世界32カ国で刊行! “少女と教師の禁断の愛”という欺瞞を打ち砕く衝撃の小説『ダーク・ヴァネッサ』5月発売!
株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長 小野寺優)はアメリカ人作家ケイト・エリザベス・ラッセルによるデビュー小説『ダーク・ヴァネッサ』(原題:My Dark Vanessa)を、河出文庫より2022年5月9日(月)に発売いたします。出版前から大きな話題となっていた原書『My Dark Vanessa』(アメリカ/William Morrow)は、出版後すぐにベストセラーとなり、多くの新聞・雑誌でレビューが掲載されています。支配と恋愛、加害と権力、同意と強制の危うい領域をえぐり、読む人の価値観を揺さぶる衝撃の問題作です。
──スティーヴン・キング
ここには衝撃的な、まったくの真実がある。描かれた告発は道徳的であるし、描かれた共鳴は冷酷だ。絶対の必読書。
──ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』作家)
破壊的な力関係と心理の機微を描き出したこの作品は、#MeTooの後に登場した小説の中で断トツに優れている。
──シドニー・モーニング・ヘラルド
完璧な被害者や、性的虐待への完璧な対応など存在しないということが、ラッセルが書いた驚くべき作品の核心にある。
──ELLE
この本を読んでいる間、あなたは自分の信念が問われているように感じるだろう。無力感や怒り、そして少しの不道徳な気分を味わうだろう。しかしとにかく、この作品はあなたの心に突き刺さるだろう。
──ワシントン・ポスト
ゾクゾクするほどの中毒性。ここには説得力があり、終わりなき議論に一石を動じることは間違いない。誰もが読むべき、不穏かつ洗練された小説。
──シカゴ・トリビューン
15歳、寄宿学校に通うヴァネッサは42歳の教師・ストレインの“恋人”だった。しかしその17年後、思い出を胸に秘めた彼女の前に、彼を未成年者への性的虐待で告発するというひとりの女性が現れる。
「私は彼女とは違う」と自分に言い聞かせるヴァネッサだったが、混乱する記憶の底からはやがておぞましい過去が浮き上がる……。
少女との禁断の愛、その欺瞞を粉々に打ち砕き、世界を震撼させた#MeToo時代の注目作!
カーカス ── 自分の恋物語は、実は想像を絶する悲劇なのか。それを見極めようとするヴァネッサの苦闘に、ソーシャルメディアで飽和する現代の炎上文化が織り交ぜられる。ラッセルのデビュー作は、虐待の後遺症を描いた見事な心理学的研究だ。腹の底から痛むようなデビュー作。
タイムズ ── ここで書かれた被害者の視点は、重要な真実に光を当てている。加害は、単にその行為そのものだけでなく、なにが正しく、なにが間違いなのか、なにが苦しむに値し、なにがそうでないのか、そうした感覚を永遠に歪めてしまうものだという真実に。
エコノミスト ── 妥協なく書かれた作品。多くの女性がこの本を読み認識を深めるだろう。しかし、本当にこの作品を読むべきなのは男性だ。
*ニューヨークタイムズ、ガーディアン、USAトゥデイ、マリクレール、バズフィード、ニューズウイーク、ニューヨークポスト、エスクァイア、サロン、サンデータイムズ、スタイリスト、コスモポリタンUKなどでもレビューが掲載されています。
【著者情報】
ケイト・エリザベス・ラッセル(Kate Elizabeth Russel)
アメリカ・メイン州で育ち、インディアナ大学で修士号、カンザス大学で博士号取得。
本書『My Dark Vanessa』がデビュー作で、2020年3月の出版前からさまざまなメディアで “2020年にもっとも待ち望まれる新刊本” として取りあげられる。
【訳者】中谷友紀子 (なかたに・ゆきこ)
神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。ミステリ小説の翻訳を中心に手がける。主な訳書にG・フリン『冥闇』『ゴーン・ガール』、J・イーガン『マンハッタン・ビーチ』などがある。
【書誌情報】
書名:ダーク・ヴァネッサ 上・下(河出文庫)
著者:ケイト・エリザベス・ラッセル
訳者:中谷友紀子
仕様:文庫判/上巻328⾴ 、下巻344頁
発売⽇:2022年5⽉9日(月)
税込定価:各990円(本体価格:各900円)
ISBN:上巻978-4-309-46751-1、下巻978-4-309-46752-8
- 推薦の声と各紙誌レビューの一部
──スティーヴン・キング
ここには衝撃的な、まったくの真実がある。描かれた告発は道徳的であるし、描かれた共鳴は冷酷だ。絶対の必読書。
──ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』作家)
破壊的な力関係と心理の機微を描き出したこの作品は、#MeTooの後に登場した小説の中で断トツに優れている。
──シドニー・モーニング・ヘラルド
完璧な被害者や、性的虐待への完璧な対応など存在しないということが、ラッセルが書いた驚くべき作品の核心にある。
──ELLE
この本を読んでいる間、あなたは自分の信念が問われているように感じるだろう。無力感や怒り、そして少しの不道徳な気分を味わうだろう。しかしとにかく、この作品はあなたの心に突き刺さるだろう。
──ワシントン・ポスト
ゾクゾクするほどの中毒性。ここには説得力があり、終わりなき議論に一石を動じることは間違いない。誰もが読むべき、不穏かつ洗練された小説。
──シカゴ・トリビューン
- 内容紹介
15歳、寄宿学校に通うヴァネッサは42歳の教師・ストレインの“恋人”だった。しかしその17年後、思い出を胸に秘めた彼女の前に、彼を未成年者への性的虐待で告発するというひとりの女性が現れる。
「私は彼女とは違う」と自分に言い聞かせるヴァネッサだったが、混乱する記憶の底からはやがておぞましい過去が浮き上がる……。
少女との禁断の愛、その欺瞞を粉々に打ち砕き、世界を震撼させた#MeToo時代の注目作!
- ほか各紙誌のレビューより
カーカス ── 自分の恋物語は、実は想像を絶する悲劇なのか。それを見極めようとするヴァネッサの苦闘に、ソーシャルメディアで飽和する現代の炎上文化が織り交ぜられる。ラッセルのデビュー作は、虐待の後遺症を描いた見事な心理学的研究だ。腹の底から痛むようなデビュー作。
タイムズ ── ここで書かれた被害者の視点は、重要な真実に光を当てている。加害は、単にその行為そのものだけでなく、なにが正しく、なにが間違いなのか、なにが苦しむに値し、なにがそうでないのか、そうした感覚を永遠に歪めてしまうものだという真実に。
エコノミスト ── 妥協なく書かれた作品。多くの女性がこの本を読み認識を深めるだろう。しかし、本当にこの作品を読むべきなのは男性だ。
*ニューヨークタイムズ、ガーディアン、USAトゥデイ、マリクレール、バズフィード、ニューズウイーク、ニューヨークポスト、エスクァイア、サロン、サンデータイムズ、スタイリスト、コスモポリタンUKなどでもレビューが掲載されています。
【著者情報】
ケイト・エリザベス・ラッセル(Kate Elizabeth Russel)
アメリカ・メイン州で育ち、インディアナ大学で修士号、カンザス大学で博士号取得。
本書『My Dark Vanessa』がデビュー作で、2020年3月の出版前からさまざまなメディアで “2020年にもっとも待ち望まれる新刊本” として取りあげられる。
【訳者】中谷友紀子 (なかたに・ゆきこ)
神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。ミステリ小説の翻訳を中心に手がける。主な訳書にG・フリン『冥闇』『ゴーン・ガール』、J・イーガン『マンハッタン・ビーチ』などがある。
【書誌情報】
書名:ダーク・ヴァネッサ 上・下(河出文庫)
著者:ケイト・エリザベス・ラッセル
訳者:中谷友紀子
仕様:文庫判/上巻328⾴ 、下巻344頁
発売⽇:2022年5⽉9日(月)
税込定価:各990円(本体価格:各900円)
ISBN:上巻978-4-309-46751-1、下巻978-4-309-46752-8
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467511/
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467528/
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