また、クマが身を隠して移動可能となる耕作放棄地や手入れ不足の里山林増加による、人と野生動物との棲み分けの緩衝機能の低下や、餌となる放置果樹の増加も要因と考えられます。
現実的には、クマが人に危害を加えてしまう・しまった場合はその命を奪うことは避けられず、救うことは難しくなりますが、そのような事態にならないためにも、クマと人との棲み分けをし、それぞれの場所で生きていく環境を整えることができれば、クマとの共存共生が可能となると考えます。
今一度、自然との付き合い方を見つめなおし、互いに迷惑が掛からないようにしていくことが今回のプロジェクトの目指す姿です。
■クマといい距離プロジェクト活動内容
本プロジェクトはにかほ市農林水産課が主として管理・活動します。具体的な活動内容は以下の通りとなります。
① クマと人との距離を確保する環境整備:クマは元々臆病な動物です。現状、住宅地まで身を隠しながらたどり着けてしまうほど、人里周辺の林などは藪化が進んでいます。そこで、その人里周辺の人と野生動物の境界線となる部分、特に通学路周辺の藪などを刈り払うことにより、見通しを確保し、人里周辺にクマが潜みにくい環境を整備します。
②クマの餌となる放置果樹の伐採:クマの餌となる柿などの放置果樹を伐採し、クマが人里に近づくリスクを低減します。
③クマの生態や行動への理解を深める啓発活動:クマの生態や行動、これまでの目撃情報などを整理し、地域住民だけでなく、にかほ市を訪れる方にクマへの理解や知識を深めるための情報発信に磨きをかけます。
■ふるさと納税企画概要
ふるさと納税企画としては、本企画の限定返礼品に寄附いただくと、寄附1件あたりにつき寄附金の一部(定額1,000円)が「クマといい距離プロジェクト」に活用される形となります。本企画は、いただいた寄附の内、定額1,000円がプロジェクトに活用される『付加価値型』のふるさと納税です。クラウドファンディングと異なる点は、通常の寄附と、活用目的が明確な寄附とが混在する新しい取組となります。
本企画の限定返礼品には、農作物で被害を受けている農業協同組合の協力のもと、JA秋田しんせいのブランド米「土づくり実証米」を登録しました。品種はあきたこまちやひとめぼれで単品やセット、定期便など56のバリエーションから選べるようラインナップしました。また、「お礼の品なし寄附のみ」も9点揃えました。
寄附受付開始は12月21日(木)からで、楽天ふるさと納税など全16サイトで寄附が可能です。一人でも多くの方に賛同いただき、人間の生活圏とクマの生息域が棲み分けられ、クマによる人身被害のない野生動物と共存する地域づくりにご協力いただければと思います。
当社では、今後もそれぞれの自治体の持つ地域課題の解決をサポートしながら、自治体と連携し、地域創生に取り組んでまいります。
◇寄附受付開始:2023年12月21日(木)より順次公開
◇掲載ふるさと納税サイト(全16サイト)
楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、セゾンのふるさと納税、マイナビのふるさと納税、JREMALLふるさと納税、ANAのふるさと納税、ふるさとプレミアム、ふるさと百選、auPayのふるさと納税、ふるさと本舗、ふるさと納税ニッポン!、JALのふるさと納税、東急パレット、ふるラボ、ふるさとぷらす
◇限定返礼品(例)
「《クマといい距離プロジェクト》あきたこまち 5kg(約33合分) 精米 白米 ※毎年11月より新米」
寄附金額:11,000円
【秋田県にかほ市】
【レッドホースコーポレーション株式会社】
本社:〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-5 KOKUGIKAN FRONT BUILDING 2階
設立:1964 年 3 月
代表者:代表執行役社長 山田 健介
事業内容:地域産業支援及び活性化事業、コンシューマー事業
URL: https://www.redhorse.co.jp/
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
担当:見原(みはら)
電話番号:03-6402-7614
e-mail:service-info@redhorse.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像