北海道大学とクラスメソッド、札幌市の企業版ふるさと納税を活用し、道内中小企業向けにDX人材育成を行うリカレント事業「Hokudai Tech Academy」を発足
「AIワークフロー構築コース」は2025年6月21日からスタート
国立大学法人北海道大学とクラスメソッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:横田聡、以下 クラスメソッド)は、北海道内の中小企業を対象に、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成を加速させるリカレント教育事業として「Hokudai Tech Academy」を開始します。本取り組みでは、札幌市の企業版ふるさと納税制度を通じ、クラスメソッドからの支援を受けた北海道大学が事業主体となり、「Hokudai Tech Academy」をクラスメソッドと共同運営します。クラスメソッドは地域のニーズを活かしたカリキュラム設計や講師派遣にも参画し、地域産業のDX推進に向けた人材育成を後押しします。

◼︎取り組みの概要
本取り組みでは、札幌市が推進する企業版ふるさと納税(大学応援プロジェクト)を通じ、クラスメソッドが使途を北海道大学に指定し、支援します。支援金を元に、北海道大学が事業主体となり、クラスメソッドと共同でリカレント教育事業として「Hokudai Tech Academy」の運営を行います。
クラスメソッドは、「Hokudai Tech Academy」のカリキュラム設計や講師派遣も行い、道内の中小企業のDX人材育成を支援します。

※札幌市内の大学応援プロジェクトについて:https://www.city.sapporo.jp/kikaku/daigaku.html
◼︎取り組みの背景
近年、企業のデジタルシフトが急速に進む中、地方においてもDXを推進できる人材の育成が急務となっています。北海道内では特に中小企業を中心に、DXスキルを持つ人材不足が顕著です。北海道大学とクラスメソッドによる本取り組みは、こうした課題を解決するべく、安価で質の高い教育機会を提供します。今後は、地域に根ざしたDX人材育成の新たなモデルとなることを目指します。
なお、人材開発支援助成金の利用を検討される事業者様は厚生労働省のホームページをご覧ください。
◼︎関係者からのコメント
札幌市長 秋元克広氏

このたびは、企業版ふるさと納税を通じて大学応援プロジェクトにご寄付を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
大学応援プロジェクトでは、皆さまからのご寄付をもとに、市内の大学や学生が行う公益的事業への支援や、大学間連携に資する取り組みを推進しています。
「Hokudai Tech Academy」は、産学官が連携し、地域産業における「実践力」を持ったDX人材育成を行うものであり、札幌市においても課題となっているデジタル変革に対応できる人材の確保に貢献できるものと期待しております。
札幌市では、引き続き産学官連携を通じて地域課題の解決に取り組んでまいりますので、今後ともご支援いただきますようお願い申し上げます。
北海道大学 理事・副学長/大学院教育推進機構長 山本文彦氏

北海道大学では、AIやデジタル技術の進展、複雑化する社会課題に対応するため、実践力と創造力を備えた人材の育成に力を入れています。
この度の「Hokudai Tech Academy」は、本学のリカレント教育プログラム(ReH)の一環として開講するもので、社会人と学生が共に学ぶ「共修型」の教育モデルです。知識の習得にとどまらず、手を動かしてアイデアを形にする実践を通じて、課題解決力を育むプログラムです。
開講にあたっては、企業の現場ニーズを丁寧にヒアリングし、産業界と大学の知を結びつける設計としました。今後も地域や企業と連携し、社会とつながるリカレント教育を通じて、新たな価値の創出に貢献してまいります。
クラスメソッド株式会社 代表取締役 横田聡

このたび、北海道大学にて開講される「Hokudai Tech Academy」において、クラスメソッドが札幌市の企業版ふるさと納税制度を活用し、「大学応援プロジェクト」の一環として本事業に寄付という形で参画できることを、心より嬉しく思います。
私たちはこれまでも、「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」という理念のもと、先進技術を社会に活かす取り組みに力を注いできました。本プログラムは、まさにその理念を体現するものです。世代や立場を超えて学び合いながら、実際に手を動かし、アイデアを形にするーーこうした実践的な学びの場は、次世代のイノベーターを育むうえで極めて重要だと感じています。
札幌市、北海道大学、そして私たち企業が三位一体となって推進するこの取り組みが、地域に根ざした人材育成の新たなモデルケースとなり、未来を切り拓くエンジニアやクリエイターの原点となることを願っています。
クラスメソッドは、これからも地域・教育・技術の架け橋として、社会に貢献してまいります。
◼︎「Hokudai Tech Academy」詳細
期間:2025年6月21日(土)〜8月23日(土)(全9回予定)
時間:毎週土曜日 13:00〜16:20(90分・2コマ、途中休憩あり)
場所:北海道大学構内講義室・開発スペース(イノベーションデザインラボ内)・その他札幌市内施設
定員:20名程度
費用:128,000円(税込)(教材費・施設使用料含む)
対象:社会人(IT・DX初学者歓迎)・北大生(学部・学年を問わず申込できます。)
形式:対面 座学+実習(ハンズオン中心)・ワークショップ・ゲストによる講義
※本プログラムは、北大生(特別受講生)との共同受講となります。
詳細:https://sites.google.com/view/hokudai-tech-academy?usp=share_link
【クラスメソッドについて】

クラスメソッド株式会社は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)をはじめ、データ分析、モバイル、IoT、AI/機械学習など、クラウドネイティブな技術領域を中心に、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する技術パートナーです。
AWS支援では、2015年から継続して最上位パートナーに認定され、これまでに国内の最優秀パートナーを表彰する「AWSコンサルティングパートナー・オブ・ザ・イヤー」を4度受賞。2022年にはグローバル最優秀パートナーとして「SI Partner of the Year」を受賞、翌23年にもファイナリストとなり、名実ともに世界トップクラスのAWSパートナーです。 これまでに支援してきた企業は約5,000社、管理・構築を支援したAWSアカウント数は累計35,000件以上にのぼります。エンジニアによる技術発信文化にも力を入れており、オウンドメディア「DevelopersIO」では5万本を超える技術記事を公開。また、技術者向けナレッジ共有プラットフォーム「Zenn」も運営し、技術コミュニティの発展にも貢献しています。 「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」という理念のもと、お客様の事業価値向上につながる最適な技術を提案してまいります。
本社所在地: 東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階
代表者 : 代表取締役社長 横田 聡
事業内容 : クラウド導入支援、ビッグデータ基盤構築、モバイルアプリ開発、LINE技術支援、AI/機械学習技術支援
オフィシャルサイト : https://classmethod.jp/
技術ブログ「DevelopersIO」: https://dev.classmethod.jp/
技術情報コミュニティ「Zenn」:https://zenn.dev/
Facebookページ :https://www.facebook.com/classmethod/
公式YouTubeチャンネル : https://www.youtube.com/c/classmethod-yt/
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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