博報堂行動デザイン研究所、情報行動・欲求及び新型コロナウイルス感染予防意識・予防行動の全国調査を実施

ついマスクを外して話す「不完全予防層」は3割存在 緊急事態宣言明けの予防行動促進のポイントは「周りの人と頑張り合える」こと

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の専門組織・博報堂行動デザイン研究所は、大都市圏緊急事態宣言下の2月、日本人の「情報行動・欲求及び新型コロナウイルス感染予防意識・予防行動に関する全国調査」を実施いたしました。その分析結果をご報告します。
【「新型コロナウイルス感染予防意識・予防行動に関する全国調査」分析結果要点まとめ】
●ポイント①:約3割の【不完全予防層】、6割いる【ちゃんと予防層】 
予防意識を問う「自分の感染に気を付け、他人にも感染させないように気を付けているか?」、予防行動を問う「この1か月で他人の前でマスクを外して話したか?」の質問に対し、約3割もの「感染予防に気を付けているにも関わらず、他人の前でマスクをせずしゃべってしまう、つまり、感染予防の意識があるのに、行動が伴わない【不完全予防層】」が存在することが判明し、今後の感染再拡大防止に重要な層であると着目した。一方で、「感染予防に気をつけ、他人の前でマスクを外さない【ちゃんと予防層】」も約6割弱存在していた。「感染予防に気を付けず、他人の前でマスクもしない【感染無警戒層】」はわずか4.1%であった。

●ポイント②:マスクを外しがちなタイミングは、「会食」「休憩室・更衣室など」が上位に


この【不完全予防層】は、「屋内のどんなタイミングでマスクを外しているか」との問いに対し、「鍋料理や大皿料理などをみんなでシェアして食べる時(29.4%)」「休憩室・更衣室など、短時間にしか滞在しない場所にいる時(29.1%)」を筆頭に、上位にあがった場面は全体よりも大きく上回っていることが見て取れる。

●ポイント③:【不完全予防層】がマスクを外す理由は「やること・覚えることが多すぎる」「疲れた」など
【不完全予防層】の「なぜつい人前でマスクを外してしまうのか?」への回答上位4項目は、「いろんな場面で気を付けなければいけないことが多すぎてできない(21.4%)」「もう気を付けることに疲れたから(19.5%)」「自分がちゃんと対策を取っているつもりで、これ以上にやりようがないと思っているから(19.5%)」「いろんな場面で気を付けなければいけないことが多すぎて覚えられない(19.3%)」が上がっている。

 

●ポイント④:【不完全予防層】には「周りの仲間と頑張り合える」寄り添った行動デザインに可能性
では、【不完全予防層】はどうしたらさらなる予防行動をしてくれるのだろうか?当研究所が定義した12欲求(※参考資料2:情報プール(Pool)及び気持ちの発火(Ignite)の元となる12欲求)をもとに、この層が普段持っている欲求を分析してみると、全体との差分で上位5項目のうち4つに、「人の目線を意識し、上に立ちたい、同調したい」という欲求がランクイン。ポイント③とも合わせて考えると「今までの頑張りを認め、周りの仲間より一歩先んじて対策できる、頑張り合える」欲求を刺激する行動デザインによって、長期化するコロナ禍を乗り切れる可能性が見えてきた。緊急事態宣言が明けの気の緩みからの感染拡大を防ぐためにも、不完全予防層を含めた予防行動の促進が重要なポイントと言えそうだ。


調査概要
【2021年 情報行動・欲求 及び 新型コロナウイルス感染予防意識・予防行動に関する全国調査】
実施時期:  2021年2月5日〜2月8日
調査方法:  インターネットリサーチ(全国)
対象者:   15 歳〜69 歳の男女
サンプル数: 2,000 人


参考資料含む詳細リリースはこちら↓
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/89070/





 
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