ホットリンクグループのNonagon Capital、DeFiへの約400万米ドル(6億円)投資を完了し、本格的な運用フェーズへ移行

ホットリンク

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役グループCEO:檜野安弘、以下ホットリンク)は、当社グループの合同会社Nonagon Capital(本拠地:米国サンフランシスコ・ベイエリア、代表職務執行者:岡本和士)が、ステーブルコイン「USDe」を活用したDeFi運用において、当初計画していた総額約400万米ドル(約6億円、※1ドル=150円換算)の投資を全額完了したことをお知らせします。

これは、10月8日に発表した初回投資に続くものであり、Nonagon CapitalのDeFi運用は立ち上げ段階から本格運用フェーズへ正式に移行しました。


1.ステーブルコインによるDeFi運用を採用した狙い

企業が暗号資産を保有・運用する際、価格変動の影響は依然として大きなリスクとされています。特に暗号資産市場の動向は株価にも連動しやすく、財務戦略として慎重な対応が求められます。

近年、米国や国内においては、DAT(Digital Asset Treasury)戦略を通じて暗号資産の保有・活用を進める上場企業が登場し、新たな財務戦略の事例として注目されてきました。

一方で、市場環境や規制の変化によって暗号資産価格が調整局面を迎えるケースもあり、その影響をどのように最小化するかが企業にとっての大きなテーマとなっています。

また、DAT戦略を実行するためには、一定数量以上の暗号資産を持つ必要があります。そのために資金調達が必要な場合もあります。しかしながら、追加の資金調達が難航するケースも増えてきており、暗号資産を企業の資産として保有するハードルが相対的に高くなっています。

当社では数年にわたり、企業としてのDeFi運用を無理なく行う方法を模索してまいりました。その結果、価値が安定するように設計され、国内外で規制が整いつつあるステーブルコインを活用することが、企業財務の安定性を保ちながらDeFi領域へ企業が参入する上での一つの最適解であるとの結論に達し、本運用を開始しました。

現時点ではEthenaを運用先としておりますが、今後も運用先の選定を継続して行います。海外では、リスクを抑えつつ高い利回りを期待できるDeFiプロジェクトとしてMorphoやGuntletなどが注目されています。また、さらに高い利回りを求めて初期段階のDeFiプロジェクトへの流動性の提供も検討しております。


2.今後について

第二次トランプ政権の誕生以降、ステーブルコインを取り巻く状況は急速に変化しています。規制が整備されつつあることと、技術の向上によりステーブルコインを利用するにあたっての手数料(ガス代)や取引完了までの時間が短縮されるなど、企業が活用しやすい環境が整いつつあります。

大手金融機関やスタートアップによるステーブルコイン発行に向けた動きや、決済領域での企業による活用支援も進み、ステーブルコインが利用される場面は今後増えていくと見込まれています。

こうした市場環境の変化の中で、企業としてステーブルコインを活用したDeFi運用を公開している事業者は限られており、本運用から得られる知見は大きな価値を持つと考えています。当社は得られた知見を、投資事業・コミュニティ事業・バリデーター事業など既存の事業領域へ展開し、Web3技術の社会実装に引き続き貢献してまいります。


3.関連情報

・ホットリンクグループのNonagon Capital、ステーブルコインを財務戦略に位置付け、DeFi運用を開始(2025年10月8日公開)
https://www.hottolink.co.jp/info/20251008_119713/

・株主の皆様へ|Web3関連事業の事業戦略について
https://www.hottolink.co.jp/ir/shareholder-info-02/


合同会社Nonagon Capitalについて

合同会社Nonagon Capital

Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアに主な拠点を置く、ブロックチェーンのプロジェクトに投資を行うベンチャーファンドです。世界中の最前線のプレイヤーとのネットワークを持っており、北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐブリッジの機能を付加価値として、世界中のインフラストラクチャー、DeFi、DAO、エンターテイメント関連のプロジェクトのシード・ステージを中心に投資を行っています。「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションに、バリデーターやエンタープライズ向けのコミュニティ事業も推進しており、今後もブロックチェーン領域における投資活動と事業活動を積極的に行って参ります。

代表者:代表職務執行者 岡本和士
公式サイト:https://www.nonagon.xyz/
Nonagon Capital ご紹介資料:https://drive.google.com/drive/folders/1bGibM0iJEoaMjeNLc_RwNWd9xSJgdjy_?usp=sharing

株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証グロース)

日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。

設立日:2000年6月26日

代表者:代表取締役グループCEO 檜野 安弘

本社所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階

事業内容:SNSマーケティング支援

URL:https://www.hottolink.co.jp/

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会社概要

株式会社ホットリンク

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URL
http://www.hottolink.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
電話番号
03-6261-6930
代表者名
檜野安弘
上場
東証グロース
資本金
1億円
設立
2000年06月