インテージ、「第100回夏の甲子園」TV観戦実態を公開~決勝戦接触率にみる“地域愛”-秋田で44.3%、東北5県平均も他エリアより高接触率~

・全国のテレビの54.2%で大会視聴 ・決勝戦接触率13.5%と昨年を上回る

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚純晃、以下:インテージ)は、第100回全国高等学校野球選手権記念大会のテレビ視聴実態に関する視聴ログデータ分析を実施しました。
史上最多の56校が出場した、第100回となる「夏の甲子園」が8月21日に幕を閉じました。日本各地でどのように観戦されたのか、全国約70万台のスマートテレビ視聴ログデータMedia Gauge TVで、熱いテレビ観戦の実態を捉えた結果をご紹介します。

[ポイント]
  • 大会期間通しての試合視聴テレビの割合は全国で54.2%。秋田県では85.3%
  • 決勝(13.5%)に次ぐ高接触率は、逆転サヨナラ劇の準々決勝、金足農 対 近江 (8.5%)
  • 決勝戦接触率にみる“地域愛”-秋田県で44.3%、東北5県平均も他エリアより高接触率
  • 秋田県での決勝戦接触率、最高で46.9%。投手交代で離脱あるも、終始40%台をキープ

※「接触率」は、「平均何%のテレビで観られていたか」を示す値です。例えば、ある番組の放送時間帯に、あるエリアで5万台のうち平均2万台のテレビでその番組がつけられていたとします。この場合、2万台÷5万台で40%の接触率、となります。今回の分析では全国のスマートテレビを対象に、高校野球中継を行っていたNHK、NHKEテレ、テレビ朝日系列、独立局など地上波のチャンネルで高校野球が見られていたテレビがどのくらいあったかを集計しています。

会期間通しての試合視聴テレビの割合は全国で54.2%。秋田県では85.3%
史上初となる、2度の春夏連覇を達成した大阪桐蔭や、秋田県勢として103年ぶりに決勝進出した金足農の活躍が話題となり、決勝戦は盛り上がりを見せました。
今大会、実際どのくらいの人が見たのでしょう。図表1は大会全55試合を通して一度でも試合を30分以上視聴したスマートテレビの割合が、大会が進むにつれてどう増えていったかを示しています。全国平均と、ベスト4に入った大阪桐蔭(大阪)、金足農(秋田)、日大三高(東京)、済美(愛媛)の4校がある都府県のデータを並べています。
決勝戦を終えた段階で、全国の半数以上、54.2%のテレビで高校野球が見られたということがわかります。また、秋田県では金足農の試合の度に新たに見る人が増え、2回戦の段階で約70%のテレビで、決勝戦を終えた段階では実に85.3%のテレビで見られていたことがわかります。このデータから、秋田県での盛り上がりが見てとれます。

図表1

決勝(13.5%)に次ぐ高接触率は、逆転サヨナラ劇の準々決勝、金足農 対 近江 (8.5%)
図表2は全55試合の、全国の平均接触率の一覧です。回を追うごとに試合の注目度はどう変化したのでしょうか。

図表2

大会前半は平日の試合が続くこともあり、接触率が3~4%の試合がほとんどですが、お盆期間に入り、会社が休みの人が増えるタイミングでその水準が上がっています。
なかでも強豪校同士の対決など注目のカードは接触率が高く、開会当初から優勝候補として注目されていた大阪桐蔭の試合の接触率の高さからはその人気がうかがえます。
一方で今大会話題を集めた金足農の試合の接触率は、劇的な逆転サヨナラ勝利をおさめた近江との準々決勝で急劇に上がって8.5%という今大会2番目の数値を出し、翌日の準決勝も7.2%と高い接触率となりました。
この2校、大阪桐蔭と金足農が対戦した8月21日(火)の決勝戦は、平日にも関わらず13.5%の接触率を記録しています。昨年8月23日(水)の第99回大会決勝戦(花咲徳栄(埼玉)対 広陵(広島))の9.9%と比較しても、この試合への関心の高さがうかがえます。

決勝戦接触率る“地域愛”-秋田県で44.3%、東北5県平均も他エリアより高接触率
決勝戦(金足農(秋田)対 大阪桐蔭(北大阪))がどう見られていたのかを詳しく見てみましょう。決勝戦の平均接触率を都道府県別に比較した結果が図表3です。平日昼間の試合にも関わらず、どの県も接触率10%以上と全国的な盛り上がりが感じられます。なかでも秋田県の接触率は突出しており、44.3%となっています。秋田以外の東北各県でも他の都道府県に比べ接触率が高い傾向が確認され(秋田以外の東北5県平均は19.2%、東北以外の都道府県平均は13.4%)、東北勢初優勝への東北エリアの期待も垣間見えます。

図表3

秋田県での決勝戦接触率、最高で46.9%。投手交代で離脱あるも、終始40%台をキープ

秋田県での視聴状況をさらに詳しく見てみましょう。図表4は秋田県での決勝戦の接触率が試合の動きとともにどのように変化したかを示しています。
試合開始から接触率はじわじわと上がり、4回裏、大阪桐蔭宮崎選手の3ランホームランで5点差となる直前でこの試合の最高接触率となる46.9%を記録します。県大会初戦から甲子園準決勝まで10試合を完投してきたエースの吉田選手が「4回から下半身が動かなくなった」というコメントを残していますが、金足農はこの4回、5回で9点を失いました。それまで勝ち続けてきたエースが初めて崩れる姿に、少しつらくなって視聴をやめてしまった人もいるのかもしれません。
6回の投手交代のタイミングでも少し接触率は下がっていますが、その後は同じ水準で試合終了まで推移。最後まで接触率40%以上と、多くの秋田県人が試合の行く末を見守っていたことがわかります。

図表4

県立高校の東北勢初の優勝か、絶対王者の史上初の2度目の春夏連覇か。第100回の記念すべき大会の決勝戦は全国的な盛り上がりを見せました。みんなでテレビで応援して、地域がひとつになれるきっかけにもなってくれる夏の風物詩。来年はどのようなドラマが生まれるのでしょうか。

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ここでご紹介しきれなかった、「大会全試合の都道府県別延べ接触率」や
「ベスト4校出場試合の都道府県別接触率」なども含む詳細記事を、
インテージのオウンド・メディア「Intage 知る gallery」https://www.intage.co.jp/gallery/ に掲載しています。
こちらもあわせてご参照ください。https://www.intage.co.jp/gallery/koshien2018/

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※本レポートに使用した当社調査データについて
Media Gauge TVhttps://www.intage.co.jp/service/platform/mediagauge-tv/
日本全国を調査対象に、月あたり72万台のスマートテレビと63万台の録画機から収集された視聴ログデータです。都道府県ごとのエリアマーケティングや、テレビCMのプランニングやバイイングにご活用いただけます。
2018年5月、新たに日々の時間帯別、番組別の接触率が確認できる【日報】機能を搭載した「ASP Liteプラン」をリリースしました。

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【株式会社インテージ】 https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、「Create Consumer-centric Values ~お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。

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