アストラゼネカ、2022年上半期業績
~好調な売上と研究開発の成功が、パイプラインと新製品上市へのさらなる投資を可能に~
7月29日にアストラゼネカ英国本社が発表しました、2022年上半期業績発表プレスリリース( https://www.astrazeneca.com/content/dam/az/PDF/2022/h1-2022/H1-2022-results-announcement.pdf )のハイライト(抜粋)の日本語訳です。発表の内容および解釈については英語本社発表版が優先します。
売上高およびEPSサマリー
2022年上半期業績(CERベース伸び率およびコメント)
前回の業績から達成した主なマイルストーン
最高経営責任者(CEO)パスカル・ソリオのコメント
「アストラゼネカは、2022年上半期の財務が好調で、パイプラインにすばらしい進展がありました。乳がんに対するエンハーツ、心不全に対するフォシーガ、視神経脊髄炎スペクトラム障害に対するユルトミリスなど、いくつかの医薬品で医療現場を変えるようなデータを発表しました。
COVID-19 に対する取り組みも大きく前進しています。バキスゼブリアは供給を開始した最初の年に600万人以上の命を救ったと推定され、Evusheldは何十万人もの免疫不全の人々を保護し、日常生活に戻ることを可能にしています。Evusheldは新たな変異株に対する活性を継続的に実証しています。
当社の基礎事業の継続的な業績とCOVID-19医薬品の貢献を考慮し、当社は2022年の収益ガイダンスを更新しています。これにより、患者さんに利益をもたらし、当社の長期的で持続可能な成長を促進することができる、エキサイティングな数多くのパイプラインへの研究開発投資を増加することができました。今年から来年にかけて、いくつかの重要な後期臨床試験結果を発表することを楽しみにしています」。
業績発表の和文サマリー全文は、下記URLからご覧いただけます。
https://www.astrazeneca.co.jp/content/dam/az-jp/about-us/investors/document/2022first-half.pdf
売上高およびEPSサマリー
2022年上半期業績(CERベース伸び率およびコメント)
- 総売上高は、全疾患領域における成長とアレクシオンの医薬品が加わったことにより、48%増の221億6,100万ドル。
- オンコロジー領域のマイルストーン収入を含む総売上高は22%増5。オンコロジー領域の製品売上高は18%増。R&I6領域の総売上高は3%増、CVRM7領域は19%増8、希少疾患領域は10%増8、一時的な価格調整を除く希少疾患領域の総売上高は8%増。
- コア売上総利益率は81%。第2四半期は為替変動とCOVID-19の医薬品契約の段階的変更の恩恵を受けた。
- コア営業利益率は33%。アレクシオン医薬品の追加、業界をリードする中長期的な成長を構築するための新製品の上市およびパイプラインへの継続的な投資を反映し、コア総営業費用は33%増。
- コアEPSは3.61ドル、第2四半期はコア税率15%の恩恵を受けた。2022年度の予想コア税率は引き続き18~22%。
- 2021年度に発表したとおり、2022年度に普通株式を2.90ドルに引き上げるという取締役会の意向を反映し、普通株式1株当たり0.93ドル(76.4ペンス、9.49クローネ)の中間配当金を発表。
- 2022年度の総収益ガイダンス(CER)は、COVID-19医薬品の見通しが更新され、事業全体が引き続き好調であるため、パイプラインへのさらなる投資が可能となり増加した。2022年下半期のその他の営業利益が2022年上半期と同程度になると予想されるため、EPSガイダンスに変更はない。
前回の業績から達成した主なマイルストーン
- 主要データの公表: HFpEF9におけるフォシーガ(DELIVER)、早期NSCLC10におけるイミフィンジ(AEGEAN)、ATTRv-PN11におけるeplontersen(NEURO-TTRansform)、NMOSD12におけるユルトミリス(CHAMPION-NMOSD)でポジティブなリードアウト。HER213低発現乳がんを対象としたエンハーツ(DESTINY-Breast04)試験の全結果をASCOで発表。
- 主な承認: HER2陽性乳がんに対するエンハーツ(DESTINY-Breast03)が米国および欧州で承認。重症喘息に対するTezspire(NAVIGATOR)、早期乳がんに対するリムパーザ14(OlympiA)およびgMG15(CHAMPION-MG)におけるユルトミリスが欧州でCHMP16より肯定的な見解。
- その他の主なマイルストーン: イミフィンジの胆道がん(TOPAZ-1)、エンハーツのHER2低発現転移性乳がん(DESTINY-Breast04)に対する米国での優先審査、NF1-PN17のコセルゴに対する中国での優先審査。
最高経営責任者(CEO)パスカル・ソリオのコメント
「アストラゼネカは、2022年上半期の財務が好調で、パイプラインにすばらしい進展がありました。乳がんに対するエンハーツ、心不全に対するフォシーガ、視神経脊髄炎スペクトラム障害に対するユルトミリスなど、いくつかの医薬品で医療現場を変えるようなデータを発表しました。
COVID-19 に対する取り組みも大きく前進しています。バキスゼブリアは供給を開始した最初の年に600万人以上の命を救ったと推定され、Evusheldは何十万人もの免疫不全の人々を保護し、日常生活に戻ることを可能にしています。Evusheldは新たな変異株に対する活性を継続的に実証しています。
当社の基礎事業の継続的な業績とCOVID-19医薬品の貢献を考慮し、当社は2022年の収益ガイダンスを更新しています。これにより、患者さんに利益をもたらし、当社の長期的で持続可能な成長を促進することができる、エキサイティングな数多くのパイプラインへの研究開発投資を増加することができました。今年から来年にかけて、いくつかの重要な後期臨床試験結果を発表することを楽しみにしています」。
業績発表の和文サマリー全文は、下記URLからご覧いただけます。
https://www.astrazeneca.co.jp/content/dam/az-jp/about-us/investors/document/2022first-half.pdf
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