【アットホーム調査】不動産のプロが選ぶ!「貸店舗を選ぶ際にチェックするべきポイント」ランキング
~飲食店・飲食店以外ともに仕様・設備編 第1位「スケルトンか居抜きか」~
<トピックス>
<調査結果>「貸店舗を選ぶ際にチェックするべきポイント」ランキング
《飲食店》 条件編 第1位 「通行人の目につきやすいか」 62.4%
Q. 飲食店用の貸店舗を借りる人が、確認するべき条件を教えてください。(複数回答/上位5項目)
飲食店の貸店舗を選ぶ際にチェックしておくべき条件を聞いたところ、1位が「通行人の目につきやすいか」で62.4%と6割を超えました。2位は「所在階(1階か2階以上か)」61.8%、3位は「利用時間(夜間の利用に制限があるか)」57.9%と続きました。また過去2年以内に仲介会社を通して貸店舗を借りたことがある人を対象に行ったアットホームの調査(※)によると、飲食店を借りる際に最も重視した立地条件は「駅前立地」で、「商店街」「繫華街」と続きました。飲食店の貸店舗を借りる際には、人通りの多さを一つの判断軸にすると良さそうです。
※貸店舗探しの実態調査:https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/kashitenpo-202304/
《飲食店》 仕様・設備編 第1位 「スケルトンか居抜きか」 68.9%
Q. 飲食店用の貸店舗を借りる人が、確認するべき仕様・設備を教えてください。(複数回答/上位5項目)
チェックしておくべき仕様や設備を聞いたところ、1位は「スケルトンか居抜きか」で68.9%でした。2位は「水道・排水」68.3%、3位は「電気・動力」64.0%と続きました。
1位の「スケルトン」とは、前入居者が使用していた設備などの残置物がなく、内装などの造作をつける前の状態の物件のことです。理想とする店づくりを一から手掛けたい人には向いている物件と言えます。一方、「居抜き」とは前入居者が残した設備を引き継ぐことができるため、経費抑制および開店までのスピード感を重視する人に適している物件です。開業する店のイメージに近い物件を選ぶことが大切です。
《飲食店以外》 条件編 第1位 「所在階(1階か2階以上か)」 61.7%
Q. 飲食店以外の貸店舗を借りる人が、確認するべき条件を教えてください。(複数回答/上位5項目)
続いて、飲食店以外の貸店舗を選ぶ際にチェックしておくべき条件を聞いたところ、1位が「所在階(1階か2階以上か)」で61.7%と6割を超えました。2位は「通行人の目につきやすいか」で57.2%、3位は「禁止事項」で55.5%でした。飲食店と同様に、人通りの多さや人が入りやすい位置であるかは重要なポイントと言えそうです。
《飲食店以外》 仕様・設備編 第1位 「スケルトンか居抜きか」 65.6%
Q. 飲食店以外の貸店舗を借りる人が、確認するべき仕様・設備を教えてください。(複数回答/上位5項目)
また仕様・設備を聞いたところ、1位が「スケルトンか居抜きか」で65.6%でした。2位は「建物外部への看板等設置の可否」61.9%、3位は「駐車場の有無・台数」57.8%と続きました。
1位の「スケルトンか居抜きか」は、飲食店同様に開店したいお店のイメージやコンセプトに関わるため、確認するべきポイントです。
2位の「建物外部への看板等設置の可否」は、賃貸借契約を結ぶ際に該当の建物に看板を設置するなど店舗の営業活動を目的とした表示の可否、手続きのフローを確認しておくことが必要です。
不動産のプロに聞く、貸店舗を仲介した際の印象的なエピソード
1階を借りたお客さまが売上好調のために2階も追加で借りてくださいました。
スケルトン状態の店舗の内装工事等は基本的に全て賃借人が行いますが、工事の際に天井を高くするためコンクリートの梁まで削ってしまい役所から指導を受けたことがあります。工事については事前に内容をよく確認した方が良いです。
当社の管理物件でどうしてもオープンしたいということで3回ほど内見をし、2週間朝・昼・晩と駅からの人の流れを確認しているお客さまがいました。元々飲食店舗を開発しており、独立して経営者兼マスターになった方で、前職の経験が生きてて、さらに絶対に成功する人だなと実感しました。
飲食店舗の場合は大通りの路面店舗であるかを一番に気にされます。もちろん家賃とロケーションも重視される方は多かったです。新築店舗の場合を除きますが、中古店舗の場合は以前に借りていた方の退去理由や営業状況がどのような状況だったか等の調査を希望されます。
<調査概要>
■調査対象
貸店舗(飲食店・飲食店以外)を仲介したことがある全国のアットホーム加盟店
■有効回答数
貸店舗(飲食店)を仲介したことがある全国のアットホーム加盟店:511サンプル
貸店舗(飲食店以外)を仲介したことがある全国のアットホーム加盟店:593サンプル
■調査主体
アットホーム株式会社
■調査方法
インターネットによるアンケート調査
■調査期間
2023年9月6日(水)~9月13日(水)
<調査結果について>
アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。この他に「Z世代の住まい観」や住まいを探す上でどこまで妥協できるかを聞いた「妥協ライン」、「住まい探しで見落としがちな物件情報ランキング」など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。
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