ヘラルボニー初開催!専門家が監修、感性を育む小学生向けアートサマースクール in 岩手・盛岡(8/18〜21 親子30組限定)
アート・教育の第一線で活躍する専門家が子どもたちの感性を呼び覚ます。親子で学ぶ、3泊4日の特別な少人数制サマースクールを開催

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、2025年8月18日(月)より3泊4日の日程で小学生親子向け教育プログラム『ヘラルボニーサマースクール』を岩手・盛岡にて初開催します。対象は小学3年生〜6年生の児童とその保護者。アートや造形体験、探究型ワークショップなどを通して、子どもたちが「ちがい」に触れ、感じ、対話する時間を大切にした内容となっています。
本プログラムは、アート・教育の第一線で活躍する専門家とともに子どもたちの感性を呼び覚ます、親子30組限定の少人数制サマースクールです。企画・監修には、金沢21世紀美術館で長年キュレーターを務め、現在はHERALBONYの最高芸術責任者(CAO)を務める黒澤浩美氏と、水戸芸術館で市民向け教育事業を牽引してきた森山純子氏が携わり、特別な学びの場を提供します。
世界を見る目が変わる、親子で過ごす3泊4日
近年注目されているニューロダイバーシティ教育やインクルーシブな学びのあり方を取り入れながら、多様性を「正解」ではなく「感性」として受けとめる、そんな力を子どもたちが自然と育んでいけるような構成です。アートとの出会いを通して、自分とは異なる他者へのリスペクトや、世界を見る新しい視点を手に入れる機会になるよう構成されています。
ヘラルボニーの始まりの地である岩手から、「誰もが学べる場所」を創り出していくことによって、親子で参加できるこのサマースクールが、次世代のリーダーを育むきっかけとなることを目指しています。
開催概要

▼概要
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タイトル:HERALBONY SUMMER SCHOOL 2025 in IWATE MORIOKA
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日程:2025年8月18日(月)~8月21日(木)
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実施場所:岩手県盛岡市周辺
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対象:小学3年生〜6年生のお子さまとその保護者(原則:1組2名)
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最少催行組数・人員:親子20組40名(大人1名・子ども1名)
▼料金・含まれる内容
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料金:1組75万円(税込)〜79万円(税込)※ご希望の宿泊部屋タイプにより変動いたします。
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料金に含まれるもの:
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3泊分の宿泊費
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食事(朝3回・昼2回・夕3回)
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ワークショップ参加費および材料費
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保険料 ほか
※現地集合・解散となります。
※交通費は含まれておりませんので、各自ご負担をお願いいたします。
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▼お申し込み・詳細情報
7月11日(金)からの正式募集開始に先立ち、関心のある方を対象とした「事前登録フォーム」をご案内しております。事前登録いただいた方には、優先的にお申し込み開始のご案内を差し上げます。
プログラム内容
子どもたちの感性を呼び覚ます、さまざまなワークショップをご用意。この場所に集う仲間たちと呼応しながら、未知の扉を開いていく3泊4日です。
※下記プログラムは例であり、今後変更の可能性があります。
※以下プログラム画像はイメージです。

<いろ や かたち を楽しもう>
はじめてでもすぐに体験できるシルクスクリーンプリントのコラージュや、セロハン等を使った「光の箱」づくり、ミシンで盛岡の葉っぱを縫うワークショップなど、自分の手で様々な造形を生み出す体験を行います。※「ミシンで盛岡の葉っぱを縫う」は定員10名、「光の箱」は定員20名の申込制となります。

<身近な素材で今までになかったものを作ろう>
ワクワクする空間でみんなでつくる体験型アートプログラムです。ぬいぐるみの洋服や巨大なカラフルバルーンを制作したりと、完成した作品と一緒に遊んだり、写真を撮ったり、最高の思い出を作りましょう。

<体をうごかす 音であそぶ>
子どもたちが自分自身のカラダと向き合い、音楽に合わせて心地よい動きを楽しむ「カラダ・ヨロコブ」や、即興演奏を楽しむ「The 即興!」を開催。型にはまらない身体体験を促します。

<子どもの 強みを かんがえる>
期間中に実施するアンケートの回答結果をもとに、子どもたち一人ひとりの「強み」を分析。日々の子育てのヒントとしてご活用いただける個別レポートをご提供します。※アンケートは任意です。
次世代育成支援サービス「Ipsum(イプソマ)」は株式会社パナソニックが企画・株式会社Relicが運営するサービスで専門家の知見とパナソニック独自の解析技術を活用したプログラムです。

<宿泊>
期間中はヘラルボニーがアートプロデュースを手掛ける「HOTEL MAZARIUM」に滞在いただきます。
プログラム概要(予定)
ヘラルボニーサマースクールでは、アート・音楽・身体表現など、五感を刺激する多彩なワークショップをご用意。子どもたちが「ちがい」や「表現」に触れ、自由に感じて、動いて、創造する3泊4日です。以下は主なスケジュール(予定)です。
<DAY1|“まざる”から始まる一日>
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集合・オリエンテーション @HOTEL MAZARIUM(まざる、うむ、はじまりのホテル)
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【盛岡手芸部】ワークショップ「Bonjour ADADA!」
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【セレノグラフィカ】ダンスワークショップ「カラダ・ヨロコブ」
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チェックイン・自由行動
<DAY2|音と出会い、表現がひろがる>
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朝食(各自)
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集合・オリエンテーション
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【Team Liaison】音楽ワークショップ「The即興!おはようの音楽」@MAZARIUM ラウンジ
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【塩川 岳】ワークショップ「岩手の鬼のカラフルな枕をつくろう」
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昼食
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【BoB ho-ho】ワークショップ「プリントコラージュ」@KITENE
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【Team Liaison】音楽ワークショップ「The即興!夕焼けの音楽」
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自由行動
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【大人の会(山下 完和/森山 純子/ホシノマサハル)】保護者向けワークショップ
<DAY3|光とアートの冒険へ>
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朝食(各自)
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集合・オリエンテーション
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【Team Liaison】音楽ワークショップ「The!即興」@おでってホール
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昼食
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【徳本 萌子】ワークショップ「ミシンで盛岡の葉っぱを縫う」@盛岡 BASE STATION
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【松村 泰三】ワークショップ「光の箱」
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作品展示 @ISAI PARK
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自由行動
<DAY4|それぞれの“感じたこと”を胸に>
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朝食(各自)
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解散式
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自由行動
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チェックアウト
※プログラム内容・時間は変更となる場合がございます。最新情報は公式サイトをご確認ください。
企画監修

黒澤 浩美/Hiromi Kurosawa
ヘラルボニー 最高芸術責任者 CAO(Chief Art Officer)
ボストン大学卒業後、水戸芸術館や草月美術館を経て、2003年より金沢21世紀美術館建設準備室に参加し、開館後は約20年間キュレーターを務める。建築やコミッションワークの企画設置、国内外の現代美術作家による展覧会を多数企画し「オラファー・エリアソン」「ス・ドホ」などを紹介。ミュージアム・コレクションの選定や教育普及プログラムの企画にも注力。2011年City Net Asia(ソウル)、2017年OpenArt(スウェーデン)などで総合キュレーターを歴任。2022年7月よりヘラルボニーの企画アドバイザーとして参画し、2025年4月より新設ポジションCAO(Chief Art Officer)に就任。

森山 純子/Junko Moriyama
水戸芸術館現代美術センター 教育プログラムコーディネーター
1990年の水戸芸術館の開館時より教育事業に携わる。美術館を訪れ、関わる一人ひとりの表現や対話、活動がその人の自由や尊厳につながると考える。「高校生ウィーク」「視覚に障害がある人との鑑賞ツアーsession!」など、多様なコミュニティに向けたプログラムを、多くの市民、ボランティアとともに数多く実施している。
講師陣
全国から心と体を動かす体験のプロたちが集結し、子どもたちの感性を刺激する個性豊かな講師陣がそろいました。

セレノグラフィカ
関西を拠点に幅広く活動を展開する男女二人組のダンスカンパニー。多様な解釈を誘発する不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。「身体と心に届くダンス」をモットーに、教育機関への 800 を超えるアウトリーチ、全国各地でワークショップに多数取り組み、地域の劇場との協働事業や他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを通して、身体感覚の覚醒と幸福感の関係を追究。
(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。http://selenographica.net/

Team Liaison
演奏と公演企画を手がける音楽団体。邦人作曲家作品の初演や多ジャンルの音楽教育、地域文化の発展に取り組む。2022年は15公演を開催。音楽や芸術を通して「人・文化・未来」をつなぐことを理念とし、多様な演奏家や音楽家との持続的な文化芸術活動を推進している。

BOB ho-ho(ボブ ホーホー)
浜松を拠点に活動するグラフィックデザイナーと摺師によるワークショップユニット。シルクスクリーンを中心に、グラフィック・プリンティング・木工など多彩な手法を用いて作品や体験を創出する。素材ラブゆえに多方向な視点を持ち、可能性のあるプリント「Printable」である状態をつくりだす。

塩川 岳(Yattemiru)
アートコミュニケーションYATTEMIRU主宰。美術館や文化施設をはじめ、学校・商業施設・福祉施設・企業などにおける協働性のあるアートワークショップや、ダイナミックな空間をみんなでつくる体験型アートプログラム、参加型アートを全国で展開している。

德本 萌子
「移動する植物とミシン」をテーマに活動するアーティスト。植物の葉をミシンで縫い込み、土に還るはずの植物の葉を“残す”ことで、時間や人との関係性を記録を越え記憶する作品を制作。近年は、自身の移動する制作スタイルを重ね合わせ、「渡り鳥」をテーマにした作品にも取り組む。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。

松村 泰三
東北芸術工科大学教授。「視ること/認識すること」をテーマに作品を制作。光にかざすと模様が変化する「光の箱」など、多様なアートワークショップを考案し全国で展開。現代日本美術展大賞、ロレアル色の科学と芸術展金賞受賞など受賞多数。1992年セビリア万博日本館での招待出品など国際的にも活躍。
トークライブ「大人になるまでに」
2日目の夜には、「大人になるまでに」をテーマにしたトークライブを開催。
誰もが心地よく、楽しく過ごせる環境づくりを実践しているゲストを迎え、子どもたちが育つ社会や環境について、変化する時代の中で何が大切かをともに考えます。
登壇者:
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モデレーター|黒澤 浩美(株式会社ヘラルボニー 最高芸術責任者/CAO)
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森山 純子(水戸芸術館現代美術センター 教育プログラムコーディネーター)
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ホシノ マサハル(アートディレクター/BoB ho-ho)

ゲスト:山下 完和/Masato Yamashita
1967年生まれ。障がい者無認可作業所「やまなみ工房」施設長。1989年より支援員として勤務後、1990年に「アトリエころぼっくる」を設立。互いの信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きることを目的に様々な表現活動に取り組む。2008年より施設長に就任。
<STAFF>
プランナー:長尾 綾乃(ヘラルボニー)
プロジェクトマネージャー:M.C.BOO(ヘラルボニー)
ビジネスプロデューサー:國分 さとみ、田村 渓一郎(ヘラルボニー)
アートディレクター:岸 大輔
デザイナー:曽根 美絵
Webサイト制作:林 輝(ヘラルボニー)
アートディレクター:小玉 千陽(ium inc.)
デザイナー:望月 良輔(ium inc.)
制作:株式会社エグゼク インターナショナル
【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
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