「いい部屋ネット 街の住みここち & 住みたい街ランキング 2021<全国版>」発表
住みここち(自治体)トップは愛知県長久手市、住みたい街(自治体)トップは福岡県福岡市
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)は、過去最大級の居住満足度調査を行い、
「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2021<全国版>」として集計しました。
「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2021<全国版>」として集計しました。
- 住みここち(自治体)ランキングTOP20
- 住みたい街(自治体)ランキングTOP20
- 住みここち(都道府県)ランキングTOP10
- 住みたい街(都道府県)ランキングTOP10
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である0点とした場合の平均値です。偏差値とは、評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
•「住みここちランキング」は、2019年度~2021年度の回答を累積して、回答者50名以上の自治体を対象として集計しています。
•「住みたい街ランキング」は、現住都道府県・都市圏への投票を除いて、2021年度の回答を集計して作成しています。「住みたい街(都道府県)ランキング」は、住みたい街(自治体)への投票を都道府県毎に合計してランキングを作成しています。
- 総評
住宅地や商業施設が多く立ち並び、豊かな自然も多いベッドタウンの愛知県長久手市が、昨年4位から順位を上げて1位という結果になっています。2位は、2年連続で東京都中央区、3位は、東京都文京区が昨年5位から順位を上げる結果となっています。昨年1位だった奈良県王寺町は、TOP20内で唯一の「町」として、今年は17位です。18位は、昨年30位の千葉県浦安市、19位は、昨年29位の千葉県印西市と、千葉県の自治体がそれぞれ大きく順位を上げています。
2年連続で、1位は唯一偏差値70台の東京都です。また、TOP5は昨年から変動はなく、 2位は兵庫県、3位は福岡県、4位は神奈川県、5位は大阪府と続いています。6位は、昨年9位の沖縄県が順位を上げています。なお、順位変動はあるものの、昨年調査でTOP10入りした都道府県の顔ぶれに変動はありません。
1位は、2年連続で福岡県福岡市です。2位は、昨年3位の沖縄県那覇市、3位は、昨年2位の神奈川県横浜市という結果になっています。10位には、東京都千代田区が昨年14位から順位を上げてランクインしています。TOP10内のその他の自治体は、順位変動はあるものの、顔ぶれに変動はありません。
■住みたい街(都道府県)トップは、2年連続で東京都
1位は、2年連続で東京都です。2位は、昨年3位の神奈川県、3位は、昨年2位の福岡県です。10位には、昨年11位から一つ順位を上げて長野県がランクインしていますが、その他のTOP10内は、順位変動はあるものの、顔ぶれは同じという結果になっています。
※「住みたい街(自治体)ランキング」は、現住都道府県・都市圏への投票を除いて、2021年度の回答を集計して作成しています。
※「住みたい街(都道府県)ランキング」は、住みたい街(自治体)への投票を都道府県毎に合計してランキングを作成しています。
- 調査概要
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
全国47都道府県居住の20歳以上の男女、2019年・2020年・2021年合計521,456名を対象に集計。
[男女比] 男性48.2%:女性51.8%
[未既婚] 未婚36.2%:既婚63.8% [子ども] なし 42.4%:あり 57.6%
[世代比] 20歳代13.9%、30歳代22.6%、40歳代25.5%、50歳代22.1%、60歳以上15.9%
◇調査期間
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:187,302名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:187,533名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:146,621名) 計521,456名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名・駅名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。
•本リリースの一部また全部を、個人的な利用を目的とする印字・保存等、その他著作権法で認められる場合を除き、著作物等を著作権者等の事前の許諾なしに、複製、公衆送信、頒布、改変、他のウェブサイトに転載するなどの行為を禁止します。
•新聞・雑誌、テレビ・ラジオ等の報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<全国版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021<全国版>」または、 「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2021<全国版>」と出所の表記をお願いします。
•報道関係者向けに、本リリースの集計項目のほかに個別集計結果を提供できる可能性がありますので、個別にお問い合わせください。
•本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
- 街の住みここち(自治体)ランキング<全国版>1~3位
1 位 (偏差値75.6:評点77.3) 愛知県 長久手市
[所長コメント]
県の北西部に位置。名古屋市、尾張旭市、瀬戸市、豊田市、日進市と隣接しています。名古屋市のベッドタウンとして発展しており、2005年には愛・地球博も開催されました。人口増加が続いており、全国で一番住民の平均年齢が若い街として有名です。リニモ沿線にはイオンモールやIKEAもあります。
[居住者コメント]
•数年前には、全国一平均年齢が若い街になったほど世帯での転入者が多く、子供も多いので子育てしやすい。戸建てやマンションがどんどん建っているので、街並みが綺麗。(女性・44歳・既婚・専業主婦)
•広い公園が点在しており、子供を遊ばせやすい。子供会や学校の集団登校などがあるため、転入してきた我が家も地域に馴染みやすい。(女性・37歳・既婚・専業主婦)
2 位 (偏差値73.4:評点75.9) 東京都中央区
[所長コメント]
銀座や日本橋など全国的にも有名な商業中心地がある一方、月島や人形町など下町風情のある街もある東京都を代表するエリアのひとつです。また、臨海部の勝どきや晴海周辺は都心部再開発などにより大規模マンションが多数あり、交通利便性だけでなく、生活利便性も高い地域です。
[居住者コメント]
•買い物、交通、通勤がとにかく便利。坂道がない。羽田・成田空港へのアクセスも良い。(男性・41歳・未婚・営業職)
•都心部でありながら歴史の深い地域なので史跡などが充実している。昔ながらの商店街もあり気さくに地域に入り込める。徒歩圏内に商業地域、歴史スポット、自然に触れられる遊歩道があり休日の散策が楽しめる。(女性・58歳・未婚・事務職)
3 位 (偏差値72.9:評点75.6) 東京都文京区
[所長コメント]
区全体が唯一山手線の内側にあり、新宿区と台東区の間に位置しています。東京大学のある本郷、東京ドームや小石川後楽園に近い水道橋・飯田橋、池袋近くの護国寺や本駒込などを含むエリアです。大学や中高一貫校が多くある緑豊かな文教地区でもあり、教育環境が整い、静かさ・治安の評価も高い地域です。
[居住者コメント]
•子育て世代が多く、教育施設・医療機関が充実しており、非常に安心して住める。 (男性・41歳・既婚・管理職)
•東京メトロの駅があるので交通の便が良い。また駅近くにコンビニ・スーパーなど生活に最低限必要な店舗が揃っており、喫茶店や図書館・小学校・病院などの文化・娯楽・保育・教育施設もあり、永続的に住みやすい地域になっている。(32歳・未婚・自営業・自由業)
- 街の住みここち(自治体)ランキング<全国版>1~50位
•TOP10内の自治体のうち、9自治体が「イメージ」因子が20位以内に入っており、街のイメージの良さが住みここちの良さに繋がっていることが伺えます。
•昨年1位だった奈良県王寺町は、TOP20内で唯一の「町」として、今年は17位です。
•21位と35位には、昨年は回答者数が50名未満だったため集計対象外だった、旭川市に隣接する北海道上川郡東神楽町と上川郡東川町がランクインしています。
•昨年から大幅に順位を上げているのは、福岡市と北九州市の中間に位置し、大規模な宅地開発により駅周辺や住宅地の整備が進んだ46位(昨年102位)の福岡県福津市です。
•16位までの自治体は、偏差値70以上で、相対的に極めて高い評価となっています。
•昨年順位が「-」表示の自治体は、2020年度は回答者が50名未満だったため順位がありません。
•因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」と表示しています。
- 街の住みここち(都道府県)ランキング<TOP24>
•昨年より順位を上げているのは、6位(昨年9位)の沖縄県、12位(昨年14位)の石川県、17位(昨年24位)の香川県、20位(昨年23位)の熊本県、23位(昨年25位)の栃木県です。
•各因子の順位は偏差値50以上かつ因子得点がプラスの都道府県のみを表示しています。
1 位 (偏差値72.6:評点68.7) 東京都
[所長コメント]
住みここち(自治体)ランキングTOP30にランクインしているのは、2位の中央区、3位の文京区、9位の港区、10位の目黒区、12位の渋谷区、13位の武蔵野市です。住みここち(都道府県)ランキングの因子別では、「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「イメージ」の5因子でいずれも全国で1位と高い評価を受けているほか、「物価家賃」因子でも全国で23位となっています。
2 位 (偏差値66.4:評点66.9) 兵庫県
[所長コメント]
住みここち(自治体)ランキングTOP30にランクインしているのは、8位の芦屋市、14位の西宮市、22位の神戸市中央区、24位の神戸市灘区、29位の神戸市東灘区です。住みここち(都道府県)ランキングの因子別では、「イメージ」因子3位、「交通利便性」「行政サービス」因子4位、「生活利便性」「親しみやすさ」因子6位、「物価家賃」因子15位、「静かさ治安」因子20位で、比較的バランス良く評価されています。
3 位 (偏差値65.9:評点66.8) 福岡県
[所長コメント]
住みここち(自治体)ランキングTOP30にランクインしているのは、5位の福岡市中央区です。住みここち(都道府県)ランキングの因子別では、「行政サービス」 「物価家賃」因子で2位、 「交通利便性」 因子で3位、 「生活利便性」 「親しみやすさ」因子で4位、「イメージ」因子で6位と、全8因子のうち6因子がTOP10内という高い評価を受けています。
- 住みたい街ランキング<全国版>
•自治体TOP50の1位~38位までは、順位変動はあるものの、顔ぶれに大きな変動はありません。
•自治体TOP50の40位以降では、45位(昨年62位)の富山県富山市、46位の香川県高松市(昨年51位)と高知県高知市(昨年54位)、48位(昨年61位)の栃木県宇都宮市など、各県の県庁所在地が順位を上げています。
•都道府県TOP25では、順位変動はあるものの、上位25都道府県のうち23都道府県が昨年と同じ顔ぶれとなっています。昨年のTOP25外からは、22位(昨年32位)の山梨県、24位(昨年26位)の愛媛県がそれぞれ25位以内に順位を上げています。
〈自治体TOP50〉
〈都道府県TOP25〉
•回答方式にフリーワード・サジェスト方式(「横浜」と入力された場合に「横浜市中区・横浜市西区」などの候補を表示して選択してもらう)を採用しています。
•住みたい街(自治体)のうち、政令市については、区部を総合した結果を、3位の那覇市については、浦添市・豊見城市・沖縄市等を含む沖縄県南部都市を合計した結果を、それぞれ表記しています。
•住みたい街(自治体)ランキングは、現住都道府県・都市圏への投票を除いて、2021年度の回答を集計して作成しています。
•住みたい街(都道府県)ランキングは、住みたい街(自治体)への投票を都道府県毎に合計してランキングを作成しています。
- 住みたい街(自治体)ランキング<全国版>TOP5に対するフリーコメント
◆程よく都会・程よく田舎で、ごみごみしすぎておらず、のんびり暮らせる。(女性・28歳・既婚・技術・研究職)
◆居心地が良く、食べ物もおいしい。ホークスの応援にも行きやすい。(男性・34歳・既婚・パート)
◆転勤で住んだことがあり、土地柄、魚の美味しさなどが気に入った。(男性・61歳・既婚・管理職)
◆料理が美味しいし、旅行に行った時に優しい人が多かった。(女性・30歳・既婚・専業主婦)
◆物価、街の充実度、食べ物の鮮度が優れている。(男性・52歳・未婚・管理職)
2位:沖縄県那覇市
◆食べ物が美味しくて、地域の人の人柄が良さそう。(女性・21歳・未婚・学生)
◆温かい地域で、商業施設も充実している。(男性・52歳・未婚・技術・研究職)
◆気候が良いし、人がのんびりしていていい。(女性・62歳・既婚・専業主婦)
◆時間がゆっくり流れていそう。(男性・39歳・既婚・技術・研究職)
◆一年中安定した気候(寒暖差が少なく、杉・檜花粉がない)。(男性・53歳・既婚・管理職)
3位:神奈川県横浜市
◆治安が良さそうで、観光地もあるため休日も楽しめそう。(女性・27歳・未婚・技術・研究職)
◆都会へのアクセスが良いが、畑などもあり、適度に都会すぎないところ。(女性・28歳・既婚・専業主婦)
◆都会だけど住みやすい、おしゃれ、商業施設がたくさんある。(女性・49歳・未婚・アルバイト)
◆以前出張で行った時に、街並みが綺麗で便利だった。(女性・38歳・既婚・事務職)
◆インターナショナルなイメージだから。(女性・27歳・既婚・専業主婦)
4位:宮城県仙台市
◆栄えている。ショッピングが楽しめる。東北では一番最新のものが楽しめる。 (女性・34歳・既婚・営業職)
◆何度か遊びに行ってみて、住みやすそうだと感じた。(男性・36歳・既婚・管理職)
◆町並みが綺麗で、程良く都会。交通アクセスも良い。(女性・26歳・既婚・事務職)
◆便利で、自然もある。首都圏ほど家賃が高くない。(男性・24歳・未婚・事務職)
◆交通の便が良く、適度に都会。(女性・51歳・既婚・パート)
5位:北海道札幌市
◆普段の生活が便利だから。足を延ばせば自然も見られる。(女性・47歳・既婚・パート)
◆食べ物が美味しそうで、観光地がたくさんある。(男性・39歳・未婚・管理職)
◆何度か訪れた時の居心地が良く、憧れがある。 (男性・30歳・未婚・製造・現場作業職)
◆食べ物が美味しいし、人も温かい。(男性・49歳・既婚・自営業・自由業)
◆夏でも涼しい。湿気が少ない。(男性・40歳・既婚・製造・現場作業職)
- 参考:都道府県別住みここちの変化・現住地評価・通勤への不安と通勤手段・引っ越し意向
•現住地を良いと思うようになったという比率も、感染者数との関係がうかがえる。
•テレワーク実施率は大きな差があり、首都圏が非常に高くなっている。一方で、通勤手段が鉄道・バスといった公共交通機関が中心の大都市部では、不安感が非常に高いことが特徴。
•引っ越し意向は、都道府県による差は小さく、「地方へ」と「都会へ」、「郊外へ」と「都心へ」が拮抗している。2拠点居住検討の比率も10%に届かない。また、あくまで「検討」なので精緻な回答ではない。
•偏差値換算で60以上を背景黒の白文字ボールド、40未満をボールド。都道府県毎の居住満足度は平均未満の評点の場合は「-」表示。
•各設問の比率は、そう思う・どちらかといえばそう思う・どちらでもない・どちらかといえばそうは思わない・そうは思わないの5つの回答選択肢のうち、そうおもう・どちらかといえばそう思うという回答の比率。
•テレワーク実施率は、ほぼテレワーク・テレワーク主体でたまに出社という回答の比率。
▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/sumicoco_zenkoku2021.html
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