“FIRE”を目指している人はどれくらい?(2023年オリコン顧客満足度®調査『ネット証券』利用実態)
「投資をはじめたきっかけ」やNISA、iDeCoなどの口座開設状況も聴取
実際のサービス利用者を対象に第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oricon ME(よみ:オリコン エムイー 本社:東京都港区 代表取締役社長:小池 恒 略称:オリコン)は、『ネット証券』についての満足度調査を実施し、2023年1月4日(水)14時に結果を発表いたしました。
本稿では、満足度調査とともに聴取した利用実態データを一部ご紹介いたします。
消費者の行動データの参考として、ご覧いただけますと幸いです。
本稿では、満足度調査とともに聴取した利用実態データを一部ご紹介いたします。
消費者の行動データの参考として、ご覧いただけますと幸いです。
- 《本稿のポイント》
「資金を有効に運用するため」が64.3%で最多 老後やゆとりある生活への備えも
②口座開設が多い制度は?
「一般NISA」が56%で最多 「つみたてNISA」は18%
③取引頻度・1回あたりの運用資金
頻度は「1ヶ月に1回程度」が25%で最多 1回の取引金額は「5万円未満」が18.4%
④”FIRE”について
51%がFIREを「知らない」と回答 「目指している」人は12%
~FIRE(経済的自立と早期退職)とは~
20代などなるべく早い段階で蓄財と資産運用を行い、仕事を早期にリタイアして、資産の運用益で生活するという考え方です。
▶「事業紹介ムービー」: https://youtu.be/KKQwPGskia4
▶「調査・ランキング方法について」: https://cs.oricon.co.jp/method/
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下の点にご留意ください。
・引用元の記載:「オリコン」「オリコン顧客満足度®」による調査である旨をご記載ください。
・関連リンクの記載:Web上でご紹介いただく場合、 https://life.oricon.co.jp/rank_certificate/ のリンク設置をお願いいたします。
- <投資をはじめたきっかけ>「資金を有効に運用するため」が64.3%で最多 老後やゆとりある生活への備えも
次いで、「老後の資金を蓄えるため」「ゆとりある生活に向けて蓄えるため」「株主優待が魅力のため」「銀行の金利が低いため別での運用を考えたため」が上位5項目という結果になりました。
長年続いてきた低金利環境で、銀行預金よりも高い利回りが期待できる株式などの商品ニーズや、老後などの将来を見据えた資産形成が大きな動機になっている傾向となりました。
- <口座を開設している制度>「一般NISA」が56%で最多 「つみたてNISA」は18%
次いで「つみたてNISA」が18%で続き、「iDeCo」が14%、「企業型DC(マッチング拠出を含む)」が10%となりました。
NISA(少額投資非課税制度)とは、金融商品を取引した際にかかる税金(売却益への所得税など)が、定められた範囲において非課税となる制度です。
2024年1月に制度の大幅な改革が行われる予定になっており、制度の恒久化や投資可能金額の拡大が議論されています。
(金融庁HP:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html )
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、年金制度の一つで、加入者自身で掛け金、運用商品を選べる制度です。掛け金が所得控除されるなど税金面でもメリットがあり、老後の資産形成を目的に運用されます。
(厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html )
企業型DC(企業型確定拠出年金)も年金制度の一つで、こちらは企業が掛け金を拠出して従業員の年金を積み立てる制度です。従業員も追加で掛け金の拠出が可能で、iDeCoと同じく掛け金は所得控除されます。
(厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/gaiyou.html )
- <取引頻度と1回の取引で扱う金額>頻度は「1ヶ月に1回程度」が25%で最多
週に1回程度以上(「ほぼ毎日(週に4回以上)」「週に2~3回程度」「週1回程度」の合計)も22%となっており、取引頻度に関しては広く分かれる傾向となりました。
1回の取引金額は「5万円未満」が18.4%
また、1回の取引で扱う金額については、「5万円未満」が18.4%で最多となりました。次いで「20~40万円未満」が14.5%、「10~20万円未満」が12.6%と続いています。
全体としては「100万円未満」の割合が計72.8%と多いですが、、「100万円以上」も計17.5%と一定数を占める結果となりました。
- <FIREについて>51%がFIREを「知らない」と回答 「目指している」人は12%
次いで、「知っているが、FIREを目指していない」が34%、「知っていて、FIREを目指している」が12%、「既にFIREを達成している」が3%となりました。
半数近い人がFIREを認知していますが、FIREを目指している人は少数にとどまる結果となりました。
- 調査概要など
■発表日:2023年4月21日 ■調査主体:株式会社oricon ME ■調査手法:インターネット調査 ■サンプル数:4,852人 ■規定人数:100人以上 ■調査企業数:34社
■定義:投資商品を取り扱っており、以下いずれかの条件を満たしている証券会社
1)Web経由での投資や取引を中心とするネット証券 2)ネット証券以外の証券会社が提供するWeb取引サービス 3)金融庁の認可を受けているサービス
■調査期間:2022/08/12~2022/08/22
■調査対象者
性別:指定なし 年齢:18~84歳 地域:全国
条件:証券会社で現在投資商品を運用しており、以下すべての条件を満たす人
1)インターネット経由で行っている人 2)過去3年に年1回以上取引をした人 3)主に、国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプションのいずれかの投資商品を取引している人
ただし、運用商品数は問わない
■URL:https://life.oricon.co.jp/rank_certificate/
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