東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金 171万人に呼びかけ
13年超え被災者・支援者に寄りそう
パルシステム連合会は東日本大震災から13年を迎える3月11日を前に、東京電力福島第一原子力発電所事故による被災者や避難者を支える活動を資金面で応援する募金への協力を171.4万人の利用登録者に呼びかけます。当時の記憶が薄れゆくなか、孤立を深める被災者や避難者に寄りそい、地道に活動を続ける被災者支援団体の活動を支えます。
被災者への草の根活動に活用
募金の受付は、商品注文時にインターネットや注文用紙で登録します。申し込み単位は1口300円と1,000円があり、ともに複数口(例:1口300円を2口と1口1,000円を3口申し込みで3,600円を寄付)の申し込みが可能です。商品購入に応じて付与されるポイントを利用した寄付も受け付けます。
利用者から寄せられた募金は「東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金」として、被災者や避難者を支援するさまざまな団体の活動に生かされます。募金活用の使途は、利用者も参加する運用管理委員会の審査を経て、応援する団体と金額を決定します。避難者の心のケアや居場所づくり、保養活動など、地域の草の根活動の諸費用に活用されます。
被災者に寄りそい考える〝復興”
募金を活用した被災者への支援事例を伝えるため、パルシステム主催の報告会を毎年実施しています。2023年度は1,890万6,600円を25団体に助成し、甲状腺検診や保養活動、事故を風化させないためのスタディツアーや情報発信などに活用されました。
▼2023年度助成団体
https://information.pal-system.co.jp/press/20220626-supportfukushima/
2024年1月には2022年度に助成した4団体が、国内の各地域で被災者に寄りそうようすを報告しました。
子どもの甲状腺がんをめぐる裁判や、避難者への補償問題によって発生する分断など、今なお解決の糸口が見えない課題に向き合う人たちとの歩みを伝え合いました。
同月に起きた能登半島地震にも触れ「大規模災害からの復興の道筋は、人権を基軸に被災者とともに考えること」が重要だとあらためて確認する機会となりました。
パルシステムはこれからも、利用者とともに大規模災害の被災者に寄りそう活動を続けていきます。
▼KOKOCARA紹介記事
『東日本大震災から13年。福島から逃れた避難者の今、そして、これから』
https://kokocara.pal-system.co.jp/2024/03/04/fukkou/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal.or.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像