ホットリンクグループのNonagon Capital、新興トークンへの投資機会発見から売買までを自動化する「Nonagon AI」の本運用を開始
〜ホットリンクがもつAIに関する知見やデータ分析力を掛け合わせた共同開発〜
株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役グループCEO:檜野安弘、以下ホットリンク)は、当社グループの合同会社Nonagon Capital(本拠地:米国サンフランシスコ・ベイエリア、代表職務執行者:岡本和士)が、AIを活用し、大量のブロックチェーン・データを分析して価格変動が期待できるトークン(暗号資産)を抽出、自動で購入・売却するシステムである「Nonagon AI」を開発し、本運用を開始したことをお知らせいたします。本システムは当社とNonagon Capitalとの共同開発となります。
1. 「Nonagon AI」の特徴
「Nonagon AI」は、日々大量に新規発行されるトークンに関するブロックチェーン・データを分析して、その中から比較的短い期間に大きな価格変動が見込まれる銘柄を発見・購入し、一定条件を満たすものを自動で売却するAIシステムです。
「Nonagon AI」の導入により、リスクをコントロールしながら価格変動が期待される銘柄にアクセスできる可能性が高まります。この機会を投資リターンの増加、および、企業価値の向上に繋げてゆくことを企図しています。加えて、これらの知見や技術は、今後の市場変化に柔軟に対応する基盤づくりの一環であり、中長期的な競争力強化のための戦略的な技術投資として位置づけています。
価格変動をもたらすトークンや、その関連データを体系的に蓄積することで、投資や事業開発における意思決定全般に知見を活用できると期待しています。さらに、ルールベースの自動執行と監視により、恣意性や属人性を排するとともに、ログを残すことでコンプライアンスに配慮した投資活動ができる点も重要であると考えています。
2. 「Nonagon AI」の開発背景
ブロックチェーン領域では、新たなトークンが1日に数万種類も発行されています。その中には比較的短い期間に大きな価格変動をもたらすものも存在します。通常、そのようなトークンの存在を知るのは価格が大きく下がった場合や、SNSや周囲の投資家による話題提供後であることが多く、このような機会をいち早く知りたいというニーズがNonagon Capital内で高まっていました。
このように投資機会があると知っていても、発行されたトークンの全てを目視や人力で解析することは現実的ではありません。そこで、当社とNonagon CapitalでAIを活用してデータ収集や分析を行い、大きな価格変動を引き起こすアカウントを見つけることに成功しました。さらに、大きな価格変動を引き起こすアカウントの特徴を分析し、その結果をもとに少額から投資可能なトークンを発見するアルゴリズムを開発しました。
AIとデータ分析に強みをもつホットリンクの知見と、ブロックチェーン業界における豊富な実務経験を有するNonagon Capitalの知見を掛け合わせて開発したのが、「Nonagon AI」です。
Nonagon Capitalでは「Nonagon AI」を投資活動に積極活用し、精度向上に取り組みます。特にガバナンス要件、セキュリティ評価、パフォーマンス評価などを総合的に勘案した上で、システムの改善に取り組みます。現時点では、社内実装に止める予定であり、「Nonagon AI」の将来的な外部提供については未定です。
3. 合同会社Nonagon Capitalについて

Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアに主な拠点を置く、ブロックチェーンのプロジェクトに投資を行うベンチャーファンドです。世界中の最前線のプレイヤーとのネットワークを持っており、北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐブリッジの機能を付加価値として、世界中のインフラストラクチャー、DeFi、DAO、エンターテイメント関連のプロジェクトのシード・ステージを中心に投資を行っています。「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションに、今後も投資活動と事業活動を行って参ります。
代表者:代表職務執行者 岡本和士
公式サイト:https://www.nonagon.xyz/
Nonagon Capitalご紹介資料:https://drive.google.com/drive/folders/1bGibM0iJEoaMjeNLc_RwNWd9xSJgdjy_?usp=sharing
株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証グロース)
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年6月26日
代表者:代表取締役グループCEO 檜野 安弘
本社所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
事業内容:SNSマーケティング支援
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